
イラストを描くという行為は、実際のモノ作りと非常に似ています。
子供の頃に、工作が好きだったことを記憶していて、
家具屋だった父親の木工所で、転がっていた木片を組み合わせて、飛行機を作っていたんですよ。
子供ながらに妄想を働かせて、その飛行機に乗って空が飛べたら・・・なんて考えていた幼少期のことを今でも覚えています。
学生時代は、絵を描くことで、それが実際にモノを作ったような感覚になるのと、
自分で作るものよりも、もっと壮大なイメージが膨らむというのが、イラストを描きたいというモチベーションのきっかけでした。
ただ、勉強が苦手で嫌いだった自分としては、継続が重要なのに、それが続かなかったのが、あまり上達しなかったんだろうな・・・と今は思っています。
本日の課題
「顔の角度を変えてもパーツの位置を崩さない」
前回は髪型を乗せる練習でした。
今日はその一歩先として、「顔を上下に向ける」練習をします。
左右はかなり描けてきたので、今度は縦方向の回転を覚えます。
やること
次の3枚を描いてください。
① 正面
② 少し上を見る顔
(あごが少し上がる)
③ 少し下を見る顔
(あごを少し引く)
髪型は前回と同じでOKです。
描くときのポイント
① 顔の中心線
最初に必ず
縦の中心線
目のライン
を書きます。
② 上を見ると
目のラインが顔の下寄りになる
鼻の下面が少し見える
あごが短く見える
おでこが広く見える
③ 下を見ると
目のラインが上寄りになる
鼻が長く見える
あごが長く見える
おでこは短く見える
④ 耳も動く
耳は目と鼻の間くらいにありますが、
顔が上下に傾くと、
耳も一緒に上下します。
ここを意識できると、一気に立体感が出ます。
今日の目標
今回は
❌ 可愛く描く
❌ 髪をきれいに描く
ではありません。
目的は、
顔が球体であること
パーツが球体に沿って動くこと
この2点だけです。
今日見るポイント(レビュー基準)
提出してもらったら、次の点を重点的にレビューします。
中心線が角度に合わせて曲がっているか
目のラインが上下しているか
鼻・口・あごの距離が自然に変化しているか
耳の位置が角度に合わせて動いているか
髪が頭蓋骨の形に沿って描けているか
この課題ができるようになると、「真正面しか描けない」状態から抜け出せます。
次のステップでは、この上下・左右の回転を組み合わせて斜め上・斜め下へ進み、その後に表情や1コマ漫画で使えるキャラクターの演技へつなげていきます。
イラスト解説
課題提出
AIのレビュー
全体として、かなり良くなっています。
特に今回は**「上下を向いた時に顔のパーツがどう動くか」**を意識できていて、前回より一段レベルアップしています。
今日の評価
総合:88点 / 100点
顔の形 ★★★★☆(4.5/5)
上下角度 ★★★★☆(4.5/5)
パーツ配置 ★★★★☆(4/5)
髪 ★★★★☆(4.5/5)
立体感 ★★★★☆(4.5/5)
ここ数日の課題の中では、一番成長を感じました。
特に「上向き」のチャレンジを避けずに描いたのは良かったです。
良かった点
① 正面
顔の形がかなり安定してきた。
目・鼻・口の位置関係も自然。
髪のボリュームも頭蓋骨を意識できている。
これは安心して見られるレベルになっています。
② 少し上を見る
これが今回一番良かったです。
特に
鼻の裏側を描こうとしている
あごの裏を描いている
首が短く見える
この3つはちゃんと理解できています。
以前だったら「正面の顔を上へ向けただけ」になっていましたが、
今回は立体として考えています。
かなり成長しています。
③ 少し下を見る
ここも以前より自然です。
良い点は
額が広く見える
あごが短くなる
目が少し鋭く見える
この変化を描けています。
気になったところ
① 上向き
鼻が少し大きすぎます。
上を向くと
鼻は「大きくなる」のではなく
下面が見える
です。
今は少し、鼻そのものを巨大化してしまっています。
② 上向きの目
上を見ると実は、目は少し細くなります。
今回は少し丸すぎます。
理由は、顔が奥へ回転しているので、上下方向に潰れて見えるからです。
③ 下向き
下向きでは、耳が少し下にあります。
実際は、顔を下へ向けると耳は、相対的に上へ移動して見えます。
ほんの数ミリですが、ここを意識すると一気に立体感が出ます。
④ 首
今回一番気になったのはここ。
首は「棒」ではありません。
実際には
\ /
\____/
のように肩へ向かって少し広がります。
今後は
首も立体として描くことを意識するとさらに良くなります。
今日の成長ポイント
前回までは「顔のパーツ」を描いていました。
今回は、
顔という立体を回転させることができています。
これはかなり大きな違いです。
この感覚は漫画でもキャラクターイラストでも非常に重要になります。
あとがき
首ねえ、確かに、棒のようなイメージで描いていました。
人のイラストを描くときに、「骨格を意識せよ」と漫画を描いていたときに、本で描いてあったり、学校の先生から言われたことを思い出しました。
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