メールの返信で「全員に返信」をせずにCCをすべてすっ飛ばす人の話

2021/11/30

ビジネス

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eyecatch メール文化はもはやオワコンではないかと、薄々気が付き始めている、ユゲタです。 インターネットの象徴とも言っても過言ではないEメールは、ネット当初からほぼ仕様も変わらず、セキュリティ対応のみがその次代に応じて更新され続けています。 おかげで、メールサーバーを構築するのも一苦労で、今どきは、会社を設立したベンチャー企業で、名刺のメールアドレスドメインが、「gmail.com」や「yahoo.ne.jp」のままの人も多く見かけるようになってきました。 会社のホームページと、メールドメインが違っているという人もいて、不思議に感じることもありますが、そういう人は、ドメイン管理を自社で行えていないという証という風にも見て取れます。 そして、メールのやりとりは、ビジネス文化も生まれているぐらい、仕事や生活に浸透している事も考えると、「メールはオワコン」と思っても、 メールアドレスを自分から無くすということはまだまだ先の未来になりそうですね。 別にメールアドレスがうざいわけではないんですけどね・・・

Eメールがオワコンのワケ

やはり、「お世話になってます」などの慣用句が、非常にウザい、めんどくさい、正直いらん! それに引き換え、チャットツールで、必要な要件のみをやり取りするほうが効率的なため、メールはオワコンと言われているようです。 おまけに、メール文末に、自分の名刺さながらの自己紹介署名から、会社の宣伝文句を本文よりも長く入れている企業も目立ちます。 あと何と言っても一番最悪なのは、「RE:RE:RE...」と永遠続くレスポンス履歴と、メール文の引用。 メール下部に、スクロールしきれないほどの、「>>>>」記号付きのこれまでのメールのやり取りが、長々とロギングされているのを見ると、 この呪縛から逃れたいという気持ちが毎回よぎります。 しかし、ビジネスにメールはつきものなんですね。 メールマガジンというのは、今どきのyoutubeなどのような動画コンテンツや、Podcastのような音声コンテンツ、ブログなどのWEBページコンテンツとは、また違う 「文字コンテンツ」という悪くない文化もあるので、こういうもののためにメール文化は使われてほしいですね。

メールリテラシ

先日、とある会社の方とホームページリニューアルのお仕事を頂いた時の話ですが、 基本的にzoomで打ち合わせをして、メールで色々なデータのやり取りをするという進行で、比較的うまく進んでいたのですが、 その時の案件が、国の助成金を利用している関係から、その地元の信用金庫の方がホームページリニューアル案件のメンバーに加わっていたのですが、 お打ち合わせの後、議事録を作成して、メールでメンバー全員をCCに登録して、送信した時のことですが、 議事録で、いくつか作業の宿題をしてきていおいて、そうした返信を比較的すぐにいただけて、スケジュール進行も順調と思っていた時に、 メールのCCが毎回全て抜けているという事に気が付きました。 もちろん、メンバーの人は、その返信に気がつくはずもなく、グループメールにしていたのに、1対1のメールとして扱われてしまっていました。 メールソフトには、自分に来たメールの「返信」というボタンと「全員に返信」というボタンがあると思いますが、 ※gmailはccが入っていると、自動的に「返信」が「全員に返信」に変わるようです。 全員に返信を押していないということが丸わかりです。 グループメール台無しですね。 また、添付データも未だに10MBクラスのファイルを送ってこようとして、エラーが出ているお付き合いのある会社の人も何人もいます。 そもそも、データを圧縮する事すらせずに送るとかして、「圧縮」という言葉すら分からない人も、まだまだ世の中にはたくさんいるようです。

改めてメールの用途について考える

メールリテラシのない人と、仕事をすると、結果的に作業を進める側が、苦労する構図になってしまいますが、 リテラシのない人が、こうしたITリテラシを覚えようとしない姿勢を見た時に、とても残念な人を見たという思いになってしまいます。 少なくともビジネスでメールのやり取りをする場合の、「メールリテラシ」というのは、一通り学習しておいてもらいたいものですね。 今どきのIT社会、プログラミングをやれとまでは言いませんが、スキルのないことを棚に上げた、チョンボだけは避けてもらいたいものです。

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