わからん研究会の会長、ユゲタです。
わからん研究会というのは、文字通り、人のわからないという事をどうやったらわかる様になるかを研究する会で、会員は現在、ユゲタ一人です。
最近わかってきたことですが、人が「わからない」と言っているその言葉を聞くと(文字で見る場合も)その人のレベルが理解できる様になってきました。
わからん研究会の成果発表というわけではないですが、少し研究内容を小出しに説明してみたいと思います。
研究課題:わからんレベル
人は万物全て理解しているなんて人は、全知全能の神以外に、世の中に存在しません。
ていうか、神も実在していないっていうことは理解しています。
ということは、人は自分がプロフェッショナルとして活動している内容でなければ、大体のことがわからなくて当然です。
でも、興味があることに対して、知りたい、理解したい、覚えたい、なんなら習得してその職に就きたい。
なんて事を考えると言うのも人として当たり前なんですね。
そして、それを詳しい人に教えてもらう時に、「わからないから教えてください」と頼む場合、
わからんレベルがいくつぐらいかを認識すると、教えてくれる人にとって非常に親切な情報として伝えられます。
- 全く何にも知らない状態、いわゆるレベル0の場合は、「赤ちゃんレベル」
- ちょっと知っていて、具体的にやりたいことがあるけど、まず何から手をつけたらいいかわからない「知ったかレベル」
- 以前勉強をしたことはあるけど、挫折をして一念発起してもう一度勉強を始めた状態の「出戻りレベル」
- 勉強する内容を実際に仕事でやっているけど、深く理解していないため、深掘り学習を行いたい「ディグダグレベル」
わからん理由
どんなジャンルにおいても、初心者はとにかく「わからん」を連呼します。
これから勉強する内容がわからん。
単語が難しくて、意味がわからん。
説明してもらっても、理解できなくて、わからん。
何がわからないか聞かれても、わからないことがわからん。
何故自分がそれを勉強したいか、よくわからん。
わからん症候群からの脱却
とにかくわからんから教えてくれというわからん症候群の人は、
質問をする時に、二択質問をするという事をすると、非常に効率的な学習ができるという事を、知っておくといいと思いますよ。
「今勉強しているこの内容、よくわからないんですが、Aという方法とBという方法のどちらが正解ですか?」
とか、
「これは、このように考えられますが、合ってますか?間違ってますか?」
など、
本当に分からない事を理解したい場合、ある程度自分で調べるため、質問の内容もこのように具体的になってきます。
この時点で、わからんレベルは、格段にアップして、「有段者レベル」にのし上がることができるでしょう。
わからん事のおもしろさ
人はわからんことがあるから、面白いということは、推理小説やサスペンス映画が好きな人は理解できると思いますが、
こうした人の特徴は、知らないことがあると、モヤモヤして、なんだか気持ち悪いので、「知りたい」と考える気持ちが優っているからでしょうね。
そして、この知りたいと言う気持ちから、実際にその物事を知った時に、達成感を感じますが、それを自分で謎解きをした達成感を覚えた人は、
安易に他人に対して、「わからん」とは言わないモノです。
自分でできるだけ答えに辿り着きたいと言うことから、達成感をより実体験として、体感する有意義さを理解していると言うことです。
ここまでの領域に達すると、「謎欲しがりレベル」として、かなりの上位有段者になっていると考えられます。
最後に
わからん事に直面した時に、その人の人となりが見えてきます。
ユゲタのようにレベル判断する人もいるかもしれませんが、多くの人は、「人のわからん事」に対しては、無関心です。
ようするに安易に教えてもらえると言う思考を持っていると、いざ教えてもらえない時に、「教えてくれない方が悪い」「教え方が悪い」「自分は丁寧に聞いているのに・・・」
なんて曲がった方向に思いがちなんですね。
これはもはや、「わからんモンスターレベル」なので、こうしたわからんお化けを自分から生み出さない様に、わからんレベルを高くしていく努力してみるというのはどうですか?
まずは、あなたのわからん何かを探してみると言うもの、非常に有意義な人生が送れる一つのポイントかもしれませんね。
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