[Chart.js] X軸とY軸に表示されているラベルの文字列をカスタマイズする方法

2021/07/06

chart.js テクノロジー プログラミング

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eyecatch グラフをキレイに見せるコツは、ラベルの表示方法にあることに気がついた、ユゲタです。 グラフの「ラベル」というのは、縦横の値の目安になる値を表示しているアレです。 この画像の赤枠の箇所です。 Chart.jsでは、値がたくさんある場合に、適度に間引いてくれる機能や、長さが隣と干渉する場合に、 角度をナナメにして、文字の重なりを防いでくれる機能がデフォルトでついていますが、 自動的に判断されるため、思ったとおりにならない場合も多いでしょう。 あと、値に対してそれぞれ単位を付与したいという要望も多いため、 今回は、これらをセットしたサンプルを紹介してみたいと思います。 【お断り】 このブログ記事は、Chart.jsの標準的な使い方ができる人が対象です。 Char.jsの基本設定などは、本家サイトのサンプルなどで使える人を対象にしていますので、下記リンクから環境を作ってから本ページを参照ください。 Chart.js

サンプルコード

(function(){ function MAIN(){ this.colors = [ "rgba(255,0,0,0.5)", "rgba(0,255,0,0.5)", "rgba(0,0,255,0.5)", "rgba(255,128,0,0.5)", "rgba(0,255,255,0.5)", "rgba(0,0,0,0.5)", "rgba(255,0,255,0.5)" ]; this.view_chart_1(); } MAIN.prototype.view_chart_1 = function(){ let canvas_1 = document.getElementById("graph_1"); if(canvas_1){ let col_num = 4; let data_count = 50; // setting let ctx = canvas_1.getContext('2d'); let labels = []; for(let i=1; i<=data_count; i++){ labels.push(i); } let datas = []; for(let i=0; i<labels.length; i++){ datas.push(Math.floor(Math.random() * 10000)); } let datasets = [ { data : datas, borderColor : this.colors[col_num], backgroundColor : this.colors[col_num], label : "graph-2" } ]; let options = { responsive: true, tooltips : { intersect : false, mode: 'index', axis: 'x' }, scales: { x : { scaleLabel: { display: true, labelString: "年後" }, ticks : { callback: function(tick) { return tick.toString() + '年'; } } }, y : { scaleLabel: { display: true, labelString: "万円" }, ticks : { callback: function(tick) { return '¥' + tick.toString(); } } } } }; // view this.chart_1 = new Chart(ctx, { type : "line", data : { labels : labels, datasets : datasets }, options : options, plugins: [{ beforeDraw : this.chart_plugin.bind(this) }] }); } }; MAIN.prototype.chart_plugin = function(target){ let ctx = target.ctx; var x = this.chart_1.tooltip.caretX; var topY = this.chart_1.chartArea.top; var bottomY = this.chart_1.chartArea.bottom; ctx.save(); ctx.beginPath(); ctx.moveTo(x, topY); ctx.lineTo(x, bottomY); ctx.lineWidth = 2.0; ctx.strokeStyle = 'red'; ctx.stroke(); ctx.restore(); }; switch(document.readyState){ case "complete" : new MAIN();break; default : window.addEventListener("load" , function(){new MAIN()});break; } })()

解説

カスタマイズポイントは、以下の2つになります。
1、ラベルに単位をつけて表示する。 2、ラベル横に「ラベルの見出し」を表示する。

1、ラベルに単位をつけて表示する。

基本的には、datassetの値(数値)が表示されるのがデフォルトですが、単位をつけることで、何のグラフを表現しているのか、非常にわかりやすくなります。 そのために必要なセットは、optionsの中に「scales」をセットし、その中に「x」と「y」のラベルの設定ができるようになります。 単位を文字列で追加するには、さらにその中に「ticks」を追加してそのcallback属性に、 callback: function(tick) { return tick.toString() + '単位'; } とすることで、追加された文字列として、表示されます。 正直この機能ってデフォルトにしてくれてもいい感じがするけど、とりあえず、これで問題なく表示できます。

2、ラベル横に「ラベルの見出し」を表示する。

ラベルは、単位よりも簡単で、「options/scales/(x,y)/」の中に、 scaleLabel: { display: true, labelString: "文字列" }, とすることで、文字列をX軸、Y軸それぞれに表示させることができます。 とりあえず、今回は、簡単でしたが、比較的要望の多いカスタマイズの紹介でした。

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