とりあえず、企業が欲しがる人材と、エンジニアが望んでいる仕事の差を見つけてしまいました。
これは僕がエンジニアで、且つ、企業側の採用担当を行っている為、
「どちらの気持ちもよくわかる。そして、この差を埋めないといい結果が出ない」
と思っている事を書きためます。
エンジニアが望んでいる仕事とは?
ブラック企業でない会社で働きたい
SIerで、ほとほと疲れた
職場にいい感じの人がいる環境で働きたい
自分を高めてくれる尊敬できる人がいて欲しい
自分のスキルを向上させる環境で働きたい
とにかく、スキルを上げたい
自分が伸ばしたいスキル関連の作業場で働きたい
あまり嫌な仕事ばかりはやりたくない
(※スキルを持っている人は、)自分のスキルを十分に発揮できる職場で働きたい
自分で商品開発や企画の主役を行いたい
世間のエンジニアの金額相場が高くなってきているので、給料の高い会社で働きたい
給料は高いにこしたことはない
企業が欲しがる人材
会社に利益をもたらす事ができる人材を採用したい
開発側でも、プロフィットセンターの事を理解できる人材
多くの開発者は、仕様を与えないと何も自ら動き出さないので、提案力や行動力が優れた人材を採用したい
マネジメント、スペシャリストを目指してもらわないと困る
社内の人間とのコミュニケーションをいい感じに取れる人材を採用したい
とにかく話が下手な人や、声が小さい人を嫌う傾向がある
自社サービスと同じような事をやっていた会社に努めている人材を採用したい
ライバル社ならなお良し
逃げ出さない、投げ出さない人を採用したい
すぐ辞めると言う人に困った経験有り
頭のいい、ハイスペックな人材を採用したい
質問した内容に対する返答が的外れな人材は、頭がいいとは言えない。
※自分の考えていた返答と同じか、それを上回る返答しか受け付けない、「的外れ」は論外
賃金が、見合う人材を採用したい
賃金が見合う=価値観が合う。という風に見る経営者が多い。
※自分と合うかどうかも同じ理由
意欲のある人材を採用したい
目つきや目線、などという判断基準で見極めている場合が多い。
大きくかけ離れているところは?
エンジニアは自分のスキルと職場環境に向いている傾向があるが、企業は、社内配置のバランスと、その人から生み出す収益が見合うかどうか
これは本当によくある差で、企業は開発スキルが高く、社会人スキルが高い、意欲的な人材を欲しがるが、まずそんなエンジニアはほぼいない!
人材紹介データベースには・・・
エンジニアは、スキルを高めるために会社に要求するが、会社側は、エンジニア本人がスキルを高める努力をどのくらいできるかを判断材料にする
だいたいのケースで、エンジニアは採用したあと成長するイメージがあるが、企業は使用前に成長するゴールイメージが持てない人材は採用スル気になれない。
※入社後に成長するイメージを持っているかどうかがポイント
個人的に思う事は・・・
・企業は高望みしている傾向があるので、純粋に開発が遂行できる人間を標準として採用するといいと思う。
・エンジニア側は、「紹介会社の人から紹介してもらって面接会場に来てます」という姿勢の人をよく見かけるが、企業が自分の会社に入れたくなる人材に、まずなってほしい。
※自分の魅力を話せないエンジニアが多い。
・転職をしているエンジニアが、転職先の会社の技術が無いのはわかるが、教えて君と言わんばかりの人が多すぎる。
・開発を生業にしていく意気込みなのに、開発にあまりにも関心が無く、ただ、会社に入社したいと考えている人もいるので、年齢に応じた人間力は身につけて欲しい。
エンジニアは、コミュニケーション能力が低いと言われているが、そのとおりだと改めて認識はできた。
この点だけでも長けていれば、転職などちょろいのにな・・・
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