普段、人によく質問をする事が多い、ユゲタです。
毎日配信しているPodcastでゲストの人が来た時などは当たり前のように、気を使って質問をする事がありますが、
仕事をしている時に、お取り引きをさせてもらっている担当者さんや、交流会などで初めてお会いする人などには、とにかく質問コミュニケーションをとるようにしています。
そして、その質問をする内容に応じて、質問された人は、質問した人のレベル感を、その人全体のレベル感として受け止めてしまうと言うことを、自分なりにちょっと感じてブログにまとめて観ることにしました。
レベルの低い質問
数年前から毎朝30分ほどスマートフォンの英語学習アプリを使って、英語の勉強をしていますが、多くの人がそれを聞いて「すごい!」とか「毎日できるなんて自分は真似できない」と言います。
もちろん、やり方は違うけど英語学習をしている人同士であれば、お互いにどんな方法が有効な英語学習なのかを情報交換ができ、非常に有意義な質問やその答えを聞く事ができます。
しかし、レベルの低い人の質問は、次のように質問をしてきます。
英語話せるようになった?
また、ユゲタの非常に近しい友人で、「AmazonPrimeの海外ドラマを字幕なしで見られるようになった?」と、いつも決まってこの話が出た時に、以前した質問を忘れているかのように聞いてくる友人もいます。
いや〜、その質問、質問された側からすると、「そんな英語学習やる意味あるの?」と聴こえているので、自分の質問レベルの低さを認識しないと、これが始めてあった人であれば、質問をした人には、良い印象を持つことは皆無でしょうね。
質問コミュニケーション
自分は、とにかく人と会話をする時に、黙りこくってしまう事にものすごく抵抗があるため、なるべく相手が話したいだろうな・・という事を質問するように考えて言うます。
多くの人が、人前で話すのが苦手と言いながら、自分の話をするのが、実は嫌いではない人がほとんどです。
しかしそれらの話は決して他人が聞いて面白いと思う話ではなく、たわいもない話、他の人が聞いてもつまらない話と、本人が思い込んでいる場合が多く、
そう思ってしまっていたら、他人に話す話ではないと考えてしまう人が多いようですね。
結果として、その人は、どんな話も、他人に話す話はなく、口下手キャラになってしまいます。
話が上手な人というのは、他人に話した時に、必ず相手が面白いと考える話や、笑える話、ビッっくりする話、共感してもらえる話など、五感を少しだけでも揺さぶってくれるような話し方をします。
でも、話す内容は極めてフツウの事が多く、例えば、「朝起きて、目玉焼きを食べた」というだけの話を、
嫁と喧嘩して自分が目玉焼きを作って食べたとか、
昨日の晩に酒を飲みすぎて、胃の調子が悪いのに、朝ちゃんと目玉焼きを食べたとか、
自分は本当はタマゴアレルギーなのに、目玉焼きを食べてしまったとか、
いろいろなアプローチで目玉焼きを食べただけの話を少しだけ相手が興味を持ちそうな感じで話します。
実は、そう言うふうに相手に言わせる質問テクニックもあり、「朝何食べました?」と聞くと、「目玉焼き」としか答えようがないんですが、
「体調よさそうですが、朝何食べました?」と聞くと、相手はそれに合わせたストーリーを話してくれるようになります。
これって、質問に回答をする人も、話し上手であれば、ここから素敵なストーリーが展開されていくんですが、相手がそういうタイプであるとわかった時は、質問テクニックはさほど必要ないでしょう。
とにかく、質問の仕方で答える相手が、話すのが苦手だろうが、得意だろうが、話が盛り上がるストーリーテラーになる事ができるという、質問コミュニケーションテクニックという技でした。
質問に困ったら
とにかく「相手に何を質問すれば良いかわからない」という自称口下手の人がいますが、
実は、質問なんて、無限に生み出す事ができるんですよ。
とにかく誰も傷つけなく、無難なのは、天気です、
「今日は暖かいですね」「寒くなりましたね」
こんなやりとりをしている間に、相手のことを観察してみましょう。たくさんの質問を見つける事ができます。
目の前の相手の風貌を見て、色付きの服を着ていたら、「その色好きなんですか?」
特徴のあるアクセサリーを持っていたらそれについての質問。
相手の仕事について深く聞くだけでも、相手は饒舌に話してくれるでしょうし、
少し仲良くなりたかったら、プライベートのちょっとした事に対して質問をしてみるといいでしょう。
趣味とか、特技とか、家族構成とかですね。
自分が少し突っ込んだ質問をした時に、相手が素直に答えてくれたら、初対面での心の鍵が外れた状態と考えて良いかもしれません。
コレ、男女の恋愛でも使えるテクニックなのですが、悪用してはいけませんよ。
最後に
とにかく他人と話をするのが苦手な人は、今時のビデオチャットなどで話をする時に、苦手っぷりが前面に見えてしまいます。
何も自分から上手に話をしなくても、いい質問をするだけで、相手が上手に話を進めてくれるというのが、コミュニケーションにおいても、ビジネスにおいても非常に物事がうまく進む方法である事に気がつく人もいるかもしれません。
そうなんです、質問レベルが高ければ、何も苦労せずに、相手から情報をもらう事ができ、その場の空気も極めて良好に保つ事ができるという、めちゃくちゃ効率的なテクニックだったんですね。
相手からレベルの低い質問と思われないためにどうすればいいか、考えるのもいい学習方法ですよ。
答えは簡単で、自分が質問されたらどう答えるかを同時に考えるだけなんですけどね。
話し下手な人は、とにかくこの質問レベルを上げるように努力してみてはいかがですか?
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