会社の上層部と上手く折り合わない話

2015/02/06

コミュニケーション ビジネス

t f B! P L
会社内で、営業部と開発部がある会社は、大体同じような悩みを抱えている。 営業は、明確なインセンティブがあるが、開発はあやふやなルールしかない。 開発の言うことは、社内で、絶対になり、営業では意見を覆すことはできない。 少し今日は愚痴ります。

製造と販売の違い

タイプの違う部署で折り合いを付けるという事が難しいのである。 でも、共に、仲のいいメンバー同士であれば、さほど問題にもなってないようだ。 要するに、ここでも、コミュロスご発生しているだけなのだ。

問題はどこにあるのか?

ここからは、開発部所内で、本日、実際に話し合われた内容で、個人的に感じた問題だが、 まず、開発部所内の役職者が集まり、社内インセンティブについて、方向性を議論していた。 構成は、会社の上層部の役員と、各部者のマネージャーである。 僕はマネージャーの立場で、参加していたのだが、この場は上層部役員の、独壇場であった。 やはり、あやふやなルール提示があり、結果しめてみると、メンバーからの不満が出そうな内容だったので、議論しようと思い、意見したところ、 「今現在、インセンティブが取れている部員がいないので、緩めたルールで、閉めるときに、役職者で、会議を開き、議論したのでいい」 の一点張りだった。

インセンティブは、そもそも必要か?

明確なルールが無いのであれば、開発者は、何を目指して、頑張ればいいか、分からないと思うので、この点は、確実にしておきたいと思ったのだが、 おこづかいのようなインセンティブなら、無い方がましである。 どうせなら、ミニ宝くじぐらいの、旨味があるのならいざ知らず、数千円程度なら、きっと、事務局の手間が増えるだけで、不満だらけになるだろう。

本当に欲しいインセンティブ

実際にメンバーに話を聞いたわけではないが、開発員は、自分の作ったもので、報われたいに違いない。 それで、報酬が入るのであれば、やぶさかではないが、まずは、金ではなく、やりがいなのだ。 上層部は、これを理解しないと、後でとんでもない目にあうだろう。

僕の提案

インセンティブの話が終わり、その他の議論の際に、今、会社の次の商品の話になり、トップも含め、上層部役員連中は、アイデアはあるが、確信が持てない、ふんわりとした、開発ロードマップを話し始めた。 今現在は、webページにおける、シングルアプリを主体として、 Adやデータレポートを主力にしているが、今後は、クロスマーケティングとして、SNS、メール、アプリ、ビーコン、ポータル、など、IT関連媒体との連携をいかに簡易にするかという、展望を話し始めた。 大体は、納得でき、僕の意見は、アプリ事業の拡大だった。 自社でのアプリ実績がほぼ無い現在では、他社から、かなり出遅れている傾向があり、開発工数の少ないアイデアレベルのアプリを近いうちに数出して、 自社商材とのクロス設計を試みる方が、確率論と、スピードで、優位に立つことができるのではないか? また、アプリは、まだまだ世の中的にも主力が続くので、ここで柱を作る努力をしておいたほうがいい。

役員の意外な反応

これに対して、基本、否定的な役員の意見は、 「自社商品としては、アプリ展望は、うちらしくない。」 との事。 まあ、予想していたが、正直、この会社の上限値が見えた気がした。

予想外の出来事

その会議は、そのまま終わり、一時間後に、次の会議があった。 その会議も、例の役員と、僕は、出席していて、社内で売上の立っていない、アプリ事業部のミーティングであった。 前半、報告が終わり、後半に、その役員から信じられない言葉が出た。 「アプリで、工数のかからないモノを、どんどん作っていきたい」 さすがにビビった! さっき、僕が力説した事を、僕の目の前で、自分のアイデアかのように言い放つなんて、ビックリして、しばらく、見つめてたと思う。

社員の考え

会議の終わりに、どーでもよくなって、この会社で、アプリの知恵を吸い取られる前に、自分で会社でも立ち上げようと、心に誓ったのであった。

人気の投稿

このブログを検索

ごあいさつ

このWebサイトは、独自思考で我が道を行くユゲタの少し尖った思考のTechブログです。 毎日興味がどんどん切り替わるので、テーマはマルチになっています。 もしかしたらアイデアに困っている人の助けになるかもしれません。

ブログ アーカイブ