テレビでタレントの年収がウハウハなのも、
Googleがあんなにでかい会社になったのも、
広告という分野において、ギャンブル性はあるけれど、
値付けが異常に高いが故に、値段に応じてのマージンが一定という業界の当たり前が、少し疑問に感じた。
広告の種類
テレビCM、新聞折込チラシ、街中や道路の看板、街頭で配布しているティッシュ、電車の吊革広告、とにかく、人目につけば、それは広告になり得るので、変わり種も沢山ある。
そして、Web広告である。
広告掲載会社が有利
出版周りは、今回は置いといて、Web広告の現状では、GoogleやYahooのサーチエンジンにおける、検索キーワード広告が、最上位だろう。
ただし、国内だけの事情です。
最近こそ、バズ、アフェリエイト、バイラル、ポータル、など、広告ジャンルが増えてきてるが、大体どれも値付けが同じ位の感じである。
値段感
実際には、ピンキリもあるが、業界水準というのがあり、
インプレッション、0.1円
クリック、100円
という感じです。
安く感じるかもしれませんが、実態は、インプレッションされたバナー広告がクリックされるのは、どの業界でも、一般的に0.1%らしいです。
そこから、コンバージョンする人は、多くても10%ぐらい。
すると、実際に計算してみると、Web広告で1000円の商品を10個、売るとすれば、確率論的に、
クリック、0.1%
コンバージョン、10%
とすると、インプレッション数の0.0001をかけた数が1コンバージョン。
数でいうと、10,000インプレッションで1コンバージョン。
なかなかの数字ですね。
僕のブログが一月に2000から3000ぐらいなので、4ヶ月に1個物が売れるわけですね。
さらに、
10個、コンバージョンが必要であれば、
100,000インプレッションという事になります。
金額で考えよう
10コンバージョンの時、
インプレッション課金は、0.1円なので、10,000円
クリック数は、100クリックなので、10,000円
合わせて20,000円になります。
原価を考える
仮に、3000円の商品を売っていた場合、
売り上げは30,000円、
これにかかる原価がポイントで、50%の原価率の場合は、利益が15,000円
完全に赤字ということになります。
考えるポイント
原価率を下げれば20,000て赤を出さないことも可能ですが、そもそも、広告費とトントンでは、利益が出ない。
仮に1000円ぐらいの利益が出たとしたら、20000円の広告投資で、1000円、まあ確かに悪くはない。
ちなみにこの時の広告を抜いた原価率は、30%です。
そもそもが博打
広告ビジネスは、そもそもが「当たるも当たらぬも八卦」という博打なのです。
確率論があるのは、実績を計算しただけなので、確実にその売り上げが上がるという補償は全くありません。
実際には、告知をして人目につかないと、そもそも商品を、買ってもらえる可能性もない。
という事で、テレビや新聞が媒体としての価値があるのは、非常に分かりやすい。
web媒体について
webにおいては、どうしてもサーチエンジン優位になっているのはyahooのせいだかおかげでしょうね。
未だに日本で三人に二人は、yahooを使っているらしいですからね。
確かに、ポータルとしてもしっかり運用しているので納得はできます。
成果報酬型
広告の中には、コンバージョンした数のパーセンテージが支払額という、良心的なのもあり、広告主が、絶対に赤にならないというサービスもあるが、これは、リスクがは少ない、または、無いと言うことで、その後の利益をむしり取られます。
どーすればいい?
広告は、集客として、赤でもやる価値ありと判断してやるのがベスト。
それにより、リピート客が増えるという、前向き戦略で行くのがいいでしょう。
ここで、利益を考えたら、正直がめついですわ。
なので、広告予算をしっかり立てて、それを超えない事が一番大事ですよね。
ただし、僕はエンジニアなので、広告掲載側を作るには...
という事を考えますが・・・
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