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コロナの時に、自分の事業の助成金の申請をした事業者の方も多いと思いますが、
個人でも子ども手当や、物価高騰における光熱費の助成金やら、収入に応じた税金のキックバックとも言える助成金は、申請をしないと貰えないのがほとんどです。
でも、子供のいる家庭に子ども手当を送付するのって、わざわざ申請をしなければいけないものなのか?
何のための戸籍謄本なんだ?
こんな疑問が申請をしている最中に毎回頭をよぎります。
ITが苦手な人は、システムを構築できないのではなく、物事のフローを整理するいわゆる論理思考が足りていません。
コンピュータが身近じゃなかった世代の人はパソコンが苦手というのも、非常に良くわかりますが、
今ではパソコン使えないと生活に支障がでると言われている時代。
論理思考を持っていないと生きづらくなるという事です。
そして、パソコンが苦手な人がまだ尚、多く在籍する政治や行政の世界で、それぞれの仕組みが論理的ではない事は致し方ないと思うので、
勝手にシステムを考えてみたいと思います。
今回は手始めに、助成金などの申請を無くすシステムです。
デジタルをセキュリティ化セヨ!
何かと情報漏洩が取り沙汰されている昨今ですが、先日Pマークの管理事務局が情報漏洩を発生させるという
面白い残念なニュースが流れていたことを思い出しますが、セキュリティが何なのかを改めて考えさせられました。
【お詫び】プライバシーマーク審査関連資料の漏えいについて
デジタルをアナログで使うのが得意なのが、論理思考のない人の特徴です。
お役所に行くと、指一本でキーボードを叩いているおっさん達が作業画面を市民にさらけ出しながら、個人情報などを検索している姿を見ることがあります。
ちゃんとデジタル化できる場合、役所の画面じゃなく、自分の国民ID(マイナンバーカードがそれ?)と、自己認証方式で、自分のデータにいつでもどこでもアクセスできる状態が作れるので、役所に内容を確認するというのがそもそもいらなくなります。
書き換えは自由に行えないので、書き換え申請をそれぞれが行うことで、それに伴ったバリデーションを判定して(自動で)審査を通すか、拒否するかが、瞬間的に判定されます。
もちろん、人の確認が必要なものも中にはあるので、そのための職員作業となればいいんですね。
とにかく、デジタルはセキュリティが無い場合、論理思考が欠落している人が考える内容は、ハードディスクを頑丈な金庫に保管するというような思考になりがちです。
デジタルがデジタルである為に、人の作業のセキュリティではなく、デジタルセキュリティという学問をちゃんと認識してもらいたいものである。
戸籍情報をデジタル活用セヨ!
国民台帳の最も基本的なものは、戸籍ですが、これもデータベースで管理されていますが、未だに紙で印刷してやり取りするアホな運用が強いられています。
NFT使えよ!と言っても、そもそも理解できない人も多いと思うので、管理者も利用者も戸惑うことは目に見えています。
既存システムではなく、国が自己開発してブロックチェーンから作り上げるデータの分散管理保持システムを構築してもいいと思うんですが、
実際に民間会社がいくつもやっているのに、国が別に税金の無駄使いをするお陰でこういう思考が蔑ろにされてしまうんですね。
とにかく、戸籍情報をもっとデジタル化することで、あらゆる事がデジタル対応しやすくなります。
マスク配布の時の作業をログ化セヨ!
助成金の申請など、毎回色々な個人情報を郵送(またはわかりにくいwebページ)で送付する必要があります。
自分の氏名、住所、生年月日、運転免許証かマイナンバーカードの写し・・・戸籍謄本は3ヶ月か6ヶ月以内のモノ・・・アホかと!!
会社のバックオフィスの仕事が楽にならない理由の大半がこの辺の役所がアナログがゆえに発生しているということを、経営している人はみんな分かって疲弊しているはずです。
セキュリティが弱いから自己確認がアナログになるのは分からなくもないが、別にどちらも不正が発生するということは否めません。
安倍元首相が、コロナ禍に、アベノマスクを国民に一斉配布した時に、誰宛に何処に送るかをドタバタもありながらもちゃんと送ったではないか。
それを考えると、国民の情報と在籍場所というのは国側としてはクリアになっていると考えてもいいのかもしれない。
でも、省庁によってはそうした情報(データ)が共有されず、利用できない。または、そんなデータはロギングされていないのかもしれない。
何度も何度も同じことを平然としてやろうとする無駄の多い事事態が無駄だといい加減いつになったら気がつくのか、論理思考を持っている人はみんなイライラしていますよ。
ユーザーライクとユーザーファーストを意識セヨ!
改めて、国民に無駄な作業をさせて、無駄な労力を労働賃金も発生しない状態で強いているシステムの現状が何とももどかしく感じてしまいます。
役所で並んでいる人が多いのは、システムがユーザーライクになっていないからであって、webサービス会社でいうところの、CS(カスタマーサービス)部署が行き届いていない証拠なのかもしれない。
不正する人が多いという事実もあるし、虚偽をどのように見極めるかというのが役所の仕事のように感じるかもしれないが、そんなプロフェッショナルの集団と言う風には到底見えない。
せいぜいパソコンに追われている事務員でこの人たちもある意味被害者と言うふうにも見られる。
政治や法律というルールを作るのは、要するに国民のシステムを作っている訳で、システムの良い悪いはもはや論理的に整理されています。
誰か国の上層部に、デジタル教育をしてあげてください。
あとがきゼヨ!
今回のブログ、国に悪態をつきたいと思っているわけではなく、より快適な生活を遅れるようになるための仕組みを本気で国に考えてもらいたいと思って書いてみました。
確定申告や、色々な申請をする度に毎回そんな思考が頭を過るので、思考をまとめておきたいと思って書いてみました。
デジタルが苦手な人というのは、とにかくこういう話が苦手だと思いますが、逆の立場のデジタルが得意な人というのは、もどかしさ満載なんですよね。
論理思考の低レベルに合わせてシステムを低レベルにする必要はなく、システムは絶対にハイレベルを維持し続ける必要があるということは強く言いたいですね。
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