
初心者プログラマーと繋がりたいけど、こちらからは、グイグイ行かない、ユゲタです。
Twitterで「#初心者プログラマーと繋がりたい」というハッシュタグが、めちゃくちゃ嫌われています。
確かにこのハッシュタグおそらく、サロン立ち上げの人が作ったのではないかと容易に想像できるハッシュタグなんですが、
その先では、プログラミング学習者が、色々切磋琢磨している様子がツィートされているというものもたくさんあります。
でも、実態は、サロンやイベント、なんちゃら会などへの執拗な勧誘が多く、
「プログラムを覚えると、年収○倍アップ」や
「月に○万円の副収入が可能」
などの、おいしそうな餌をぶら下げたメンバー集めが横行しているようです。
そんな初心者プログラマーを食い物にする、プログラミングスクールや、一部の悪徳なサロンなどの実態を知ってしまうと、
本当に詐欺なんじゃないかと疑いたくぐらいヘドがでます。
こうしたプログラミング初学者は、食い物にされてしまう上、色々と虐げられているという話を今回はブログに書いておきたいと思います。
質問サイトにおけるプログラミング初学者へのイジメ
質問サイトでは、いつものように「ググレカス」的な感じで、初心者の質問に対して、
「こんな事も知らんのか?」
「質問の仕方が悪い」
「ググったら答えが書いてるやろ」
的な回答が、日々更新され続けています。
もちろん、質問の丸投げをする初心者の人もいて、そうした人にいちいち回答するベテランエンジニアも、しんどいという気持ちもわからなくもないですが、
プログラミング初学者は、質問の仕方のセオリーも分からないので、分かる範囲での質問をしているという事がいつの間にか、
「スキルが足りていないやつは質問をするな」
的な風潮になっているようにも思えます。
実際に、有名な某質問サイトでは、殆どの質問に対して、マイナス評価が付けられていて、プラスが付けられるのは、質問内容以外の場合が多いという自体に陥っている事がわかります。
(もちろん、全ての質問に対してではないですが)
ベテランプログラマーの人の言い分としては、自分が初学者だった頃、インターネットなどでもまだ十分な情報がなく、海外の高額な書籍を購入して、頑張って翻訳しながら覚えたり、
仕事で失敗を繰り返しながら、長年かけて培った経験でのスキルをタダで提供するのは、なんとなくもったいないというか、「初学者がもっと苦労して覚えたほうがいい」という風な感じなのだそうです。
まあ、分からなくもないですが、これって、戦争経験をした人が、
「昔は食べ物が不足していて、満足に食べられなかったから好き嫌いしてはいけない」
と言って、子どもたちに無理強いする風景に似ているな〜と感じたジェネレーションギャップです。
ベテランも一昔前は初心者だったということを考えると、ググレカスではなく、どうやって質問をすればいいかという返答をしてあげればいいのに、
なんか、社会全体におけるイジメの形態と同じように見えてしまうのは、ユゲタだけなのでしょうか?
ITリテラシが低い人へのデジハラ
会社でITがわからない多くは、年配者で、「今更コンピュータに詳しくなんてなりたくもない」という思考の人が多いようです。
でも、そういう人でも、手持ちの携帯電話はiPhoneで、子供とLINEを毎日して、スタンプの更新ぐらいは難なくできているに違いありません。
また、メール、電話、必要最低限のアプリなら使えるという感じですが、「自分はITが苦手」という思い込みで、とんでもない自己催眠に掛かっているようです。
そして、昨今では、こうしたITリテラシが低い人は、もはや生きていけなくなってしまう時代に突入仕掛けています。
お店では、現金よりも、なんちゃらペイが好まれて、まともに買い物すら出来ない国も増えてきていますし、
店頭よりもネットで購入しないと手に入らないものも数多くあります。
そして、これまで、窓口で親切丁寧に対応してくれていた、携帯ショップも、安価になった反面、店頭での対面接客はなくなり、
webサイトでの、色々な対応がメインになってきました。
もはや、webブラウザが立ち上げられない、キーワード検索ができない、自分の住所などがまともに入力できない、
こうした人達は、社会的なデジハラにあっている状態ということです。
虐げられないためにどうすればいいのか?
もちろん、デジタルに弱いという事で、周囲から下に見られないために、デジタルに詳しくなるという事は重要ですが、
それ以前に、「質問をするスキルを身につける」という事が重要だと考えられます。
「ITが分からない」というだけで、右も左もわからないように思わせておいて、実は聞きたいのは部分的であるという場面に何度も出くわしたことがあります。
何か質問をしてきた人が、何もわからないという場合、はじめから説明をしないと理解できないと思い、親切心で教え始めると、
「そこは分かっているから、ココだけ教えて」
という具合に返答されてしまうと、仕事でもない場合途端に教えてあげるモチベーションは萎えてしまいます。
これは、適切な質問ができておらず、せっかく教えてくれるという人に対して、牙を向いてしまった感じになって、あまりよろしくありません。
できれば最初から、「ココがわからん」という聞き方ができるだけで、こういうコンフリクトは起きないし、お互いに無駄な時間を費やす必要がないので、効率的でもあります。
でも、ITが苦手な人は、どうやら、この辺の論理的思考がどうしても苦手という傾向もあり、
結果的に「プログラミングが論理的思考を高める」という大前提として考えられるため、プログラミング学習をしたほうがいいかという結論に達してしまいます。
違いますよね。プログラミングができなくても、論理的思考って身につきますよね?
ITが苦手な人でも、論理思考の人はたくさんいますよね?
ということで、ITに詳しくなる必要はないけど、「論理的思考は今現在のコミュニケーションにおいては、必要」というユゲタの結論に達しました。
なんとなく、難しく聞こえるかもしれませんが、相手のことをおもんぱかる思考はすでに論理思考ですし、
自分が何がわからないかを理解するというのも、論理的思考です。
相手を困らせないとかんがえる質問のしかたも、重要な論理思考だと思うので、
是非、この論理思考というのを伸ばすように心がけましょう。
え?もっとこのブログ、論理的に説明しろって?
ググレカスこのやろう!
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