開発期限と仕様変更について

2015年3月12日

エンジニア 日記

最近、詳細な検証をアップ前に行っているため、その時点で仕様変更が入る事が多い。 以前は、簡単な検証しかせず、本番にアップ後に不具合検知を行うパターンだったんですが、ベータ版レベルでは、これが許されるのですが、金を取っている製品では、こんな体たらくはありえません。 社内の意識改善も踏まえて、全てのサービスで、少しヘビーに検証することにしました。

仕様変更は本当に必要なのか?

しかし、残念ながら、仕様変更などの際に、決まって開発員から、 「アップ日に間に合いません。」 と泣き言が入ります。 細かく聞くと、間に合うかどうかもわかっていない。 そもそもこの手の問題は、仕様の確認を事前に怠っている場会が多く、 抜けてた分は、柔軟にリスケではなく、可能な限り、根性でリカバリーする必要があるのだが、今までが低レベルな環境にいたメンバーだと、そうもいかない。

プロとしての自覚の低下

厳しく言うと、自分の落ち度で、のうのうと給料をもらおうという姿勢が気に入らん。 「基本的に仕事に対しての姿勢が低い。」 と、よく営業部署から言われるが、それはそれでカチンとくるが、実際にはその通りである。

仕様変更は何故、開発期限ギリギリに行われるのか?

開発期限と仕様には、複雑な因果関係があり、この2つが相乗効果になる事は、まず、ないと言ってもいいだろう。 開発サイドでの仕様決定は、開発開始前の、着手で決まっていて欲しいが、 仕様を決定する、非エンジニア系のプロマネなどは、「とりあえず一度作って、それを見て方向性を考える。」 と、この時点で、意見が食い違っているのが、よくわかる。 もちろん、どちらも良くわかるし、間違ってはいない。

そもそも仕様変更は誰の為?

開発員が考えることは、仕様決めの担当者が、どのタイミングで決定できるか考えれば、本当はこういった問題が起きないのだが、この辺が経験値の足りない開発員がいかに多いかが分かる。 そして、、もう一つ開発員に覚えておいてもらいたいのは、「仕様は複数存在する」という事。 作成したベータ版は、あくまでポートフォリオであり、仕様を決める側は、ただ、それの良し悪しを判断するだけなのだ。 しかし確実に変更を行う意見には耳を傾けるべきだと思う。 何故なら、現状よりも良くなる可能性が格段に高い可能性があるから・・・ 対応できない非常に、脱力感を感じる時も多いが、開発員と、アーティストが、同じと考えると、まあまあ納得いく。 アーティストは気分屋が多いから・・・

開発員は損な役回りだと思わないで

僕もずっと開発員をやってきて、同じジレンマに陥っていましたが、 「だったら完璧な仕様を切ってみろ」 と現行の開発員に逆ギレに近い事を言われて、その開発員では無理だという事が理解できるようになりました。 開発員であるならば、ぜひ、自分で仕様を切る側に立って、仕様を決めて、作って、ユーザーから、お褒めの言葉をもらってもらいたいものだ。

人気の投稿

このブログを検索

ごあいさつ

このWebサイトは、独自思考で我が道を行くユゲタの少し尖った思考のTechブログです。 毎日興味がどんどん切り替わるので、テーマはマルチになっています。 もしかしたらアイデアに困っている人の助けになるかもしれません。

ブログ アーカイブ