
「いいアイデアが浮かばないなぁ…」
そんなとき、パソコンの前で何時間考えても答えが出ないのに、なぜか風呂に入った瞬間に解決策がひらめくことがある。
エンジニアでも、クリエイターでも、経営者でも、多くの人が経験したことがある現象ではないだろうか。
今回は「なぜ風呂に入るとアイデアが出るのか?」について考えてみたい。
アイデアは考えている時には出ないもの
ホントに不思議なんですが、良いアイデアって本当に浮かばないものなんですよね。
そりゃあ、そんな簡単に浮かぶアイデアなんて大したアイデアではないというのもわかります。
だけど、アイデアは「考えている時」よりも「考えるのをやめた時」に出ることが多いんです。
個人的にアイデアが浮かぶシチュエーションには次のような場面がある。
・散歩中
・トイレの中
・寝る前
・電車の移動中
・シャワーを浴びている時
実は、これらには共通点があるんですよ。
頭は動いているが、
目の前の問題から一度離れている状態です。
パソコンの前や、机の上でノートを構えて必死に考えている時は、脳が同じ場所をぐるぐる回ってしまいません?
ところが風呂に入ると、その思考ループが一旦解除されるんだと思います。
すると脳が自由に
情報を組み合わせ始めます。
風呂は強制的なオフライン環境
現代人の脳はとにかく忙しいんです。
・メールが届く
・SNSを確認する
・YouTubeを見る
・Slackで呼び出される
気付けば脳は、常に何かを処理している状態です。
しかし風呂にはスマホを持ち込まない人も多いでしょう。(お風呂スマホしてる人もいますが・・・)
持ち込んだとしても操作しづらいだろうし、スマホの寿命を縮めますからね。
とにかくそんな風呂は、
強制的にネットワークから切断される空間という事なんですね。
サーバーで例えるなら、
負荷が高くなったシステムを一度メンテナンスモードにするようなもの。
処理を止めることで、内部整理が始まります。
脳のバックグラウンド処理が動き出す
エンジニアならわかりやすいと思いますが、
アイデアはメイン処理ではなく
バックグラウンドジョブで生成されています。
仕事中に考え込んでいる状態は、
while(true){
問題を解決しようとする
}
こんなプログラムコードのようなもの。
CPU使用率はどうしても100%になってしまうし、余裕がない。
ところが風呂に入ると、
問題を一旦保留
↓
脳が裏で処理
↓
突然結果だけ返ってくる
という状態になる。
だから、
「おお!そういうことか!」
が突然発生する。
CPU負荷を気にすると、こういうプログラムを書くこともありますからね。
温かいお湯が脳をリラックスさせる
風呂の効果は環境だけではないんです。
身体そのものも影響しているということも理解しておきましょう。
お湯に浸かると、
筋肉がゆるむ。
血流がよくなる。
緊張がほぐれる。
こんな変化が起きます。
すると脳もリラックス状態になるでしょう。
実は人間の脳は、緊張している時よりも、
少し力が抜けている時の方が発想力が高くなる。
会議室で出ないアイデアが、飲み会で出たりするのも同じ理由かもしれない。
アイデアは入力の再編集である
「ひらめき」と言う言葉があるが、実際には
ゼロから生まれているわけではない。
過去に見たり聞いたりしたもの、
・本
・会話
・仕事
・失敗
・経験
こういった情報を脳が再編集しているだけなんですね。
お風呂は、その
再編集作業に最適な場所なのだろう。
作家が静かな部屋で原稿をまとめるように、脳も
静かな環境で情報を整理している。
だから風呂を思考場だと考えている
自分の場合、考え事をするときに机に向かうこともあるが、本当に行き詰まった時は風呂に入るようにしている。
もちろんお湯の中でノートは書けないし、パソコンも触れない。
しかし不思議なことに、答えだけは持って帰ってくることができる。
風呂から出た瞬間、
・ブログの構成
・システムの設計
・バグの原因
・新しいサービスのアイデア
が見つかることが少なくない。
だから、脱衣所にメモ帳やスマホを置いて、出た瞬間に書き留めるようにしている。
もはや風呂は入浴施設ではなく、個人的な作業場と考えてもいいかもですね。
もしかしたら、大きなお風呂の温泉やサウナなどにいくと持っていいアイデアがあるのかもしれない・・・なんて考えたりもしてしまう。
あとがき
こんかいのブログをまとめると、
風呂に入るとアイデアが出る理由は、
・問題から一度距離を置ける
・スマホや通知から解放される
・脳のバックグラウンド処理が動く
・身体がリラックスする
・情報の再編集が進む
からだと考えられる。
アイデアが出ない時、多くの人は「もっと考えよう」とするが、本当に必要なのは、その逆かもしれない場合が多い。
考えることをやめる勇気も必要なのではないかと・・・
もし今、思考で何かに行き詰まっているなら。
パソコンを閉じて、風呂に入ってみるのも悪く無いかもしれないかも。
案外、答えは湯船の中に浮かんでいるかもしれないからね。
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