メガネを掛けていない人でも掛けているメガネ

2024年7月25日

コミュニケーション ジョーク

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eyecatch とある知り合いと一緒に御飯を食べていた時に、ちょうど目の前にあったテレビにとあるタレントさんが映って、その知人が 「あ、この人嫌いだわ!」 と言いました。 最近人気があるタレントさんで、テレビでも毎日のように見かけるタレントさんで、僕自身は結構好きな感じだったので、少しビックリしましたが、 比較的テンションが高いタレントさんが、どうもその人の肌に合わないのだそうです。 これこそが、その知人が掛けている色メガネです。 テレビでしか見たことがない人で、会ったことも話たことも無いのに、「嫌い」と言い切ってしまうのって、実際にその人が目の前に現れたらどうなるんでしょうか? テレビのドッキリ番組でよく見かけるのは、手のひらを返したような反応をしたり、もし仮にそのタレントさんに直接親切にされたら、その後真逆な感じで好きになってしまうというのもたまに見かけます。 実際にメガネを掛けていない人でも、無意識に掛けてしまうメガネって結構いろいろあるようなので、いくつか紹介してみたいと思います。

好き嫌いメガネ

色メガネと同じ分類ですが、同じものを見ても、人によって好きか嫌いか分かれることがあります。 食べ物で、甘いものが好きな人と、辛いものが好きな人、その逆にどちらかが苦手な人、 趣味嗜好による好き嫌いもこのメガネを掛けていると、敏感なほど分類されてしまいます。 過度な好き嫌いメガネは、関連する言葉や、似たような形状にも適用されるので、嫌いメガネに関しては、あまり掛けないほうがいいでしょうね。

バラ色メガネ

どんな物事でも、自分の都合の良いように捉えて、楽観的に考えてしまうメガネです。 このメガネを掛けている人は、とにかくストレスを溜め込みません。 楽観的だけど、とてもポジティブになれるというのもポイントですね。 でも、大雑把なところもあり、人から「雑な人」と見られやすくなるという面もあるので、超注意です。 でも、比較的個人的に好きなメガネです。

泥メガネ

バラ色メガネの逆で、物事を何でも悲観的に考えてしまうメガネです。 将来の自分に対して不安に思うことがある人や、未来に対して希望が持てない人が掛けているメガネです。 できれば、この眼鏡は掛けたくないですが、自分で取り外すのが難しいという特徴もあります。 また、明らかに泥メガネを掛けている人を見かけて、どんなに親しい人であっても、ドロ眼鏡を外す事は難しい事が多いです。

鏡メガネ

自分自身を見つめ直す事ができるメガネで、「メタ認知」とも言われます。 自分を俯瞰してみる事ができるようになると、他人とのコミュニケーションがうまくいくし、自分のこの先進むべき道を迷わず選択することができるようになります。 毎朝見ている鏡は、見た目だけを整えるモノですが、心の中の鏡メガネは、未来を明るくすることを見据えることができるメガネなんですね。

C調メガネ

Cは、音楽ではドの階層ですが、C調眼鏡は、「調子がいい」の語呂合わせ言葉からのメガネです。 お調子者という意味もありますが、調子がいい人と言われることが多く、言葉が軽いのが特徴です。 他人から見ると、話す内容がまるで信用ができない人に見られるため、実はあまりいいメガネではありません。 本人も自分で本当に考えていることとはまるで違う事を話す事が多く、ストレスを抱えてしまうという面もあります。

ルーペ

拡大鏡を心のメガネに掛けていると、何でも物事を深堀りする事ができるようになります。 勉強をする時や、何かスキルを身につけるときには非常に有効なメガネなんですが、 細かなことが気になりすぎて、他人から見られる場合、神経質と思われがちなので、自分のルーペメガネで見た内容を他人に話すときには注意した方がいい場合もありますね。

バイアスメガネ

常に物事を何かの、偏見や先入観で見てしまうのが、バイアスメガネです。 泥のついた野菜は、汚いというバイアスがあると、本当に美味しい野菜をスーパーで購入することは難しくなるし、 学歴、所属会社、出身都道府県や国籍、社会に出ると、以外に身近なバイアスメガネを見ることが多いです。 このメガネを一度掛けてしまうと、なかなか取り外すことが難しくなるので、自分がバイアスメガネを掛けていると気が付くことが重要ですね。

モノクル

テレビや映画で年を取ったタキシードを着ている人がよくつけているモノクルという、片眼鏡ご存知ですか? これです。 オシャレに見えるかもしれませんが、このメガネを心のなかで掛けてしまうと、物事を片方の視点からしか見ることができなくなるので、正しい判断をすることが難しくなります。 物事には多方面からみた視点が必要で、左右対称じゃなければ、どちらかの方向からの見た目で印象が変わります。 また、裏表、前後、上下、昼と夜、の様に多方面の側面で正しい判断をするのが重要なんですが、これができないセッカチさんがよくモノクル付けていますね。

あとがき

〇〇メガネは、全体的にあまりいい意味で使われることがありません。 自分の思考にフィルターを掛けてしまうような思考の状態なので、多くの場合はネガティブなメガネが多いんでしょうね。 でも、ファッションメガネと違って、心のメガネは、自分ではなかなか掛けている事に気が付きにくい一面もあるので、 横山やすしの、「メガネメガネ・・・」という芸が思い出されますが、まさに、頭の上にのせているメガネに気が付いていないのが、心のメガネなのかもしれませんね。 周囲で見ている人にはよく見えるのに、自分では見えないって、何だか悲しいですがより複雑なコミュニケーションが求められる現代においては、自分で心のメガネをちゃんと付け外しできるというのも必要なスキルなのかもしれませんね。 でも、今回紹介したいろいろな心のメガネを掛けている人は多くの場合、発言力が大きいという特徴もあるので、なんとも悩ましい感じです。 そして、そんなココロのメガネと掛けまして、 小学校の時に、運動会の徒競走で必ず一等賞をとっていた足の早い自分と解きます。 そのココロは・・・ かけたら(掛けたら、駆けたら)、最強!

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