会社を立ち上げている人はみな、経営者。
経営者たるもの、ビジネスを意識しなければならない。(ハズ)
「世界初・・・」という言葉に弱い自分としては、「世界初のビジネス書」というこの書籍を読まないわけにはいかないでしょう。
そんな興味本位半分、義務心半分で、Kindleをポチってみました。
digital-text
(2026-06-09 時点)
レビュー
★★★☆☆時代の違いもあり、読むのがしんどい部分も多々ありましたが、真っ当な事がかかれていて、背筋を伸ばしてもらう気分になる書籍でしたね。 でも、マインド的な事に関しては、現代でも十分に通じる内容なので、この先何世紀経過しても、こうしたビジネス概念的なモノは、変わらないんだろうという個人的な確信が得られました。 商売とは・・・ ビジネスマンとして・・・ 人として・・・ このテーマは、人が生きていく上で必要な信念というか、 これを持っていないと、世の中にも認められないんでは無いかとも思ってしまいましたね。 とにかく、自分がビジネスマンというとなんだかもどかしい気もするし、 この書籍はなんだか宗教チックな匂いもするけれど、 いたって普通の事を、諭すように言ってくれているテイストも悪く無いと感じました。
この書籍の学びポイント
世界初のビジネス書
一五世紀、ウィズ・ペスト時代の元祖グローバルビジネスパーソンに学ぶ書籍だそうです。 東方貿易を背景に、ルネサンス時代に全盛期を迎えたイタリアで活躍した商人「ベネデット・コトルリ」が、ビジネス成功の秘訣を書いたのがこの書籍です。 現代は「商売術の書 (Libro de I'farte de la marchatura)」心構え
多くの活動は、場所の適合性に依存している。 すなわち、取引や商売を始めようと望む者は、適切な場所を選び、不適切な場所を避けなければならない。 のだそうです。 郷に入りては郷に従え的な受け身ではなく、ビジネスをしようとする時に、適材適所を見つけなさいという意味に思えました。 だれが考えてもわかりそうなものですが、 人に受け入れてもらいやすい場所をみつけよ! という心構えと同時に、 受け入れてくれる人がいる場所を探せ! とも聞こえてくる内容でした。 「自分が得意なものが何かを見極め、経験で体得する」 とも書かれていて、 まさに、自分が常に考えている、スキルは経験からしか得られないということと同意だと考えさせられました。 さらに「常に新しい取引を検討して、試みる」 という、既得権益の甘んじるのではなく、時代の変革に対応して従順にならなければならないという事にも激しく共感できました。知力と行動力
商人に最もふさわしく、必要な美徳は、「思慮深さ」である。 これは、あらゆる世代、身分、境遇の人間にとって共通の正しい美徳ではあるが、 商人にとっては商人にとっては最も必要とされるものである。かなり、強烈に言い切られていますが、確かに「思慮深さ」ってあまり最近では言葉でのやりとりは聞かないですが、 人の根本的な礼儀というか、思慮深い人って、なんだか魅力的にも思えますからね。 「眼の前に置かれているモノを眺めるのではなく、物事の成果を計らなければならない」 ともかかれていて、「ホームページを作るだけじゃなく、ちゃんとGAをセットして、SEOを意識しなさい」と言われているようにも受け取ってしまいました。
・商人には先見の明がなければならない。 ・商人は巧妙でなければならない。 ・運命の手に委ねるべきである。商人としての在り方が諭されていて、個人的には好奇心が必要と考えてはいるが、もっと型にハマった聖人君子のような思考が必要だと書かれているようにも感じましたね。
体力と忍耐
常に困難と苦悩に耐える準備をせよ 商人には、身体的な能力も要求され、それは絶対的に必要なものなのだそうです。時には、昼夜の労苦に耐え、足と馬で旅をし、海と陸地を行き、商売を行う。 また、時には、食べる事、飲む事、眠る事を削る必要が生じる。時代が違えども、いつの時代も商売とは、こうした事にたえるための体力と忍耐力が必要だという事がよくわかる。 サラリーマンが、ちょっと残業したぐらいで、精神疾患になったり、「自分のやりたいことと違う」なんて甘っちょろい事を言っている人は、 こうした商人の心構えを一度腑に落ちるぐらい学んでほしい気もしますね。
会計
常に性格で整理された帳簿を所有せよ 自分の会社の経理作業がとにかく苦手な自分としては、耳の痛い章でしたが、ビジネスにおいて、最も重要なポイントでもありますよね。ペンが手に重い商人、すなわち、書く事が苦手な商人は、真の商人では無いAIが進化した現代において、プログラム知識がなくても、アプリなどが作れてしまうという事実があるが、 それでも、エンジニアたるものと、この商人たるものは、気質が似ているようにも思えた。 ビジネスをすることにおいて、お金を度外視することはできないので、経理処理をちゃんとする、 請求書や領収書などの基本書類をめんどくさがってはいけないという、基本概念ですね。
心の在り方
フランス、ドイツ、ハンガリーなどでは、常に笑い、冗談を言い、歌い、踊っており、憂鬱質な人々を最悪と考えているこの思考、普段自分が思っている事に非常に近くて、かなり共感してしまいました。 ネガティブな事ばかりを口にすると、周囲の人に気を遣わせる上、ネガティブな共感を承認欲求としているため、まるで運気がよくならないことはよくわかる。 歌って、踊って、笑っている人は、陽気なだけの人と思われるかもしれないが、周囲の人を楽しませて気分をあげていることから、ビジネスはこの感覚が絶対に必要なのだということですね。 書籍には、
浅はかな、辛抱ができない商人は、 商人とはみなされないことを肝に銘じなさい。と、ここまで厳し目に書かれています。

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