何かを達成したいと思ったら、
毎日継続を繰り返して行くことが重要と書籍には書かれているし、それを教わる人からは言われると思います。
でも、継続できない人って、同じことを2回続ける事もできないし、本人がやりたいと思っているのに、それを
継続することがしんどいと考えてしまうです。
コツコツ積み上げる意味が理解できないとか・・・
非常に進みが遅いので、モチベーションが上がらないとか・・・
様々言い訳が発生すると思いますが、継続できる人とできない人には、実は決定的な違いが存在しています。
継続できる人のみが知っているこの違いについて説明したいと思います。
1. 目標設定と計画の違い
継続できる人は具体的で測定可能な目標を設定し、詳細な計画を立てる。
継続できない人は漠然とした目標や計画の欠如が多い。
自分がやりたいと思ったことや達成したいと考えたことが目標なんですが、コレが曖昧な状態だと、継続することが難しくなります。
漫画家になりたいという目標の場合
「将来漫画家になりたい」と考えた時に、小さい頃から漫画が好きで、自宅にたくさんの漫画雑誌や単行本などを買い揃え、どれだけ好きな漫画家について雄弁に語れても、漫画家になる要素はこれっぽちもありません。
目標とは、実際にどういう漫画が書きたいのか考えていないと、恐らく厳しい夢になるでしょうね。
他人が面白いと考えるストーリーをすでに持っているとか、他人が斬新だと興味を持ってくれる絵が描けるとか、誰かのためになる、何かの役に立つ内容とか・・・
具体的な目標を持っていれば、より早く実現できる夢なのですが、こうした事を見つけたり組み立てるために、毎日それらを創る継続が必要になるんですね。
2. 小さなステップの重要性
継続できる人は大きな目標を小さなステップに分解し、達成感を得ながら進む。
継続できない人は一気に大きな成果を求め、途中で挫折しやすい。
マイルストーンとか、進捗みたいな言い方をする小さなステップは、継続が得意な人は、自然と頭の中に構築されます。
単に大きな目標を夢見るだけじゃなく、具体的に何をすべきなのかを思考できることが重要なんですね。
Web制作の仕事がしたいという目標の場合
かっこいいホームページを見かけた時や、使いやすいWebアプリや、そもそも今どきっぽい仕事でカッコいいって考えて安易にジョブチェンジをしようと考える人が増えています。
今現在、労働集約的に時給や日給で働いている人や、遠距離通勤をしている人などは、自宅で仕事が完結してできてしまう、デジタル職種には魅力を感じるのも分かります。
でも、単にホームページを作りたいと考えた時に、HTML,CSS,JavascriptというWebの三種の神器スクリプト(プログラミング)を覚える必要もあれば、
サーバーやネットワークといった、裏方技術などを知らなければいけません。
また、デザインの知識や理論、今どきの傾向などのトレンドウォッチなども必要になり、学習すべき点が膨大すぎて、それをステップに分解して、毎日少しずつでも進めるという事ができる人が目標達成にたどり着ける人と言ってもいいでしょう。
3. 習慣化の力
継続できる人は日常生活に新しい習慣を組み込み、自然に行動できるようにする。
継続できない人は一時的なモチベーションに頼り、習慣化できない。
継続に最も重要なのは、習慣化と言ってもいいでしょう。
日記を書くという目標の場合
◯月◯日の日記を継続して書くために、その日に起きた事をその日の終わりに書くと考えて、それを毎日繰り返せばいいと考えた人は恐らく日記を書く事に挫折をしてしまうでしょう。
最もダメパターンとしては、何かしら忙しくて日記が書けない状況の時に、日を遡って思い出して書けば良いと、安易に考えて穴埋めのように日記を書く・・・
なんてことをやり始めたらもはや日記とは言えませんよね。
面白くもない業務日報を書いているようなものです。
前日自分に起きたことを次の日の朝に日記に書いてもいいんですよ。
重要なのは毎日、
決まった時間に書くという、朝ご飯を食べる、夜に歯を磨いてお風呂に入るというような、生活習慣と同じにできたら自然と継続できてしまうでしょう。
4. 自己効力感の違い
継続できる人は自分の能力を信じ、困難に直面しても自己効力感を持ち続ける。
継続できない人は自己疑念に陥りやすく、失敗を恐れる。
マインドによって左右されてしまう、自分への自信ですね。
プログラミングを習得したいという目標の場合
数学が苦手だから、自分がプログラミングなんてとても無理・・・と考えてはじめの一歩も踏み出せない人もいるようです。
どんなに高い壁があっても、継続できる人であれば、小さな課題や学習をこなして結果的にその壁を乗り越えられます。
継続できない人は、すぐに投げ出してしまうので、周囲の人は
やる気のない人のように見られてしまうかもしれませんね。
5. フィードバックの活用
継続できる人は定期的に自己評価し、フィードバックを受けて改善を図る。
