AWSを使うデメリット

2015年4月28日

サーバー 日記

クラウドサーバーを使うメリットが一般にどんどん取り上げられていて、 サーバーを商売にしている会社で、クラウドと言っていない会社がないのではないかというぐらいの浸透率です。 大手IDCは軒並みクラウド提供サービスをしていて、AWSに追いつけ追い越せという意気込みを感じます。

AWSの巨大さ

大体、大手のクラウドサービスを触ってみましたが、どれもAWSの足元にも及ばないものばかりでした。 それは、国内サービスであるがゆえに、世界規模のアマゾンに太刀打ちできていない点が大きく、 サーバー自体が、本業でなく、ECという本業基盤を持っているアマゾンが、投資する金額との差も大きいと思われます。

AWSのメリット

サーバー端末という、ハードウェアを、全く意識しなくても大丈夫なクラウドサービスは、どのクラウドサービスでも同じメリットがあると思います。 会社内でwebツールやサービスを立ち上げる場合に、サーバー機器の問題はとても重要だが、ここのスキルホルダーがあまりいないという現実も大きいでしょう。 クラウドサービスであれば、社内に常駐しなくても、他の会社に、委託も可能です。 アマゾンでは、すでに色々なサービスも増えていて、かつてはRDBの管理はサーバー担当者泣かせというイメージしかなかったのですが、膨大なクラウド軍の落ちにくいサーバーをいとも簡単に構築できたり、 単価のとても安い、ストレージサーバーが、機器を購入せずに持てたり、 プログラマーが、数ヶ月かけて構築する、Notificationサービスを、簡易パネルと、APIプログラム連携で作成できるのも、とても魅力的です。

AWSのデメリット

その反面、デメリットも存在します。 SLAを明確に設けていないAWSは、年間の障害実績は、0ではありません。 2014年度では、4回の障害が発生していて、僕の知り合いの会社では、最大で4時間のサービス停止が発生したそうです。 その場合、別リージョンでの切り替え運用をアマゾンでは推奨していますが、AWS内でのDNSがダウンした場合などは、結構厳しいでしょうね。 インスタンスをコピーして便利に簡易に管理運用ができる点も、作業員からよく提案されますが、実機運用と比べても、工数のかかり具合は、さほど差がありませんでした。

金額面では?

AWSでは、帯域の使用量による従量課金の為、画像や動画の様なサービスを提供すれば、自分たちで実機運用した時と比べても、格段に高くなるでしょうが、 サービス開始時の、ミニマム帯域の時は、サーバー料金も1500から3000円ぐらいと、携帯電話の支払いよりも少なく済みます。 是非、損益分岐点を計算して、サーバーを切り替えて使う計画を立ててみては如何でしょうか?

僕の考え

その時々で変わるのですが、クラウドの一番の利点の「ユーザーアクセスに柔軟に対応できる」という事を考えて、フロントサーバーとキャッシュサーバーをアマゾン管理にして、データサーバーは、実機管理はするのがいいでしょうね。 バックアップローテーションや、ナイトバッチなど、実機管理の方が目に見えていい時も多いですから。 それだけであれば、国内のクラウドサービスでも、十分使える場合も多いので、うまく、クラウドを組み込んでより、堅牢な提供環境を構築する事が重要なんですね。