異時点間選択の心理学

2015/01/20

マインド 学習

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人間、欲と言うのは誰でも多かれ少なかれあるはずです。 「欲の無さそうは人」っていうのは、「無気質な人」という風にも聞こえる。 欲は深ければ深いほど、まわりの人と縁遠くなりがちです。 でも、欲を持つことは良いことなんですよ。

異時点間選択とは?

欲といえば、「金」が思い浮かぶので、これを例にして説明します。 異時点間選択というのは、 一時間ほど行った仕事の報酬で、
今すぐこの場で1000円もらう 。 一週間後に、1500円もらう。
という二択を与えると、すぐに1000円を選択する人が多いという心理学だそうです。 一週間待てば1.5倍の報酬がもらえるなんて、誰が考えてもそっちの方がオトクなのに、不思議だと思いませんか?

自分ならどうする?

算数の問題のように聞いただけでは、金額でしか判断できないが、 その境遇に自分を置いてみるとよくわかる。 1時間の仕事で時給1000円か1500円と聞けば、誰でも多い方が良いに決まってる。 でもこれに時間の概念が加わり、すぐにか、1週間後か。 という選択肢にはすぐにもらえる方がいいと誰しも思う。

ポイントは時間軸

一週間が1時間後だったら、この結果はどうなるかわからないが、1週間後となれば、仕事を終えた後で、飯でも食って帰ろうと思っていた人は、拍子抜けな感じがするので、すぐにもらいたい思いが勝つのだろう。 また、計算高い人なら、1時間で1000円なら、時給として決して安くないし、一週間あれば、この手の仕事を複数こなし、一週間後に得られる報酬は、何倍にもできると考えるだろう。

本当にオトクなのはどっち??

もちろんオトクなのは、一時間で1500円もの時給がもらえる事が、オトクに決まっている。 あくまで、人の心理として、選んでしまう落とし穴と言うことだが、クレジットカードなどは、同じ心理学を利用しているので、後で支払うので、今現在に高額な品物をかうのは罪悪感が生まれない。 分割払いなどは、もっとタチが悪い。 一回の額が下がっているが、手数料などで!割り増しになってるし! リボ払いなんて、さらにわけわからなくしてるが、どれだけ手数料を支払っているか計算してみると、恐ろしくなるはず。 会社のお給料も、月に一度という人の方が多いのではないかと思うが、この問いも同じ考えでいいと言うのが、僕の意見だ。 今、その金がないと困る状況は、よくあるかもしれないが、コマーシャルでよくきく、計画性を持って、という事が理解できる人が、こう言った、心理学で間違った選択をしない人なのでしょう。 余裕のある生活。できるといいですね。

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