何だか自分の思考がまとまらない時、自分のやっていることがフワフワしていて安定していないと感じる時、ありませんか?
そんな時がたまにある人は、ちょっと苦目のコーヒーでも飲んで、ボーっとしていると解決することがあります。
でも、時間が経っても解決をしない場合はどうすりゃいいでしょう?
そんな時にオススメしたい、自分の内部に持っているコレクションについての話です。
あなたの持っている思考コレクションという陳列棚
人は他の動物と明確に違う点として「思考する」という特徴がありますが、
この思考っていうヤツは、自然と脳ミソが行ってくれるモノではなく、ちゃんと自分で意識していなければ成長せず、体の衰えと連動して、衰退してしまいます。
何かを食べて美味しいと思った場合、「何で美味しいのか?」と一歩踏み込んで考えることで自分が食べた食べ物について理解できるし、それが好きな理由が明確になります。
でも、食べて「おいしー!」だけで終わってしまうと、おそらく3日後には食べたことすら忘れてしまうんですよね。
こういう思考したことって、自分の中の思考陳列棚という大きなショーケースに貯蓄されていくんですが、この陳列棚の扱いがうまくなると、人生が全て前向きになるという事について理解してみましょう。
もっとも手軽な方法は、あなたの陳列棚を他人に見せると、自分の思考がどんどん整理されていくという裏技ですね。
思考する(考える)事は、
インプットで、陳列棚を他人に見せるのは、
アウトプットという風に考えるといいでしょう。
多くの場合、自分の陳列棚って他人に見せたがらないんですが、これがスムーズにできるようになると、まるで変わった人生に切り替わる感じがするでしょう。
人の価値はその人の心理コレクションで決まる
思考するとその先に、人の気持が入っている心理のコレクションがあります。
これは、多くの場合、何かに対して「良い」と思うか「悪い」と思うかの、ビット信号で蓄積されていて、負のコレクションが多くなると心が病んでしまいます。
でも、思考コレクションによってこの心理コレクションのビットを負から正に変えていくことは、比較的簡単にできます。
やり方は非常に簡単で、負の心理について、なんでマイナスなのかを考えて行くことを繰り返すと、自然と最後に負の心理が払拭されてしまいます。
「トマトを食べるのが苦手だから食べたくない」
↓
「何で、自分はトマトが苦手なのか?」
↓
「トマトの酸味が好きじゃないから」
↓
「じゃあ、酸っぱいものは全て食べられないのか?」
↓
「ミカンや梅干しは好んで食べている」
↓
「では、トマトの野菜臭さが苦手なのか?」
↓
「実は食わず嫌いだった・・・」
まあこんな風にキレイに払拭されることは少ないですが、深すぎる負の心理が少しだけ浅くなるだけでも、心の健康にいい影響を及ぼすでしょう。
自分コレクションの整理
色々自分の中のコレクションが意識することができるようになったら、次はそのコレクションを整理してみましょう。
全てのコレクションにタグを付けていきます。
「仕事」「趣味」「遊び」「友達」「道具」「生活」
こんな風にコレクションを分類してみると、自分のコレクションの傾向がよく分かります。
オススメなのは、文字に書き出してみると本当に良く理解できます。
自分の場合は、コレがブログの役割で、ラベルに「プログラミング」や「テクノロジー」「映画」「書籍」などがちゃんと整理できて、そのブログを読み直すと、自分で書いたのに新たなコレクションの発見をすることができて面白いんですよね。
あとがき
パソコンのフォルダ分け、ファイル名の付け方が、まさに自分のコレクションの整理法と連動している事に、ある時気が付きました。
自分のパソコン内のデスクトップが、散らかっているのが気にならない人と、気持ちが悪くなる人がいますが、別にどちらが正解というわけではなく、あなたの心理そのものがソコに現れているという証拠です。
あれ?自分の部屋が散らかっているから、ユゲタまだ自分の中のコレクションが整理されていない状態だ・・・
という事で、偉そうに人生コレクションを語ってみましたが、色々なところで散らかっている事に気がついた人は、それを片付けることで自分の内部コレクションの整理に繋がると思いますよ。
言葉のアヤかもしれないが、「片付ける」のではなく、「整理する」という風に考えたほうがいいかも。
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