そろそろブログサーバーのアクセスも増えてきて、容量や負荷などを考えると監視をしておこうと思いました。
監視ってなにすればいいの?
監視は、サーバーがダウンしてしまう前に、随時ログを取っておいて、メモリやCPUなど、瞬間的にでも動的に値の変わる箇所の数値を、ある一定を超えるとアラートを出して、アラートが出たら、値を下げるように対応するというような一連の作業を行う上での、アラートの部分を監視といいますね。
どのくらいお金をかければいいの?
サーバー監視は、よく24365っていう24時間265日、ずっと監視を行うという意味でマネージド・サービスというサーバー監視業務を専門に行う会社があって、金額もだいたい、1つのサーバーにつき、3万円ぐらいが相場になっているようだ。
※これは、僕が仕事で見積もりを取ったり、資料を調べたりした感覚値です。
ちなみに、サーバー構成でよくあるパターンとしては
・フロントサーバー
・コントロールサーバー
・データベースサーバー
・イメージサーバー
これで各サーバーを冗長構成にして、全8台とすると、これに係る監視費用は、月額、
8台 x 3万円 = 24万円
という感じです。
安いでしょうか?高いでしょうか?
仕事であれば、人を一人雇よりは安いですよね。
まあ、障害などが発生すると、こんな金額では済まないことが多いので、事前投資と考えるパターンが多いでしょう。
監視はタダが基本
僕の考えでは、監視業務というのは、フリーソフトを使ったりして、タダで行うのが基本だと思ってます。
もちろんそれは、サーバーに関する知識がある人が、監視という作業を行うから可能なんですね。
なので、仕事でコスト削減を少しでも行いたい場合は、こういった知識を付けるだけで、笑えるほど、利益に繋がるという事なのです。
無料で監視の方法とは?
手っ取り早く行うにはフリーソフトを使うのが一番です。
メジャーどころは、下記の4つです。
Nagios
Zabbix
Hobbit
Hinemos
http://thinkit.co.jp/free/article/0706/21/1/
ここのサイトで、この4ソフトの比較をしているので、参考にしてみるといいでしょう。
Nagiosに挑戦
とりあえず、日本語文献が多いという事もあり、今回、うちのサイトでは「Nagios」を導入してみようと思います。
■環境
ubuntu
インストール
■環境構築
# GCC compiler and development livraries導入
$ sudo apt-get install build-essential
# GD development libraries導入
$ sudo apt-get install libgd2-xpm-dev
■グループと権限の登録
$ sudo groupadd nagcmd
$ sudo usermod -a -G nagcmd nagios
$ sudo usermod -a -G nagcmd www-data
■Nagios用アカウントの登録
$ sudo /usr/sbin/useradd -m -s /bin/bash nagios
$ sudo passwd nagios
■アプリインストール作業
# 基本モジュール
$ sudo apt-get install nagios3-core
# 管理画面※途中パスワードを作成します。
$ sudo apt-get install nagios3-cgi
■設定
WEB画面のパスワード変更をする場合は以下の設定ファイルを編集
/etc/nagios3/htpasswd.users
■プラグイン
http://www.nagios.org/download/plugins
※こんなプラグインがあるようですが、今回は入れません。
管理画面
http://localhost/nagios3/
ID:nagiosadmin
PW:※入力したパスワード
感想
Nagiosの管理画面は文字が細かい。
おまけに、情報量が多すぎる。
しばらく運用して、判断してみます。
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