会社の在り方を改めて考えてみました。
それは、毎年訪れる、会社の人事査定のタイミングで考えさせられます。
一年間通して、従業員の価値を判断するというこのイベントは、査定する方もされる方も緊張するので、神経をすり減らします。
そんな中、会社側の生の声と、従業員の生の声を同時に聞いている時、会社の在り方はどうあるべきかを考えてみました。
会社は誰の持ち物?
それは、創業者で間違いないです。
想いも含めて、そうなっていない会社があれば、それは会社がおかしいのです。
必ずしも、代表=創業者、ではない会社もあるとは思いますが、従業員を背負っていることには変わりないはずです。
会社は何のためにあるの?
よく、区分けされるのが、雇う側と雇われる側であるが、ここには、思想構造さに決定的な違いがあります。
簡単に言うと、雇う側は、常に会社全体でのレスポンスを考えて、雇われる側は、個人の仕事の範囲内で考えるという傾向があります。
どちらが正解でもなく、どちらが良いという価値観も、僕にはありません。
これは、違っていて当然でしょうね。
なぜなら、お互いに目的が違うから。
理想的な会社の在り方は?
学生の頃の社会の時間に教わった、
株式会社とは?
という授業で、教科書に書かれていたのは、
「利潤を追求する組織」
とありました。
何故か、ずっと頭の中に残ってましたが、この歳になって、ようやく理解できた気がしました。
会社は、真っ当に利益が出ていれば、健全であり、あるべき姿だと思います。
利益が出てないとダメかというと、そうではなく、利益を追求する姿勢があるべき姿だと思います。
結果、会社は誰の物?
会社=組織、ですが、会社は、組織全体の物ではないでしょうか。
雇う側も、雇われる側も、どのセグメントも含めて、一つの同じ会社という財布を、みんなで運用している事には変わりありません。
隣の部署の悪いことを言っていたり、社長や上司の無能ぶりを、卑下したり、無能な部下を罵ったり、それも含めて、会社内の事情なのです。
全員が、こういう思想になると、組織はどうなるのでしょう。
人が複数集まると、同じ方向を向き続けるのは難しいのはよくわかりますが、この点は、追求すべきでしょうね。
それが嫌なら、辞めれば良いだけです。
簡単に言いますが、辞めたくなければ頑張るしか無いのです。
会社の在り方とは、個人の在り方なんですね。