
朝、目覚ましが鳴って、スヌーズボタンを押している人います?
一度で起きられる人は少数派で、大体の人は「あと5分」とスヌーズを押しているみたいですね。
そして気がつけば、5分が3回、4回と積み重なり、結局ギリギリに飛び起きる。
この現象、実は“思考”でも同じことが起きているのではないかと思うので、今回はそんな「思考スヌーズ」について独自の思考を書いてみたいと思います。
[簡易調査]
・アメリカの睡眠調査では、過半数(50〜60%前後)の人がスヌーズを使うという結果がいくつかある
・スマホ利用者の行動ログ分析でも、複数回アラームを設定する人が多数派
・特に平日(仕事・学校あり)にスヌーズ使用率が上がる傾向が確認されている
考えない理由を作るクセ
「これ、ちゃんと考えないとな」と思った瞬間に、人は無意識に
頭の中のスヌーズボタンを押している。
あとでやろう。
時間があるときにちゃんと考えよう。
今はちょっと忙しいから。
こうやって“思考の先送り”が発生する。
しかも厄介なのは、
やっていないのに「やる気はある」という状態が維持されることだ。
これは、頭の中で“考えた気”になっているから。
目覚ましが鳴っているのに、布団の中で「起きなきゃなぁ」と思っているあの状態に似ている。
つまり、
思考スヌーズは「行動していないのに前進している気になる」魔法のボタンだ。
思考スヌーズのコスト
スヌーズを何度も押すと、目覚めが悪くなるように、思考も同じで
質が落ちていく。
本来なら一気に考えてしまえば5分で終わることが、
断片的に先送りされることで、何日も頭の片隅に居座る。
そしてその間、常にリソースを消費している。
「やらなきゃ」がバックグラウンドで動き続ける状態。
これはPCでいうと、重いアプリがずっと起動しているようなものだ。
エンジニア的にいうと、スワップメモリが溜まり続けている状態。
しかも怖いのは、こうした思考状態に慣れてしまうことではないかな?
思考を後回しにすることがデフォルトになると、いつの間にか
“深く考えない人”に進化してしまう。
脳の使い方が、ヤバい方向に言ってしうまう危険性があるんではないかと考えてしまうんですね。
思考スヌーズを止める方法
そんな思考スヌーズは、脳にとってはあまり良くないイメージがある。
それはあどうすればいいかというと、やることはシンプルなのだ。
鳴ったら、起きる。
つまり、「考えよう」と思った瞬間に、
少しでもいいから考え始めること。
完璧に整理する必要はないし、結論を出す必要もない。
ただ、“思考に着手する”だけでいいんです。
たとえば、
メモに一行だけ書く。
ざっくり構造を考える。
選択肢を3つだけ出す。
これだけでスヌーズを止めることができるようになります。
重要なのは、「思考をゼロから1にする」こと。
でも、一度起きてしまえば、そのまま動き出せるのが人間の不思議なところなんですよね。
思考の朝は突然やってくる
面白いことに、思考には
“最適なタイミング”なんてほとんど存在しない。
「落ち着いたら考えよう」と思っても、
その“落ち着いた時間”なんてものは、大抵やってこないんです。
むしろ、ふとした瞬間にアイデアは訪れる。
電車の中や、風呂の中、コーヒーを飲んでいるときなど、頭の中がリラックスしている状態にアイデアって浮かびやすいんだそうですね。
その瞬間に
スヌーズを押すかどうかで、その後が変わる。
「あ、これ面白いかも」と思ったときに、その場で一歩踏み込むか、「後でいいや」と流してしまうか。
思考スヌーズを押す人は、そのまま忘れるのがオチです。
押さない人は、そこから何かを生み出すでしょうね。
あとがき
スヌーズボタンって、便利だと思うけど、結構
悪魔のボタンでもある。
押した瞬間は楽になるけど、結果的には
自分の首を締めることになる。
思考も同じで、
「あとで考える」はだいたい“やらない”の言い換えだ。
だから最近は、頭の中で目覚ましが鳴ったら、
とりあえず起きるほうがいいと思う。
眠いけど、起きる。
面倒だけど、考える。
それを繰り返していると、少しずつだけど、「考える体力」みたいなものがついてくる気がする。
そして気づく。
本当にしんどいのは、考えることじゃなくて、考えないまま抱え続けることだったんだな、と。
個人的には、いいことを思いついて、「後でメモしよう」と思って、後になって「あれ?なんだっけ?」と思い出せない時に、当たり券だった宝くじを無くしてしまったような感覚になってしまう。
これって自分だけかな?
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