カレーの辛口よりは中辛が好きな、ユゲタです。
「コマンドライン」とかけまして、
「旅行で食べる美味しい料理」と、ときます。
そのココロは・・・
レストラン(RESとRUN)が重要です。
watchコマンドは便利すぎ
サーバー操作をしている時に、定期的に何度か繰り返しコマンド入力をする操作を、キーボードの上を押して再続行することすら手間に感じることありますよね。
そんな時、"watch"コマンドは、笑えるほど便利なワケです。
# 任意のファイルサイズを確認してダウンロード状態を確認
$ watch -n 1 "ls -lha file"
# DNSのAレコードが行き渡ったかを確認
$ watch -n 5 "dig A mynt.work"
# バッチ処理中のファイルの行数の確認
$ watch -n 5 "wc -l file.log"
これならほったらかしにして、別の作業を思う存分できるので、ありがたくて拝みたくなります。
macでwatch
そんなwatchコマンドをmacで使おうとすると、デフォルトでは入っていません。
Homebrewでインストールできるという書き込みをネットで見かけましたが、MacOSX 10.15.3のOSバージョンでは、インストールするとErrorで出てインストールされませんでした。
...orz
brewコマンドのアップグレードをしてみてもエラーが出ています。
$ brew upgrade
Error: /usr/local/Cellar is not writable. You should change the
ownership and permissions of /usr/local/Cellar back to your
user account:
sudo chown -R $(whoami) /usr/local/Cellar
Error: The following directories are not writable by your user:
/usr/local/etc
/usr/local/var
/usr/local/Frameworks
/usr/local/Cellar
You should change the ownership of these directories to your user.
sudo chown -R $(whoami) /usr/local/etc /usr/local/var /usr/local/Frameworks /usr/local/Cellar
とりあえず、権限に問題があるとのことなので、以下のコマンドを実行
$ sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local/etc
$ sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local/var
$ sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local/Frameworks
$ sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local/Cellar
すると・・・
$ brew upgrade
Updating Homebrew...
...
すげ〜時間がかかったけど、なんとか成功したみたい。
途中でビールのアイコンがたくさん出てきて、エンジニアの遊び心が見え隠れするのが面白い!!
そして、無事に"watch"コマンドをインストールすることができました。
バンザーイ!!!
watchコマンドlike
でも、どうしてもwatchコマンドが使えない環境の場合に、自作でwatchコマンドライクなスニペットを作っている人がいくつかネットで見かけたんですが、
shellスクリプトで作っていたのがほとんどの中、コマンドワンライナーで実行できるいいヤツを見つけたので紹介します。
$ bash -c 'while [ 0 ]; do <my command>; sleep 60; done'
"my command"に該当するコマンドを登録して、"sleep 60"の値で、再実行間隔が調整できます。
ただし、watchコマンドと違い、画面が切り替わるのではなく、再実行間隔でコマンドをRUNしてくれるだけなので、表示はどんどん追記されていきます。
あまり早いタイミングで実行してしまうと、すぐに画面から流れてしまうので、60秒程度が適度だと思われます。
なんにせよ、こうした監視コマンドと呼ばれる機能を知っているのと知らないのとでは、作業効率に大きく差が出ることもよく分かります。
便利に使って、ご自身の効率をアップさせましょう!!!
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