二年で処理速度が2倍になるというムーアの法則が、50周年だそうです。
しかも、もうしばらく有効だそうですね。
なんだか、先が見えているのに法則って言うのも変な話ですが、厳密な計算式があったようです。
理論式
18か月(=1.5年)ごとに倍になる
と言うのが正確らしく、式で書くと
p=2 x n / 1.5
だそうです。
つまり、年々増加率が減っていくわけですね。
どうやら、2020年までは見通しが立っているようですが、その後は怪しいですね。
集積回路以外の進歩
ITの分野で大きく変わっているのは、CPUだけではありません。
ストレージにあたる、HDDの進化とメモリ容量の進化も、ムーアの法則に負け無いぐらい桁外れに進化してます。
僕が子供の頃に触っていたMSXは、RAMが16kb程度だったようです。
外付け拡張RAMが1MBで数万円したのを覚えています。
それも今ではギガ単位が当たり前になってきているので、この成長率は軽く数千倍以上に値するとおもいます。
同じくHDDも、いまやテラバイトが1万円を切る値段で手に入るなんて、10年前から考えても、ビックリです。
性能が向上すると、機能も向上する
グラフィックチップもドンドン、ハイスペックになるので、今やパソコンは、電子レンジよりも電力を食ってしまう家電になったわけですが、
確かにwindowsなどのosがサクサク動くようにはなってますが、cpuなどが数倍のスペックアップをしているのに、体感が数倍早く感じ無いのは何でだろうかと考えてみた。
windowsOS自体の処理が重くなっているのだ。
性能が向上して、今まで出来なかった事を機能搭載して、便利になったという、企業戦略ですね。
パソコンの性能が悪いわけでは無い、ソフトが重くなっているのだ
でも、実は、ユーザーはあまり、こういう事を望んでい無いということを認識すべきです。
何故なら、僕は個人的には、windowsOSは、Win2000で十分だと未だに感じています。
見栄えの良くなったスクリーンセーバーや、リアルタイムレンダリングなどを使った、マルチ仮装デスクトップなどは、全くもっていらんわけですよ。
使いたい人だけがアドオンで使えればいいのに、デフォルトに持ってくる、傲慢さが許せません。
今のpcスペックで、win95やwinNTを動かしたら、さぞサクサク動くだろうに。
企業も、売り上げを上げる事に一生懸命なのは分かりますが、使いやすさを追求してもらいたいものです。
全てのIT機器が同じ?
windowsだけでなく、macにも同じ事が言える部分もあり、スマホもまた、全く同じ路線を歩んでいますね。
未だに、バッテリーの持ちが悪いから、ガラケーの方がよかった。という声も良く聞きます。
最近のDIYトレンド
一昔前とすごく変わった点としては、ITのハードウェアに対して、個人で扱う事がかなり楽になってきたので、欲しいものが無ければ自分で作ればいいという風潮になってきてますね。
これは、ものすごく有難いです。
スマホ端末をラズパイで作ってしまったり、OSもlinuxのディストリを、改造して作ったり、家電製品などもIoTとして、手作りが流行りです。
ムーアの法則は、企業の開発スピードを数値化したものだと思ってたんですが、個人のこう言った新たなモノづくりも想定してたとしたら、脱帽ものです。
でも、良いものが使われて、売れると言うのが、正しい世界だと思うし、企業の思考を押し付けられるのは、もう終わりという事ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