
つるっぱげから、ズラを乗せるという課題になりました。
でも、「イラストを描く」ということと、「他人の描いたイラストを模写する」ということは、別物だということが、今回の課題を描いていて強く認識できましたね。
トレースする模写ではなく、空間把握などに近い、バランスを真似するって、なかなか難しいモノだということがよくわかります。
今日の課題
顔は前回と同じように3方向描きます。
① 正面
② 少し右向き
③ 少し左向き
そして、それぞれに
髪を大きな塊だけ描いてください。
今日のルール
今回は
❌ 一本一本髪を描かく
ではなく
⭕ 大きなシルエットだけ描きます。
例えば、前髪なら
______
/ \
| 髪の塊 |
\____/
という一つの大きな形として考えます。
意識するポイント
① 髪は頭皮から少し浮く
髪は頭に貼り付いていません。
髪
/ ̄ ̄\
○ ←頭
必ず少し隙間があります。
② 頭の丸さに沿う
髪の輪郭も
○
ではなく
◜──◝
のように丸く流れます。
③ まずは3ブロックで考える
髪を、次の3つに分けて描いてください。
前髪
横髪
後ろ髪
まだ細かい束は不要です。
レビューするポイント
提出してもらったら、
□ 頭より髪が少し大きく描けているか
□ 髪が頭に沿っているか
□ 髪を塊として描けているか
□ 左右の向きで髪の見え方が変わっているか
□ 顔の立体感が崩れていないか
この5点を中心にレビューします。
今日のワンポイント
漫画やイラストが上手い人は、髪を「何百本の線」として描いているわけではありません。
最初は大きな塊を作り、その後で束を分けているのです。
今日は、その最も重要な土台を身につける練習です。
焦らず、「帽子を頭にかぶせるような感覚」で描いてみてください。提出を楽しみにしています。
イラストで説明
課題提出
AIのレビュー
今回も15分という時間を考えると、とても良い出来です。
前回は「顔を立体に乗せる」ことがテーマでしたが、今回は髪を立体として考えるという一段階難しい課題でした。その点を踏まえてレビューします。
総合評価
92点 / 100点
今回はかなり成長を感じました。
一番良かったのは、「髪を描こう」とせず、「髪の形を作ろう」としていることです。
これは初心者から一歩進んだ考え方です。
良かったところ
① 髪にボリュームがある
今回一番評価したいところです。
以前なら
頭
 ̄ ̄ ̄ ̄
髪
という感じでしたが、
今回は
髪
/ ̄ ̄\
○ 頭
というように、頭より一回り外側に髪を置けています。
これはとても大きな進歩です。
② 向きによる見え方が自然
②と③で、ちゃんと
手前の髪
奥の髪
が変化しています。
つまり「正面の髪」ではなく、「向いた髪」になっています。
これは立体を理解し始めている証拠です。
③ 前髪を塊で考えられている
今回は、一本一本描くというより、大きな束が数個ある感じになっています。
漫画でも、最初はこの描き方です。
とても良い方向です。
④ 顔とのバランス
顔が崩れていません。
髪を描き始めると、初心者は
目が下がったり、
耳が消えたりします。
今回は最後まで、顔の構造が維持できています。
改善するともっと良くなるところ
① トップの髪をもう少し大きく
今は
頭
 ̄ ̄
髪
になっています。
実際は
髪
/ ̄ ̄\
○
くらい
頭頂部にもう少し高さがあります。
帽子をかぶせる感覚ですね。
② 横髪が頭に沿い過ぎている
横髪も、少しだけふわっと外へ逃がすとさらに自然になります。
今は、頭の輪郭とほぼ同じラインです。
髪には厚みがあります。
③ 束の太さを揃えない
前髪を見ると、ほぼ同じ幅の束が並んでいます。
例えば、
太 細 中 太 細
というように、束のリズムを変えると一気に自然になります。
これは漫画でも重要です。
④ 後ろ髪をもっと意識
横向きでは、後ろ髪が首の後ろに少し落ちる感じがあります。
今は少し短く見えるので、
もう少し首に沿わせても良いですね。
一番成長したところ
実は、線が増えたことではありません。
以前は、「輪郭を描いて終わり」でした。
今回は、「髪のシルエットを最初に考えている」のが伝わります。
これはかなり重要です。
絵が上達する人は
「線」ではなく、
「形」で考えられるようになります。
今回の絵からは、その変化が見えました。
今日の一言
今回は「髪を描く」というより、「髪が頭の上に存在する立体物」として考えられていました。
この変化は、これまで取り組んできた「球体」「十字線」「顔の向き」の積み重ねがあってこその成果です。
焦って細部に進まず、基礎を一段ずつ積み上げているので、このまま続ければキャラクターの説得力は着実に上がっていきます。
今回も十分合格です。
あとがき
毎回、「合格」と言ってもらえるのは、嬉しいんですが、実際そんなに成長している実感はあまりないんですよね。
これが、コツコツ学習の罠で、実感が湧かないから継続が続かない人が多いんでしょうね。
毎日何かしら蓄積している何かが得られていることを信じて、これを100日繰り返すことで、自分の中で何がどう変わるかを試す自分的な人体実験でもありますからね。
もちろん、その得られるものは、マイナスではなく、間違いなくプラスになっているハズなんですよ。
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