ホームページ制作会社の考えるべきビジネス思考

2022年12月10日

ビジネス 日記

eyecatch 数日前に、マッチングアプリで知り合った人からお悩み相談を受けたのでその内容と、そこから自分で考えた内容をブログに書き残しておきます。 お悩みを持っている相手の方は、20年ぐらいホームページ制作やシステム開発の仕事を行っている会社を経営している方で、 会社と言っても一人会社で、これまで拡大する目処がまるで立っていないと言っていました。 一人会社でシステム受託をやっているのは、ユゲタと全く同じ環境だったので、この時点でとても共感を持ったんですよ。 そして、マッチングアプリで、フリーランスエンジニアや、システム開発会社の人とマッチしてお悩みを相談しているという経緯だったようです。

お悩み相談内容

その方のお悩みは次のような内容でした。
・新規顧客が開拓できないのでどうやって営業活動を行っているのか? ・独自でSNSシステムを立ち上げて数百人の登録者があるのだが、これを使ってマネタイズしたい。 ・ホームページ制作でWordpressが伸び盛りなので、現在テーマ作りを勉強中だが他の方の意見が聞きたい。
なるほど〜、同業者であれば、どれもよく分かる内容ですね。 ユゲタが解答したのは次の通りです。

新規顧客が開拓できないのでどうやって営業活動を行っているのか?

これは、ユゲタの解答はあまり参考になりませんが、自分は全く営業活動をしておらず、同じくこの点で何かしらの活動をしようかと考えていました。 とりあえず、これからやろうかなと考えていたのは次のような内容です。
・オンラインを使ったデジタルインバウンド営業として「メール営業」 ・販促用のオウンドLPを立ち上げてのお問い合わせ集客 ・GoogleのAdwords広告 ・営業代行の方に委託
メール営業は、数打てば当たるという人海戦術方式と、送る相手がホームページを作りたいとドンピシャ思っているタイミングが重要です。 あと、メール内容がお硬い営業メール文面になっているとメールを開封すらされません。 でもフリーランスで、メール営業やっている人はまあまあ多いようですね。 LPを立ち上げるというのは、ホームページ制作を受託する会社であれば、自分の作るホームページのポートフォリオを掲載しておくことは非常に重要ですから、これは必須なんですよね。 Adwords広告は、キーワードなどが重要になることから、自社ホームページのSEOをしっかりと行うという事でもできますが、ホームページを制作してあげるもう一つの目的にSEOを強化するというのもあるので、 自社でこうしたSEO対策ができていなければ、「医者の不用心」状態になってしまいますからね。 最後に営業が移行に委託するのは、会社に人を採用しなくても、営業活動を代行してくれる会社さんや、フリーランスの方はたくさんいるようで、数日に一度は電話営業が入って来るぐらいです。 提供する商品としての内容をしっかりとまとめておけば、営業は得意な人にやってもらうのも全然悪くないですね。

独自でSNSシステムを立ち上げて数百人の登録者があるのだが、これを使ってマネタイズしたい。

自分でSNSシステムを作って、「数百人規模のエンジニアコミュニティが出来ている」と言っていたんですが、これが今現在全く活用できていないとの事で、 登録しているエンジニアの人にSES会社から仕事を掲載して、それを仲介するような事をやろうと思っていると言っていたんですが、 これは相談でも何でも無く、まずやってみることでしょうね。 リスクを相談しているのであれば、システム仲介する時のデメリットとしては、システム案件がトラブった時の対応についてを事前にしっかりと作っておく必要があることをお伝えしておきました。 ユゲタも、毎日のブログ執筆を10年ぐらいやっているし、Podcastラジオを3年ぐらいやっているんですが、この点まるでマネタイズができていないので、昨今誠意マネタイズを企画して活動中です。

ホームページ制作でWordpressが伸び盛りなので、現在テーマ作りを勉強中だが他の方の意見が聞きたい。

これはビックリしました。 Wordpress離れという話も耳にしたんですが、この方は導入者数が今現在も右肩上がりなのだということで、これまであまり触ってこなかったWordpressをいままさに学習し始めたのだそうです。 正直、Wordpressは、ユゲタはお客さんにはオススメしておらず、独自のシステムで安価で安定した運用をする方式で提供しています。 もちろん、Wordpressを要望してくるクライアントさんもいるので、かなり臨機応変に対応しています。

