過去に数回、マネージメント研修や幹部研修というのを経験した。
正直、毎回思うことは、こんな事をやっても会社が良くなるとは全く思え無い。
その場では、やりきった感や、達成感なども生まれるが、残念ながらほぼ詭弁だ。
トップの思惑
マネージャーとは、大体の人が、そのポストについてみて、初めて経験する事になり、戸惑う事も多いはずです。
だって、人の上に立つ事など、学校でも余程で無い限り教わった事が無いですから。
トップである社長は、そんな想いをくみ取って、こう言った研修を用意し、会社の向上に努めているのだと思いますが、現場ではとてもそんな事は、理解されてい無いのが現実です。
研修内容について思うこと
こうした内容を書いている事自体、僕の性根が腐っている部分もありますが、本音を書いた方が良いと思い、綴ります。
まず、研修の内容はどれもほぼ同じで、会社の歴史、研修の意義、社長に対する質疑応答。
簡単な、グループディスカッション。
グループワーク。
毎回、一番歯が浮くのは、自分の会社に対する想いを作文にして発表させられる事。
教育と宗教は紙一重
僕は、こうした一連から、宗教活動を想像させられます。
会社から雇われた講師は、会社に対する愛着心を、グループメンバー全員から、口頭で誓いの印として発表させる。
まるでトップを教祖様に思わせる錯覚が生まれて、とても不快に感じてしまいます。
会社愛は社畜
しかし、会社に対して、愛が無いわけではありません。
社員で頑張っているメンバーや、
自分よりもメンバーを気遣うマネージャーや、
仲の良い友達など、
彼らがいるので、僕も頑張れる所もあります。
がむしゃらに働く社畜ほど楽な事はなく、そんな環境が無くなる会社で有れば、残念な感じです。
いいマネージャーってどういうのだろう?
研修を何度受けても、答えが出ません。
誰か見本がいればいいのか?
自分が開花しないといけないのか?
こういう葛藤が、人生なんですね。おそらく。
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