プログラミングは目的ではなく、単なる手段であると考えている、ユゲタです。
これからプログラミングを学習し始める人、今プログラミングの学習をしている人は、見据えているゴールは「プログラミング習得」という風に考えガチですが、
この目標のまま進むと必ず挫折してしまいます。
何故なら、プログラミングで何を作るかが非常に重要で、本来は作るものによって、モチベーションが左右するモノなんですね。
プログラミングを挫折してしまう思考の仕組み
初学者の時代は、とにかく自分で書いたプログラミングコードを実行して、コンピュータがそのとおり動いてくれるというだけで、面白いと感じるのですが、
これは、「プログラミングでコンピュータを動かす」という目的になっているからなんですね。
所詮は人間なんて、すぐに飽きてくる生き物なので、お笑い芸人の一発屋のごとく、コンピュータが、言われたとおり動く程度など、プログラミングの命令(関数やスニペットなど)を、一度試すとすぐに飽きてしまいます。
確かに、プログラミングの命令なんて、たくさんあるので、それを一通り触り尽くすぐらいまでは、モチベーションも保っていられるかもしれませんが、
その先を考えられるようになっていないと、学習が終わりに近づいてくるにしたがって、プログラミング自体がつまらないモノになってしまいがちです。
結果的に、プログラム学習を終える前に、やめてしまうということになり、いわゆる挫折してしまうという結果になってしまいます。
なんと、プログラミングスクールに通っている人で、挫折してしまう人は、9割近いのだそうですね。
参考 :
プログラミング学習者の約9割が挫折を経験 挫折時に「気軽に聞ける環境があればよかった」人が6割に
プログラミングを挫折する理由その2
もうひとつ、プログラミングを挫折してしまう理由に「動作環境がうまく構築できない」というのがあります。
これは、せっかくプログラミング学習をやろうと思い、その言語環境であったり、ライブラリやフレームワーク環境の初期設定が思ったとおりに行かない場合や、途中ちょっとした間違いのため、そのリカバリーが自分のスキルでできない場合に、
にっちもさっちも行かなくなり、諦めてしまうというケースです。
これは本当にもったいない理由で、学習をスタートする手前で、想定外の膨大な時間を費やした挙げ句、何も始めることができない状態で、終了してしまうという、残念な状態ですね。
ただ、この事象を回避できる人とできない人には、大きな壁のようなモノがあり、
出来るタイプの人は、失敗をした時に、すぐにスタート地点にもどって、実直に何度もできるまで繰り返しています。
そして、出来ないタイプの人は、リカバリーできる手段を一生懸命探して、あたかもそれが理想であるかのように、こだわりをもって、作業が滞ってしまうようです。
この2つは大きな隔たりがあり、一旦気持ちをリセットできるか、その場にしがみついて粘着質が高いかのような意地を張ってしまうか、という違いがあります。
そして、出来ないタイプの人の特徴として、できない事を人に聞くということが苦手というのもあります。
結果的に、自分で解決できてしまうような効率のいい人であればいいのですが、多くの場合、それにはそれなりのスキルを有していなければいけないため、結果的に挫折してしまうようです。
プログラミングを学習したその先の将来像
プログラミングを利用する場というのは、企業の開発部門のような、プログラマーを採用して、その人達でチームを構成して、スケジュールに合わせてコーディング作業を進めていくケースが多く、
採用活動というのも、プログラム言語に対するコーディングのスキルレベルをテストする企業がほとんどです。
または、仕事で行う事を過去に経験して実績として持っている人というのが、この場合プログラミングコーダーとしてマッチすると見られ勝ちですが、
実は、プログラミングスキルが高くても、トラブル対応に弱いとか、実装経験は合っても、運用経験が無いという事で、採用したけど結果的に、使い物にならないエンジニアとして判断されてしまう事も、数多くあります。
これは、エンジニアのスキルレベルが、言語の習得レベルだけで考えられているためで、実際に仕事をやらせてみないと、ミスマッチかどうかはわからないというのも事実としてあります。
企業側の判断は、リスクも承知で、言語スキルで判断するしかないですが、エンジニア側で、ミスマッチと判断された時のショックは計り知れません。
だって、自分のスキルは入れ替えようが無いですからね。
なので、プログラミング学習の先には、失敗経験をたくさん積むという、茨の道にも聞こえるかもしれませんが、試練的な学習はまだまだ続くという事を理解しなければいけません。
その失敗経験というのは、何も仕事で行わなくても、自分でテスト環境で経験できるものでもあると考えると、そういう貴重な経験をしている人、指定ない人の差が、実社会では、どちらが優遇されるかは想像に容易い事だと思いませんか?
でも、こうした経験というのは、プログラミング学習を実践さながらとして、自ら行うということは、もはや、その行為自体に面白みを感じていないとできないですし、面白みを感じていれば、美味しい料理を食べるかのように、経験ができてしまうというのも、ユゲタの経験談です。
あまり、プログラミングスクールでは、こうした事を教えてくれるというのは聞いたことも見たこともないのですが、是非こういう事実を事前に知っておくというのも、プログラミング学習としては重要ではないかと思い、今回ブログに書いておきました。
プログラムの勉強をしているけど、自分でそのプログラムを使って何が作りたいか、これを追求すると、あなたの人生が変わるかもしれませんよ。
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