ホームページ制作会社の思惑

とにかく、ホームページ制作会社の中の人であるユゲタが考えているホームページ制作を請け負う時の本音を言ってみると・・・
・割りに合わない運用は請け負いたくない(手離れのいいページを作りたい) ・デザインポリシーのまるで無いホームページは作りたくない ・勝手に他社と相見積もりをしてくるクライアントとは付き合いたくない ・ITが分からないが、値切りと次から次へと要望が出てくるタイプの担当者とは付き合いたくない
ワガママに聞こえるかもしれませんが、コレ本音です。 運用を欲しがるエンジニアもいるので、他の人はまるで違う本音を持っているかもしれませんけどね。

クライアントの気持ちを考える

これまで、システム開発側の事を言ってきましたが、やはりいちばん重要なのはクライアントの気持ちです。 これが汲み取れないホームページ制作会社は、見た目良いものを作るかもしれないけど、心の入っていないホームページという印象を持つ人も多いようですね。 基本的にクライアントの人って、次のような気持ちなんだと思います。
・ITは、さっぱりわからん ・とにかく、売上を上げたい ・機能的なホームページを作りたい ・ランニングコストを抑えたい(自分たちで出来る限りやりたい)
そりゃそうですよね。 確かにホームページをお飾り程度に作るというクライアントさんはある一定いますが、 せっかくお金をかけて作るのであれば、それに見合う売上につなげたいし、他の会社の人が見て「イイネ」と言ってくれるものを作りたいでしょうね。 また、顧客との接点というシステムと考えると、これまで人間がやっていた作業を自動化させる効率化にもつながるし、 無駄に毎日作業をする必要が無くなることを夢見てしまう事も非常によくわかります。 ある程度の自動化と、効率化によって、ビジネス活性化はできるんですが、SEO対策や各種のアウトプットというホームページを育てる部分は必ず手作業でやる必要があり、 クリエイティブなどのコンテンツスキルが必要な場合もあるので、この思考が社内で持てないクライアント会社は、運用サポートなどをちゃんと受けたほうがいいというのは、ユゲタは毎回お客さんに説明するようにしています。

ホームページ制作の未来予想図

ここからは、ユゲタの勝手な思考で、独自のサービス提供思考での未来予想図を考えてみました。

クライアントに対するIT教育

ITが苦手だけど、ITが得意な人が採用できないという会社も多く、そうした人に技術の提供ができるというホームページからはみ出てしまう部分もありますが、諦めている会社さんでもお付き合いで技術の安心感を与える事はできるんですね。 今現在でも、ホームページを作った会社さんから、毎月何かしらのお悩み相談を受けることがあります。 ホームページでの売上の伸ばし方や、ブログの書き方など、都度説明してレクチャーしたりしているんですが、非常に喜んでくれているのを見ると、困っている会社の方にこういう取り組みが刺さるのではないかと考えているんですよね。

安定、安心、簡単な運用効率

残念ながらWordpressのような、OSS系のフレームワークは、ネットにおけるアタックの標的になってしまうことは明確なので、アップデートなどの運用に関して無駄な工数が発生することを考えると、やはりオススメできないポイントでもあります。 非常にシンプルで且つ、安価で、運用も楽にできる方法を独自で構築している制作会社に軍配があがるんじゃないかな〜と将来的な予測をしているワケです。 (このブログでも、よくその内容について書いてますけどねwww)

あとがき

とりあえず、Facebookでお友達つながりをした今回の相談者の方でしたが、非常に人柄が良かったので、今後定期的に情報交換していきたいと思いました。 やはり、会社間での仕事のやり取りって担当者の人柄が重要なんだということを、密かに感じてしまった、ユゲタでした。 現状のクライアントの皆様、ユゲタは、いつも感謝の意を持って活動しておりますので、無下に扱うことはありませんよ。 え?本音部分を見てしまったって・・・それはご愛嬌という事で・・・ このブログを見て、ホームページを依頼したいと思ってくれる会社さんってあるかな?

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