これまで、話をして楽しいと感じる人と、話をしても楽しいと感じない人がいるのが不思議でした。
その原因は、その人が「知的好奇心」を持っているかどうかであることが、判明しました。
何かを突き詰めたいから勉強している人、分からないことを人に聴いて理解する人、こういう人は見ていて手を差し伸べたくなります。
自分が教えてあげられることは、どんどん教えちゃいますね。
逆に、何を話しても話の内容にあまり反応がない人、趣味が合わないんだろうな・・・と感じてしまう人。
話の内容に興味が無いのか、話し相手に興味が無いのか、よくわからないですが、相手はそういう雰囲気を感じてしまいますよね。
少なくてもコミュニケーション能力が低いという事実に気がついていないという人物だということで、魅力は感じられなくなります。
そしてこの「知的好奇心」について理解すると、人としての魅力も上がると勝手に思い込んで、自分をスキルアップさせる方法を考えてみました。
知的好奇心とは?
知的好奇心(epistemic curiosity)は、物事に対し興味・関心を持ってより深く知りたいまたは調べたいという欲求や気持ちを意味します。
好奇心というカテゴリーのなかにある1つの種類(知的分野)と考えると分かりやすいです。
知的好奇心は、自身が興味・関心を持った物事を知ろうとする行動や意欲に繋がります。
参考 : 知的好奇心を高めるための方法3選
「好奇心カテゴリー」というのも気になりますが、これは別の記事で紹介したいと思います。
人は、自分が興味がある事について、深く知りたいという心理が働くけど、興味が無いと別に深く知りたいとは思いません。
好きなスポーツチームの勝敗は気にするけど、好きでも何でも無いチームの勝敗なんてまるでどーでもいいと考えるのが普通という事ですね。
ということは、「好き」と「嫌い」という事が「知的好奇心」と連動するのかというとそうでもなく、
必然に駆り立てられた時に、瞬間的に知的好奇心が高まるケースもあります。
仕事で何かトラブルが起きた時に、そのトラブルの内容、詳細について、できるだけ深堀りしようとします。
でも、こういう付け焼き刃が長続きする人とそうではない人も、その人の持っている基本的知的好奇心の高さが影響します。
ちなみに、英語でいうと、
intellectual curiosity
です。
何でも知りたがる人は魅力的なのか?
子供の頃に、親に「これ何?」「教えて!」を連呼している子供は、邪険に扱われる場合があります。
また、ネットで「教えて君」とか「ググレカス」という風に批判されているようです。
知的好奇心が高いはずなのに、何故魅力的に扱われないのでしょうか?
よく考えてみると、これは、他人依存型の知的好奇心で、全く自分で調べようとしない努力不足という印象の方が強く持たれてしまうからですね。
では、魅力的な知的好奇心というのは、どういうタイプなのかというと、
どの時代でも、読書をより多くするタイプの人だと考えられます。
自分の知らない物事を見聞きすると、それを書物を読んで調べる。
その書物を読んでいる時に、新たな言葉に出会い、更に興味が広がる。
これは無限に終わることはありません。
このスパイラルに入っている人が知的好奇心の高い人なんでしょうね。
ちなみに、ネットサーフィンが止まらなくなるのも知的好奇心が拡散して発生するという心理ですが、ネットにおける知的好奇心の探求はかなり低レベルで発生しやすいので、読書とネットでの興味は大きく差があることを密かに知っておきましょう。
知的好奇心の高い人を見分ける魔法の質問
ここで、ユゲタがよくつかう会話テクニックで、相手の知的好奇心が高いかどうかを、こっそりと判断する方法(相手には絶対に言わないですwww)を教えちゃいます。
それは、「
相手に対して少し難しいクイズを出してみる事」です。
ポイントは、相手が知らないクイズであることが望ましいという事。
そのクイズで当然相手は答えがわからないんですが、クイズに正解するかどうかではなく、相手がどの様にクイズを考えるかというところに注目しましょう。
すぐに答えを聞きたがるのは、知的好奇心が低い人
相手が「わからないから早く答えを教えて」というような言動の場合は、知的好奇心が低いタイプだと考えましょう。
物事を深く考えることがあまり好きではないか、またはその場で考えるのが面倒くさいと少なくても考えている場合です。
もちろん、相手はあなたに対して興味がないという事が原因である可能性もありますが、それも含めて色々と判断できる事はあるでしょう。
答えを聞きたがらない人は、知的好奇心が高い人
時間がかかってこちらが答えを言おうとしても、「もうちょっと待って!」というタイプは、とても知的好奇心が高いタイプです。
「負けず嫌い」という風にも見えるかもしれませんが、知的好奇心と並行して負けん気が強いという気概は人の魅力に大きく影響します。
我が強いかどうかで、その人との接し方が変わってきますが、知的好奇心が強いタイプは常に自分で物事を考えるようになるんですね。
クイズサンプル
でもどんなクイズを出せばいいかわからない人の為に、サンプルを1つだけ書いておきます。
取っても取っても減らないものは?
なぞなぞぐらいの短いヤツがいいですね。
ちなみに、この答えは、この記事の一番下に書いておきます。
あとがき
個人的に知的好奇心が高い人と話をすると、とても話が盛り上がります。
逆に知的好奇心が低い人と話すと、本当に心底つまらないです。
おそらく相手は普段どおりにしているのだと思いますが、一緒にいて楽しい人とつまらない人というのは、こうした人の醸し出す知的好奇心に関係していることが大きいと改めて考えてしまいました。
ところで、知的好奇心が低い人というのは、普段から何も考えていないわけではなく、自分の興味の無い話や事柄に対して何をどうやっても興味が沸かないというだけで、興味の湧くことというのは、人間は誰でも持っているんですよね。
ただ、他の人が興味を持っている事に関して何かしらの興味を標すかどうかもコミュニケーションの高い低いで判断できるので、同じような意味で「器が大きい小さい」という言葉でも表現できます。
いろいろな物事に対して知的好奇心が高い人は、器が大きいという事に繋がるという事かもしれませんね。
クイズ(なぞなぞ)の答え
テストの点、相撲
他にもたくさんあるので考えてみると面白いですよ。
・・・と知的好奇心をくすぐってみる・・・
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