
最近、自分で企画したラジオドラマで声優デビューした、ユゲタです。
といっても、番組の500会記念で作ったラジオドラマが、面白くなってきて、シリーズ化してしまっているという事なんですが、
こういうストーリーの制作をするのって、想像していたよりも、100倍ぐらい面白くて、もはや仕事そっちのけで、
ラジオドラマに費やす時間が仕事をしているよりも多くなっている事に、ヤバさよりも、喜びを感じてしまっています。
そして、こうした連載モノのコンテンツでは、ストーリー展開が非常に重要なんですが、
それも踏まえて、内容に何かしらの学びがあると、エンターテイメントとしての深みが出るのではないかと考えて、
ラジオドラマでプログラミング学習ができるというコンテンツにしようと考えてみました。
ラジオドラマ「ペチパーの大冒険」
アプール王国のペチパーが、ググール王国から来たルビーという女の子と、世界を滅ぼす魔王を倒すために冒険する、ありきたりなRPG的ストーリー。
この記事を書いている現時点で5話まで放送してます。
ペチパーの大冒険 #1「勇者ペチパー」
ペチパーの大冒険 #2「プログラミングって何?」
ペチパーの大冒険 #3「村長さんの家をrm」
ペチパーの大冒険 #4「魔王復活」
ペチパーの大冒険 #5「冒険開始!」
ペチパーの大冒険 #6「盗賊にからまれる」
Poscastラジオで、一緒にパーソナリティをやってもらっている、影織ちゃんと二人で全部の役の声を担当しながら収録しています。
MacBookにインストールされているGarageBandで収録して、Pichなどのエフェクトで声の音質をいじりながら、
色々な配役の声を出し分けていると、まるでたくさんの声色をもった声優気分が味わえます。
ボイストレーニングをやっている影織ちゃんはプロの声優なのではないかというデラウマさで、本当に助かっていますね。
この先にでてくる、占いばあさんの収録は、別人みたいで震え上がってしまいましたwww
色々なコマンドたち
このラジオドラマの本質は、なかなか覚えにくいプログラムの色々なコマンドや用語などを、おもしろおかしく記憶に残してもらおうと思って、
随所にIT用語を入れ込んだ名称にしているんですが、
中でも苦労した点は、魔法の代わりに「プログラミングコマンド」というので、モンスターを倒したり、色々なトラップから脱出するというのを表現しているんですが、
そのコマンドを実際のコマンドを使い方も合わせて主人公のペチパーが学んでいくという点で、
なかなか、そのシーンにあったコマンドが見つからず、毎回、頭を悩ませているんですね。
これまで使ったコマンドは、ほとんどが「シェルコマンド」で、サーバーなどを操作する時に扱うターミナル操作でのコマンドなんですが、
インフラやネットワークなど、サーバー系の操作が苦手な人に、少しでも興味を持ってもらえたらと、思って次のようなコマンドを使ってみました。
rm : ファイルを削除する(ドラマでは、目の前の物を消し去る)
kill : サーバープロセスを強制終了させる(ドラマでは、人を殺傷する)
mv : ファイルを移動したりリネームしたりする(ドラマでは、モノをトランスポートさせる)
他にも、windows系のみで使えるdirや、攻撃系として、圧縮コマンドを使ったりしていますが、
コマンド以外でも、プログラム言語での命令なども組み込んで行く予定です。
制作の難しさは面白さでもある
ラジオドラマを作っていて感じたのは、それぞれのキャラクターに、BGMを割り当てて、雰囲気を作ったり、
そのシーンにあったBGMにすることで、状況を表すと、臨場感が増し、ドラマに入り込める感覚を味わえる気がします。
また、効果音やジングルのような効果が、ドラマや映画で無意識に使われているのを聞いていただけだったのが、
いざ自分でそれらを創り出すというのが、難しさでもあるんですが、シーンにピッタリとハマった時に、
めちゃくちゃ達成感を感じるという事を、改めて自分で体感することができました。
こうして、毎回5分から10分ぐらいのラジオドラマなのですが、毎回作った後で、制作再度での満足感を得られるというこの体験は、
他の何とも代えがたい経験だと、自分のクリエーター魂を刺激していることをビンビン感じてしまいます。
このラジオドラマを始めるにあたって、Podcastで、ドラマ系のカテゴリーをいくつか聞いてみたのですが、
どれも、面白く入り込める感覚があり、
オーディオブックなどが、密かに流行っている事を自分なりに理解できた感覚を覚えました。
この先、動画にもトライしてみようとは思っていますが、今の所、このラジオドラマを続けるライフスタイルを大事にしたいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