[映画] TENET

なんか巷で騒がれている、映画「TENET」って観た？ まだ見てない人、このブログ読んじゃいけません。 今現在であれば、Amazon Primeで無料で観られるから、できればそれ観てから読んでね。 だって、ネタバレ書いちゃうから・・・ でもこの映画、ほとんど（全て）のレビューで、「2回以上観ろ！」って書いてあるので、話をオチまで知ってから見ると、1回目から楽しめたりするかもです。 チクショー、自分もそれやれば良かった！

あらすじ

満員の観客で賑わうウクライナのオペラハウスで、テロ事件が勃発。 罪も無い人々の大量虐殺を阻止するべく、特殊部隊が館内に突入する。 舞台に参加していた名もなき男（ジョン・デヴィッド・ワシントン）は、仲間を救うため身代わりとなって捕らえられ、毒薬を飲まされてしまう・・・。 しかし、その薬は鎮痛剤にすり替えられていた。 昏睡状態から目覚めた名もなき男は、フェイと名乗る男から、"あるミッション"を命じられる。 それは、未来からやってきた敵と戦い、世界を救うというもの。 未来では、"時間の逆行"と呼ばれる装置が開発され、人や物が過去へと移動できるようになっていた。 ミッションのキーワードは<TENET>（テネット）。 「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」。 謎のキーワード、「テネット」を使い、第三次世界大戦を防ぐのだ。 突然、巨大な任務に巻き込まれた名もなき男。 彼は、任務を遂行することができるのか？ 参考 : https://wwws.warnerbros.co.jp/tenetmovie/introduction.html

スタッフ&キャスト

スタッフ

監督・脚本・製作	クリストファー・ノーラン
製作	エマ・トーマス
撮影	ホイテ・ヴァン・ホイテマ
音楽	ルドウィグ・ゴランソン
美術	ネイサン・クローリー
編集	ジェニファー・レイム
衣装	ジェフリー・カーランド
視覚効果監修	アンドリュー・ジャクソン
特殊効果監修	スコット・フィッシャー
スタント・コーディネーター	ジョージ・コトル

キャスト

名もなき男	ジョン・デヴィッド・ワシントン
ニール	ロバート・パティンソン
キャット	エリザベス・デビッキ
セイター	ケネス・ブラナー
プリヤ	ディンプル・カパディア
アイブス	アーロン・ステラー＝ジョンソン
マヒア	ヒメーシュ・パテル
バーバラ	クレマンス・ポエジー
クロズビー	マイケル・ケイン

参考 : https://wwws.warnerbros.co.jp/tenetmovie/caststaff.html

評価

★★★★☆

未来の敵って、ずっと先の未来人のような印象をもつと思うが、敵の総大将が”未来の自分”。 この斬新なオチというか設定自体が、この映画の最も面白いところ。 そして、この未来の自分も、今現在の自分も、「第三次世界大戦を阻止する」という、全く同じ目的のためにお互いに戦うというなんともビビるくらい面白いこの状況。 この映画のタイムマシンは四次元空間に突入するのではなく、デパートの入口の回転扉のデッカイ版みたいなもの。 このコンクリばりの中に入って、くるっと回ると、時間の流れが逆行するという仕組みらしい。 今現在の自分がそのタイムマシンに入ると、時間が逆に進むようになる。 でも、時間が逆行している時は、空気の流れも逆になるので、まともに息すらできなくなるので、酸素ポンプを背負ってスキューバダイビングのように息をしなければならない。 そして、過去の自分と直接触れると、タイムパラドックスのように、消滅してしまうのだそうだ。コワ〜。 でも、過去に向かって時間が進んでも、またタイムマシンでクルっとすれば、未来に向かって時間が進むようになる。 要するにこの映画、同じ人達が、それぞれ時間を無限に往復して、互いに戦っているというのが話の本筋なのだ。 めっちゃおもしろい！ 確かにワザとわかりにくく作っているのだが、何度も見ると、1回目観た時に気にもとめなかった箇所が、「あ〜こういうことだったのか！」という風に、ハッと効果があり、脳に刺激が与えられる感覚がある。 なんか、記憶テストと間違い探しゲームをしているような感覚の映画という事で、昔見た「メメント」と同じ感動を味わうことができた。 かなりの壮大なストーリーと、見事な映像を、人生で最低でも一度は見たほうがいいと思ったのだが、一度見るともう一回見たくなるこの映画、 内容と同じで無限に止まらなくなるキンタローアメ映画なのではないのか？？？ まだ観てない人、どう？観たくなったでしょ？ え？ならない。 もしそうなら、過去の文章力のないユゲタをぶん殴ってくれ。

オフィシャルサイト

https://wwws.warnerbros.co.jp/tenetmovie/index.html

予告編

メイキング