GoogleAnalyticsの設定 #1 「WEBサイトを計測することの意味」

2015/02/26

GoogleAnalytics 学習 特集

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ブログを書いている人だけではなく、WEBサイトを公開している人のほとんどが使うべきサービスの「GoogleAnalytics」ですが、たまに知らない人がいるので、説明と使い方をメモっておきます。

Web解析ってなに?

WEBサイトを公開していると、それは町中の電信柱に広告チラシを貼っていて、誰でも見ることが可能な状態ですが、誰がどのくらい見たかという事を公開している人は把握する必要があります。 たまに、「公開しているが、どのくらいの人が見に来ているかわからない。」という人もいて、これは非常に危険な状態という事を認識するべきなんですね。 何が危険かというと、最近流行りのWEB攻撃(DDOSなどが有名です)などを直撃した時に、サイト主が全く把握できないという事になります。 また、ウィルスなどでWEBサイトが攻撃されて、いわゆる「踏み台」状態になってしまったら最悪です。 別サイトへの攻撃サーバーになってしまいますからね。 なので、WEBの解析は公開している人の義務だと思ってください。 上記のような場合は、解析というよりも、「監視」という事を重点的にやらなければいけないんですが、事象が発覚した後ででも、なんでそうなったかを確認できる方法を少しでもとっておきましょうという事です。

「GoogleAnalytics」とは?

http://www.google.com/intl/ja/analytics/ このサービスは、かなり昔から存在していて、ホームページに何人の人が見に来ていて、どういうページを見て、買物ページであれば、買ってくれた人はどのくらいいるのか・・・などをデータ取得して、解析して、わかりやすくグラフレポートしてくれる、機能なんです。 しかも無料。

広告収入モデル

よく、この機能を無料で提供できる意味がわからない人がいますが、これはめちゃくちゃ巧妙なGoogle社の戦略なのです。 Google社のもっとも収益の高いものは、「広告収入」です。 検索している人に、「他にも便利なこんな商品」などを検索結果に出すことにより、商品購買を促し、企業に収益をもたらしているので、 今のインターネットの普及率と、検索の頻度を考えると、テレビCMを超えていてもおかしくないのではないでしょうか? しかも、テレビCMのように、動画を流すことも可能だし、この収益は電通を見ると莫大な事がよくわかります。

タダ戦略

そんなGoogleの戦略のもう一つに、「GoogleAnalyticsをただでばらまく」というものがあります。 それは、Googleの広告はGoogleの検索ページに来てくれた人しか見せられないし、来てくれた人でしかトラッキングできない。 Googleとしては、このトラッキング情報があれば、他のWEBサイトで、誰がどんなページを見て、どういう行動をしているかというデータを取得できれば、より広告配信が正確に行えるという事です。 さらに「AdSense」という、他のページでも広告を出すサービスも展開していて、もはや、世の中のインターネットは、Googleに支配されまくっているのです。 でも、これは、戦略と言っても何も悪いことはなく、いかにGoogleのビジネスモデルがしっかりしているかを考えると、「頭いいなあ〜」と思わずにはいられませんよね。

自分のサイトを計測する意味

正直、Googleの戦略にのるのもシャクなのだが、無料で使えるものは便利に使って、自分のサイトを計測していない人は、是非、タグを貼るだけなので計測しておきましょう。 計測でおもしろいのは、集客トレンドを見ていくことになるんですが、その増減について、ある時から爆発的に増えたり、ある時は落ち込んだり、よほど個人公開で、閉ざされたサイトで無い限りは、日々の流入の増減におもしろさを感じるでしょう。 これが、ECサイトであれば、売上に直結することは言うまでもないです。 ほかにも、広告収入を狙うサイトなどでは、いかにこれを伸ばすかが、ポイントですね。 この面白さが感じられるようになれば、きっと公開しているWEBサイトも、素晴らしく変化することでしょう。

次回予告

次回からは、実際にGoogleAnalyticsの設定を行って、サイトを簡単に計測してしまおうと思います。

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