先日とある友達と久しぶりに会って話をしていたら、1年ぶりぐらいだったこともあり、非常に楽しくて、話が止まらなくて、半日ほどお店で話し込んでいた。
その友達は、いつもユゲタに対して何かしらアドバイスをしてくれる。
そして、独自理論が強すぎて、あまり人の話を聞かないユゲタが、その友達の話はすんなりと受け入れてしまうという傾向があることも再確認できた。
そんな友達が、「人前で話すのが苦手」という事を相談ではないが話をしてきたんだが、口数が少ないワケではない。
むしろユゲタの話す内容をより面白く膨らませてくれる知識も思考も持っている。
でも、人前では何を話せばいいかわからなくなるのだそうだ。
こういう人きっと多いんだろうな・・・と思って、どうしたら人前でうまく話せるようになるのかを、自分なりに考えてみた。
人前で話すのは自分の思考の提示を述べること
どういう場面で人前で話すかにもよりますが、多くの場合自分が話を作って、テーマに沿って前にいる人達に向かって語りかけるのが人前で話す事なのではないかと考えた。
この時に重要なのは、
・話す内容が明確になっているかどうか。
・話をするテクニックを少なからず頭の中に持っているかどうか。
・キーワードから色々なストーリーを連想できるかどうか。
これらが揃えば人前で話をすることに躊躇することが無くなるでしょう。
実際に、自分がそうだったんですが、以前は人前で話す時に、
まず、緊張して、何を話せばいいか分からず、たどたどしく話をしてしまい、支離滅裂でまとまりのない話をして終わる・・・
こんな感じだったのだが、多くの人がこうした事が
経験で上達するという事を理解していないようだ。
いちばん簡単なのは、
場数を踏めば、誰でも簡単に習得できるテクニックでもある。
「できない」と思い込んでいる人は、場数を踏む勇気と機会が無い人なのかもしれませんね。
例え話を3つ考えよう
人前で流暢に話せるようになったと自分で感じ始めた時に、ひとつのテクニックがあることに気がついた。
それは、
何かの話をする時に、巧妙な例え話を話すと、他の人はより話に聞き入ってくれるという事です。
長くならない程度であれば、3つほどの例え話をサクっとできると、話自体も分かりやすくなるようだ。
例えば、テクノロジーの話をするのを想定した場合、今どきのAIについてわからない人に話をする場合
1. AIは赤ちゃんのようなものなので、たくさんのデータを教えて学習をしなければ何も理解できない。
2. GPUという脳みそのような装置をたくさん使うことで処理速度をより早くすることができるようになる。
3. 脳みそのようなアイデアをひらめいているのではなく、学習したデータを色々なパターンで組み合わせて別パターンを作り出している。これは人の脳でも同じ仕組みでもある。
何についての3パターンを考えるかは、話の組み立て方にもよりますが、マジックナンバー3と言われる人に
理解してもらいやすい例題3つ
という心理的に優位な数がポイントですね。
例え話の捻出ロジック
例え話を3つ作るというのは、人前で話す場合だけでなく、ブログや何かの説明文章を書く場合や、単純に物事を説明する場合でも非常に有効です。
個人的にそんな時に、どういう思考で3つの内容を思い浮かべるのかを考えてみたら、次のような事を頭に浮かべると思いつきやすいことに気がついた。
・過去の記憶
・読書や会話
・実体験
・上記について考えた思考
あとは、こうした3つ思い浮かべるというのを、何度もやってみると、そのうちに簡単に3つの関連した内容が自然と頭に浮かんで来るでしょう。
(実際自分がそうでした)
喋ると話すの違い
そういや、「喋る(しゃべる)」と、「話す(はなす)」という言葉にはどんな違いがあるのか気になったので、少しだけ調べてみたら、次のような違いがあった。
「喋る」はくだけたコミュニケーションや軽い会話に使われ、一方で「話す」はより形式ばったやり取りや真剣な対話に使われることがあります。
ただし、これらの使い方は文脈や地域によって微妙に異なることがあります。
こう考えると、
喋る < 話すと言うふうに難易度を考えるのもおかしくない話だと気がついた。
そして、普段おしゃべりなのに、人前で話すことが苦手な人というのは、形式的に話す事が苦手な人ということも何となくわかってきた。
疑問を持つスキル
考えるということは、人間が他の動物と最も違っていて、人類の発展に繋がった事でもあります。
そして何より、自分の頭の中で考えることって、他人はかわりにやってくれません。自分がやるしかないですからね。
ここで重要なのは、考えない人って物事をあまり疑わないんだそうですね。
物事を疑うのは疑心暗鬼になるというネガティブなことではなく、疑問を持ってそれを知りたいという知的好奇心が少ない状態になってしまうと考えられます。
疑問を持つと、自分の知らない物事があるということが理解できて、知らない事を知る事で学習ができるワケですね。
暗記学習よりも、疑問学習の方が、その後の記憶の定着率が安定しているのは言うまでも無いでしょう。
常に考える思考法
よく人から「毎日ブログ書く時に、考えるのしんどくない?」って無下に言われることがあります。
そのセリフを聞いた時に、その人は毎日何かタスクを行うという継続が苦手な人であることを自分で暴露しているだけでなく、
物事を浅く考える思考の持ち主という脳みそロジックも露呈してしまっているという事が瞬時に分かります。
毎日ブログを書くメリットは、こうした思考を鍛えて、頭の中に無限の3パターンを構築していくことができる非常に効率的な手段でもあると思って、今日もブログを書いています。
考えるっていうのは、
1. 金もかからなければ、
2. 成功体験も得られるし、
3. 自分の脳みその筋トレにもなるので、
障害続けられる健康手段ではないかとも考えてしまいました。
あ、ちなみに、これも3つのパターンですからね。
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