このボタンを押すとどうなるか分からない状況ってありますか?
駅のホームで、緊急停止ボタンや、エレベーターの緊急ボタン、何か分からない機械のよく分からないボタンなど、押すなと書いてあるので、押す奴などいないと思うが、押したい衝動にかられる人は少なくないようだ。
「押すな押すな」と言われると
間違っても、緊急ではない時に緊急ボタンを押す事はしてはいけないのだが、芸人魂が騒ぐ人がどうもいるようです。
小さい子が昆虫を踏みつけたりするのもある意味好奇心なのだが、良識が付いてくると、こうした行為は無くなるものです。
猫が猫じゃらしをひたすら追いかけるのと同じなのでしょうね。
人間は、学習能力が高いので、やるなと言われると、学習してやら無くなります。
失敗しないと学習できない人
人から言われて、素直に受け入れられなくて、自分で行動して、予想通り失敗して、始めて、やってはいけない事を理解する人もいます。
人から言われている時点で、「やめときゃいいのに」と思い、失敗を笑う人もいますが、必ずしもこうした人は、多くの人よりも劣っているとは、僕はどうしても思えません。
優越感と劣等感
「失敗を恐れない」というとカッコよく聞こえますが、失敗しないと理解できないのは、頭で後の事をシミュレーションできないという事なのだが、このレベルが実はその人の才能だと考えます。
失敗をする人を見て、優越感を覚える人は非常に多いと思われますが、失敗をして、劣等感を感じない人は、すごく少ないと思います。
人から失敗を笑われようものなら、必ず悔しい想いもするだろうし、逆に恨みを覚える事もあるでしょうが、
失敗してもそれを感じさせない人がいて、その失敗を元に成功するという人がいたら、すごく美談だと思いませんか?
失敗は成功までの途中過程
まず、「やってはいけない」という事に対して、やったらどうなるかという問いかけに、明確に、どうなるかが分かっている事があれば、それはやらなくても分かっているというレベルです。
では、「やったらどうなるか分からない」という事に対してやらない方が無難と考えるか、好奇心でやってみるかは、大きな差が生まれています。
この時点で、判断基準が180度違うわけですから、ある意味、分岐点ですね。
好奇心の先にあるもの
物事の真実を全て知る必要はないのですが、好奇心のない人は、人としての魅力がとても乏しくなります。
大人になってずっと好奇心を持っている人は、変人扱いされるか、天才と呼ばれる人が多いですよね。
この差は、誰もやらない事に好奇心を沸かして、その先に「成功するかどうか」です。
好奇心があって、その後成功するイメージが湧いているかどうかです。
そのイメージ通りに行く人はあまりおらず、大体の人が、偶然成功してしまったパターンです。
でも、天才と呼ばれる人は、この偶然が前人未到であるので、誰もこの偶然に対して意見ができず、さらにここから法則を見つける事が多いようです。
成功の法則は非常に重要で、後からその話を聞いた時に、信憑性が出ます。
まあ、後日談では何とでも言えますからね、
変人扱いを受け入れられるかがポイント
好奇心のままに行動をする事は、周囲の目を意識しているととてもできる事ではありません。
でも、この時点で、好奇心を実行できる人と差がついている事も理解しましょう。
彼らは、そんな事は考えないのです。
思うがままに動くのが、そちら側の人なのでしょう。
会社の部下がこういうタイプだったとしたら、上司や先輩である、あなたは、受け入れられますか?
そこに根拠も、理論も、ないはずですが、イメージだけはあると思うので、その点で判断してあげてください。
秀才は育つが天才は育たない
勉強して秀才は作れますが、天才というのは、その人自身の事なので、作る、育てるというのは、ほぼ皆無でしょうね。
親が子供を英才教育しても、子供がどう考えるかで全く結果は変わるのですが、やるだけ無駄という事はありません。
できる限りの努力は必ずしましょう。
よく、天才は環境が生むという風に言われますが、人から、良い悪いを言われて実践するのではなく、
誰も答えの持っていない事に好奇心を持って、自分でイメージしてトライしてみてはいかがでしょうか?
子供も人もそうした人の下であればいい環境だと思います。
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