ケチの哲学

人からケチと言われると、悪口を言われたような気分になりますが、 ケチという言葉は実はその昔、関西では褒め言葉だったんですね。 ちなみに、悪く言う言葉は「シブチン」だそうです。

ケチの同義語

最近では「エコ」という言い方もあり、こちらはとてもクリーンな印象がある為、間違いなく褒め言葉になるでしょう。 他の言い方もをすると、節約かな？ でも少し意味が違うようにも聞こえますね。

ケチの特権

缶ジュース一つ買う事をためらい、水道水で良いという人や、 マクドナルドで100円ラインナップ以外は頼まない人、 露骨にこういう事をしていると、周りの人から「セコイ」と言われがちです。 でも実は、こういうタイプの人は、大企業の社長に多いタイプなのです。 銀座で飲み歩いている印象の強い社長という職業ですが、本当に成功している会社の社長さんは、とてもケチなのです。 それを評価する人は、節約家と言うんでしょうね。

ケチと思われたら勝ち

自分でもセコイなーと思ってしまう事を、人から言われるとカチンと来ますが、 予め、自分はケチだというキャラにしておくと、これ程便利な事はありません。 何故なら、ケチな行動を取って当たり前なワケですから、何の負い目も無いんですね。 少しでも安く物を買う。 無駄な消費を行わない。 こんなポリシー、素晴らしいと思いませんか？

悪いケチもある

反面、人から嫌われるケチもあります。 自分以外の他人に迷惑をかけて、自分の利益を追求する人です。 ケチが悪印象になったのは、こういった人達のせいではないかと考えてます。 そもそも、無駄使いを無くすという精神が、私腹を肥やすという、利益に向かっているところが、見にくいですね。 とても、難しい境目かもしれませんが、分かりやすく言うと、他人に迷惑を掛けるかどうかという点ですね。

ケチと言われずに倹約家と言われよう

人からの言われ方はその人の評価な為、嫌われている人と、好かれている人では、必ず変わります。 是非とも、ケチな行動を取って、倹約家と言われるようにしましょう。 あなたの見え無い株も必ず上がることでしょう。