
紙とペンや鉛筆でイラストを描く事と、ipadや液タブを使ってイラストを描くことは、同じようであって、全く違うんですよ。
めんどくさいはずのアナログ方式は、ペンの種類や色などを買う時からのワクワク感がありますが、
デジタルでは、同じワクワク感はあまり感じないんですよね。
ただ、イラストを描くという行為自体のワクワク感は、変わらないですが、描く材料における独特の手触りや感触って、
リアルな感覚があることを、デジタルを通して思い起こすように感じられました。
とにかく、出来上がり重視のデジタルと、描くという感覚を楽しめるアナログ。
どっちもいいところもあるし、デメリットもあるのは事実なので、「どちらが正解」ということでの決めつけはしないほうがいいと、少し思った今日のイラスト学習です。
今日の課題
今日は、前回の「上下の角度」の続きとして、
左右+上下を組み合わせた顔を練習します。
この課題をクリアすると、「正面・左右・上下」をバラバラではなく、一つの立体として考えられるようになります。
本日のテーマ
斜め上・斜め下の顔を描く
描くもの(3枚)
① 右斜め上を見る顔
顔は右へ約30°
少し上を向く(15〜20°)
② 左斜め上を見る顔
左へ約30°
少し上を見る
③ 右斜め下を見る顔
右へ約30°
少し下を見る
今日のポイント
① 十字線を必ず最初に描く
今まで通り、
顔の中心線
目のライン
を先に描いてから始めます。
② 球体を意識する
頭は球です。
左右だけでなく上下にも回転するので
\
\
\
ではなく
○
/|
/ |
のように、
球体の上を十字線が這うイメージを持ちましょう。
③ 鼻を目印にする
鼻が一番立体感を作ります。
上を見る → 鼻の下面が少し見える
下を見る → 鼻が少し長く見える
横を向く → 鼻が左右へ寄る
この3つを組み合わせます。
④ 耳を忘れない
耳は
左右回転
上下回転
両方の影響を受けます。
耳だけ取り残されないようにしましょう。
今日のチェックポイント
完成したら、自分で次の5項目を確認してみてください。
□ 十字線が球体に沿って曲がっている
□ 鼻が向きに合わせて自然に見える
□ 耳の高さが変わっている
□ あごの長さが角度に応じて変化している
□ 左右の目の大きさに遠近感がある
今日の目標
今日は「きれいに描く」ことよりも、顔が球体として空間の中で回転していること。これだけを意識してください。
前回までの内容を組み合わせる、最初の一歩になる課題です。
次回も提出していただければ、いつも通り文章でレビューした後、改善ポイントを解説します。
課題をイラストで説明
課題提出
AIのレビュー
今回も全体的にかなり良くなっています。
特に「顔を立体として捉える」意識が前回より強くなっていて、カリキュラム通りに力が付いてきています。
総合評価
88点 / 100点
前回よりも
顔の向き
首の付き方
あごの立体感
この3つが自然になっています。
① 右斜め上
良い点
顔全体がちゃんと上を向いている。
あごが少し隠れる表現ができている。
鼻の位置も自然。
首が後ろに回り込んでいて立体感がある。
ここはかなり良いです。
改善点
目線だけ少し下を向いています。
上を見る場合は
黒目
上まぶた
も一緒に上へ移動します。
今は顔は上なのに、目だけ真正面を見ています。
② 左斜め上
一番良かったです。
良い点
顔の回転が自然
鼻の位置がいい
頬の形がきれい
首の位置も自然
特に、頭の球体をちゃんと意識して描いているのが伝わります。
これはかなり成長しています。
改善点
耳が少しだけ大きいです。
顔を上げると耳は少し下がって見えます。
今より5〜10%くらい小さく描くとさらに自然になります。
③ 右斜め下
今回一番難しい角度ですが、よく描けています。
良い点
顔がちゃんと下を向いている
髪の重なりが自然
首の付き方も悪くない
改善点
ここだけ、顔の中心線 が少しズレています。
顔は右を向いていますが、鼻だけ真正面寄りです。
すると
額
鼻
あご
この3点が一直線にならず少し違和感になります。
中心線を先に描いてから鼻を置く癖を付けるとかなり改善します。
共通して良くなった点
前回までは「目を描いてから顔を描く」感じがありました。
今回は逆で、頭の形を作ってから目を置いている ように見えます。
これは基礎では非常に大事な順番です。
かなり良い変化です。
次に意識するとさらに上達するポイント
今回から少しだけ意識してほしいことがあります。
「耳を最後に描く」
今は耳が少し先に決まっているため、
顔の回転
頭の大きさ
が耳に引っ張られています。
おすすめの順番は、
頭の球
あご
中心線
目・鼻・口
首
最後に耳
です。
耳は「位置合わせ」のパーツなので、最後のほうが失敗しにくくなります。
今回の成果
今回の課題で一番評価したいのは、「顔の向きによって頭全体が回転する」という感覚が身についてきたことです。
これは漫画でもイラストでも非常に重要な基礎で、今後どんなキャラクターを描くときにも土台になります。
この調子で進めれば、次の「表情」や「肩・上半身」を組み合わせたときにも、崩れにくい顔が描けるようになります。
今回も着実な成長が見られました。引き続きこの積み重ねで進めていきましょう。
あとがき
ロボットに続いて、顔を描く練習も、毎回同じような感じで、ほんの少し違うテイストの課題が連発します。
おそらく、絵を描く練習ってこういうことなんだろうということが理解できてきましたね。
これぞ反復練習。
継続してやらないと、昨日の反省点が、今日の改善に生かせないから、毎日欠かさず定期的にやるというのが重要だと気がつきます。
確かに、ペンで線を描く時の
迷い線が少なくなってきたな〜と自分でも感じ始めてきました。
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