世の中の情報は手元のスマートフォンでほぼ何でも手に入る時代ですが、
何故か情報が足りていないな人は多く存在します。
ネットで調べる術を知らない人もいるかもしれません。
めんどくさくて調べないとか、周囲に詳しい人がいるから聞けばいいと思っているかもしれません。
そんな情報不足な人のことを「情弱(じょうじゃく)」という言葉でバカにされることが多いので、是非とも自己認識して情弱から脱却してもらいたいという想いで、このブログを読んでもらいたいと思います。
情弱からの脱却方法
「情弱」って言葉は「情報弱者」の略語ですが、これは単に情報量の少ない人の事を言っているのではなく、
「お前こんなことも知らないの?」という、他人を馬鹿にするスラングの意味で使われることが多い(ていうかほとんどソレ)です。
自分の周りで来たことがあるセリフとして、
「クライアントが情弱だったから、売値が倍になったよ。」
という、ホームページ制作会社の人。
「宝くじの当選数値算出サイトを作ったら、情弱ユーザーがわんさか集まってきて、アフェリエイト収入が手に入った」
と話していた、ソフトウェアエンジニア。
とにかく、この「情弱」という言葉、全く良い意味で使われることは無いので、言われた場合は悪口を言われたと認識した方がいいでしょう。
そんな情弱と言われないために何をすれば良いのかと言うと、やはり日々学習する事なんですね。
しかし、ジャンルを問わずに、何でもかんでも勉強をするというのは、なかなかシンドい感じです。
この情弱という言葉の一つの特徴として、「情報の多くはデジタル情報」があります。
そうです、芸能人などのゴシップ情報などは情弱でも馬鹿にされませんが、パソコンやネットに関することは何故か、「知ってるもの勝ち」の状態が生まれるようです。
という事で、苦手な人も多いかもしれませんが、ITについて詳しくなることが情弱からの脱却の第一歩という風に考えてもいいかもしれません。
情弱の逆は情強
以前、何かの書籍か、ネット記事を見ていた時に「情強」という言葉が出てきて、一瞬意味が分からなかったんですが、情弱の逆の言葉であると認識できました。
正直、その記事がどういう内容だったか覚えてないのですが、情弱を揶揄する言葉として使われていた事は何となく覚えています。
ネットで調べてみると「情強」という言葉は大きく2つの意味があるらしいです。
(1)「じょうごわ」と読む場合、意地っ張りのこと。意思が固く頑固なこと。
(2)「じょうきょう」と読む場合、情報強者の略語。情報強者とはもともと、情報化社会が広がりを見せたころにインターネット関連のインフラが充分でなく、満足に情報に触れられない人々のことを指した。インターネットが完全にとはいえずとも普及した現在にあっては、「無知なもの」を意味するネットスラングとしてしばしば使われる。
参考 : https://www.weblio.jp/content/情強
ちなみに、どーでもいいことですが、「B層、茹でガエル、情弱」はどれも他人を揶揄する言葉ですね。
古い言葉なので、最近では使われない言葉もありますが、これらの言葉を言われた時に、意味を知らないとバカにされた事にすら気がつけないかも。
情強の現状
実は日本が情弱な国という事に気が付きました?
ネットなどの環境が悪いというワケではなく、日本という国がデジタル活用が世界的に極めて遅れているという情弱状態で、周辺国から見られているという事です。
そうなんですが、日本は情弱なんですよ。
なので、プログラマーやエンジニアって、日本国内でも、日本人よりも外国人の姿が目立つようになりましたし、
世界で最も情強な国であるアメリカにデジタル技術を求めて向かう人も数多くいます。
日本国内での限界を知っている人が増えてきています。
鎖国が長く続いて近代国家に出遅れた時代から考えると、日本は常に自国内のみでの発展をヨシとして、独自の文化を創造していくことは得意ですが、外国からの情報には弱い側面があるのは、お国の文化でもあるかもしれませんね。
あとがき
日本の中で情弱な人に対して、上から目線で話をしている人も、海外からは下に見られている場合も多く、
まさに「井のなかの蛙大海知らず」状態か感じがします。
日本の国内で情弱な人は、「情弱中の情弱」ということになってしまうので、少なくてもこの状態は脱却してもらいたいですね。
なかなかITの学習って難しいと考えるかもしれませんが、周囲にそれを楽しんでやっている人も多くいると思います。
そうした人達を、マジシャンのように見るのではなく、「自分でもやったらできる」ぐらいの目線で逆に情弱が上から目線で見てもいいと思います。
もしかしたら、自分が情弱であることを棚において開き直ったら、情強な人達よりも強くなれるのかもしれませんね。
「自分情弱なんで・・・」と高倉健バリの自己紹介されると、なんかカッコいいかも・・・
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