[Vagrant] 開発環境を作るためにVagrantを15分で覚えてみる

2015年4月8日

Tool サーバー 学習

WEBエンジニアにとって、サーバーの仮想環境というのは、当たり前で且つ、必須な領域になってるようです。 サーバーにおいて、モジュールの脆弱性が次々と見つかり、カーネルも含めて2014年はアップデートのオンパレードでした。 こんな中、PHPもバージョンが一気に7まで上がるという恐怖もあり、今後の開発環境は、サーバーや人に頼っててはいけないと思い、一念発起をして、ローカル環境で、柔軟かつ本番安定的な環境を構築するために、vagrantを導入する事にした。

環境の前提

クライアント端末:Mac OS X (yosemite)

初期インストール

Virtual Box

https://www.virtualbox.org/ とりあえず、最新版をDLしてインストール

Vagrant

https://docs.vagrantup.com/v2/ こちらも、DLしてインストールするだけです。

vagrant初期設定

Vagrantはboxというインスタンスが1つのOSで扱われます。 基本のboxダウンロードは以下のURLで行えるので、参照してください。 また、自分でカスタマイズしたboxも新たなインスタンスとして 扱えて、他の人にも配布できるようになるのですが、今回は基本インストールまで行います。 http://www.vagrantbox.es/

boxのダウンロード

# CentOS6.5のダウンロード # vagrant box add [name] [url] $ vagrant box add centos65 https://github.com/2creatives/vagrant-centos/releases/download/v6.5.3/centos65-x86_64-20140116.box # ダウンロードされたboxの一覧を表示する $ vagrant box list # 削除してみる。(しなくてもいいけど) $ vagrant box remove

仮想環境の初期化からの起動

# 環境用にディレクトリの作成 $ mkdir VM_centos65 $ cd VM_centos65 # 初期化 $ vagrant init centos65 # 起動 $ vagrant up

仮想環境内の作業

# 仮想環境にログイン $ vagrant ssh # ログアウトする時(しなくていいです) $ exit # httpdのインストール vagrant ssh $ sudo yum -y install httpd vagrant ssh $ sudo chkconfig httpd on # macとhttpdのrootディレクトリの共有 vagrant ssh $ mv /var/www/http /var/www/http.bak vagrant ssh $ ln -sfn /vagrant /var/www/http

macから仮想環境にブラウザでアクセスする

$ vi Vagrantfile //下記行のコメントを削除する # config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10" config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10" //仮想OSの側から、共有ディレクトリの書き込みを許可するモードに変更する //※以下の行を追加する config.vm.synced_folder ".", "/vagrant", mount_options: ['dmode=777','fmode=755'] //上記だとPHPでファイルの上書きが出来ないので以下に変更(解決方法あるのか?) config.vm.synced_folder ".", "/vagrant", mount_options: ['dmode=777','fmode=777'] http://192.168.33.10/ これでアクセスできるようになるので、初めに作成した「VM_centos65」フォルダに 「index.html」を作成すると、表示されるはず。

開発環境のススメ

hostsを書き換えて、ドメインの設定をしてもいいし、 実サーバーの環境とモジュールバージョンを合わせておくことも重要です。 MAMPでの開発環境もいいですが、是非vagrantとvirtualboxでのテッパン環境を構築しよう。

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