学ぶ姿勢と上昇志向は比例しない

2015/05/02

学習 日記

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何人かのチームを組んで仕事をする時に、やりやすい人とやりにくい人が何故出来るのだろうと考えた時に、ある一定の法則を見つけた。 それは、働きにくいと感じる人は、協調性が乏しく、働きやすいと感じた人は、周囲に溶け込みやすく、安心感を与えているのである。

自分が扱われていた

「コイツ、なんか、使えねーなー」と思って、後輩の面倒を見ていたら、何年たっても使い物にはならないケースが多いが、 あまり作業内容を説明しなくても理解してくれる人は、とても扱いやすい。 でも実はそれは、その人が、自分に対して、気を使ってくれていたからなのだ。 逆に言うと、使えないと思った人は、そのレベルで気を使っていなかったと言える。 確かに当たっている。

使えない奴の思考

会社に入って、「何をしたらいいか分からないので早く仕事を教えてください」という姿勢の人が、とても多いです。 きっとどの会社も、人出は足りないが、丁寧に教えて、言われた事しかやらない人など正直、いるだけ面倒くさいと思っているに違いない。 当の本人は何を考えているのか、興味があるのだが、恐らくは、さほど深く考えていない事は間違いない。 とにかく、自覚をしてもらいたいモノだ。

使える奴の思考

この手の人物は、思考を話してくれる事が多く、勉学だけではなく、思考能力が高く感じられる。 「自分がされたら嫌な事を相手にしない」と、口に出して言っている奴は、詭弁者が多く、とにかく青く見えてしまうが、 使える奴というのは、そのセリフを、人から言われているのである。 自分から言うのと、人から言われる。 メチャクチャ差が出ている。

学ぶ姿勢の比較

どちらにしても、学ぶという事に対しては、どのタイプの人でも、大きく興味を示している。 それは、きっと、人間の本質なのでしょうね。 学校を卒業して、新しく職に就いた時や、 転職して心機一転した時、 不安も大きいだろうが、学んで一丁前になろうとする事に対しての、成長意欲は、人生において、一番高いと思われる。

上昇志向の傾向

一般の会社員のモチベーションは、大きく3つあると考えられていて、
給料、環境、やりがい
仕事に求めるのは、この3つをおいて、考えられません。

給料

働く以上、報酬を手にする事は当然の権利ですが、上げたい、もっともらいたい、と思う気持ちは、人それぞれですが、もらえるだけマシという、上昇志向の少ない人も稀にいます。

環境

職場の人間関係だったり、作業スペースの機材や、デスクの状態で、「公私混同している環境を求める人は、仕事ができない」と、僕は勝手に思い込んでいます。

やりがい

仕事の評価を、金以外で求めるものですね。 上司や同僚に、労いの言葉をかけてもらうだけでも、ものすごくいい報酬をもらった気分になれますが、 使えない奴は、やりがいという報酬を周りと共有できない場合が多いようです。 悪い例では、独り占めしようとしたり、褒めてくれた周りに対しての、感謝というお返しが無かったり。

多くの勘違い

多くの職場では、学ぶ姿勢は高いが、その成果を求めている会社が多い感覚がある。 上昇志向は、会社の役職をいち早く獲得したいという、経営者が好みそうなタイプで、同僚からは、嫌われるが、何故かこういうタイプは出世してしまいます。 きっと、世の中で、うまくいっていると思われる会社は、この感覚が逆なんだと思う。 それは、学ぶ姿勢のある奴を評価して、成果に対して、正当な評価をする。 上昇志向のある人の本筋を見抜いている事が重要なのだと。

人ごとではない

もちろん、上昇志向があり、どんなに上に行っても学ぶ姿勢を持っている人は、いなくはないです。 自分に対して、上司がこんな事を考えているのでは?と、少し思って、 ゴマをする訳ではないが、よく思われる様にする方向になれば、みんながハッピーになる可能性がありますからね。 でも、人間は、裏がある生き物なので、こんな事を考えている人は、信用されないでしょうね。

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