継続できない人はフィードバックを避け、同じミスを繰り返す。
健康な体で日々過ごしたいという目標の場合
健康は、人間にとって死ぬまで継続し続けなければならない、重要で不可欠な目標です。
でも、年を取らないとこの点に気付けない人も多いのが事実なんですよね。
他人から「太った?」と言われて初めてダイエットを考え始める人、
少し重い段ボールも自分で運ぶことができない時に、筋肉が重要と気がつく、
アウトドアで遊ぼうとしたり、スポーツをする時に、基礎体力がなさすぎる自分に気がついた時、
これらの瞬間に運動をしようと考えるんですが、毎日体重計に乗ったり、健康診断みたいな数値でのフィードバックを継続して見て自分の体力傾向を測り続けることができないと、なかなか健康の継続って難しいモノです。
6. サポートシステムの違い
継続できる人は周囲のサポートを積極的に利用し、仲間と共有することでモチベーションを維持する。
継続できない人は孤立しがちで、サポートを求めない。
サポートシステムと言うと何かのアプリやシステムみたいtに思うかもしれませんが、
仲間とか友達と言ってもいいと思います。
コレは非常に重要な存在なんですよね。
共同で事業を立ち上げるという目標の場合
株式会社の立ち上げが増えている一方で、友達などと一緒に立ち上げられる合同会社の設立も年々増えてきています。
若年層の起業も要因ですが、同じぐらいの割合で、合同会社の廃業も増えているようです。
同じ目標で一緒に立ち上げた仲間のハズなのに、次第に意見の創意から敵のような存在になってしまうらしいですね。
(なので、個人的には安易な合同会社はオススメできません)
メンターや、相談相手という立ち位置でもいいので、一人で何かをやり続ける事が気分的にとてもラクにしてくれる魔法のような存在になるでしょう。
7. ポジティブな心の持ち方
継続できる人は失敗を学びの機会と捉え、前向きに対処する。
継続できない人は失敗を恐れ、ネガティブな思考に陥る。
継続には、モチベーションが重要なのは、継続に失敗した全ての人が口にする原因です。
前向きな思考になりたい目標を立てた場合
ポジティブ、ネガティブって、その人の思考の本質なので、手軽にチェンジできませんよね?
どちらかというと、ポジティブが良くて、ネガティブが悪いという判断は、間違ってはいません。
多くの場合、ポジティブがネガティブを説き伏せますし、ネガティブは色々な事をマイナスの方向に進めてしまいます。
継続をするモチベーションの上げ下げもポジ・ネガ思考に影響されやすいのですが、どうすれば、ポジティブな思考って持てるんでしょう?
簡単にポジティブになりたければ、色々な物事を深く知り、それを自分の思考で考えるという事を身につければ、おのずと何かの問題に直面した時に卑屈にならずに自分で解決方法を思いつくようになります。
そうすれば、世の中であまり恐いと思うことが少なくなるので、思考がポジティブに傾いてきます。
要するに、ネガティブな人は、情弱が原因であることが多いと考えても良いかもですね。
知識+自分の考え、これをしっかりと身につけることができれば、ポジティブシンキングは身につけた事になるでしょうね。
8. 環境の整備
継続できる人は自分が目標に集中しやすい環境を整える。
継続できない人は環境の影響を軽視し、誘惑に負けやすい。
毎日マインドフルネスや瞑想などができている人は、環境にこだわって、より自分の集中しやすい状態を理解出ています。
作業場をきれいに保つという目標の場合
個人的な事ですが、ここ2年ぐらいずっと部屋の片付けをしています。
これまで10年以上、不要になったものを戸棚や段ボールなどに詰め込んで倉庫に放り込んでいた状態でした。
それらを紐解いて、いるものいらないものの分類をしたり、それを保管しておくメリット・デメリットを考えると、膨大な時間を有するため、
毎日少しずつでもタスク化してこなしていくようにしました。
完了まであとどのくらい掛かるか、まだまだ分からないほど膨大ですが、ちょっとずつきれいになっていく部屋には気持ちの変化も生まれる実感も湧いてきます。
9. 内発的動機 vs 外発的動機
継続できる人は自分の内なるモチベーション(興味や楽しみ)に基づいて行動する。
継続できない人は外部からのプレッシャーや報酬に依存しがち。
またモチベーションか!ともう人もいるかもしれませんが、内部要因と外部要因についてしっかりと自覚と理解をしておかないと、継続する時に妨げになりかねませんよ。
どんなに忙しくても継続するという目標
「自分へのごほうび」をSNSにアップする人は、継続が困難に感じる人が多いという事実を知っていますか?
今日は特別!という事を自分に言い聞かして、例外を勝手にに自分で作り出して、それを安易に受け入れてしまう緩い思考のため、
自分で楽しみを生み出しているように思えますが、こうした人は外的要因に弱い一面もあります。
継続できる人の特徴として、毎日と違う日に違和感を感じ、できるだけ同じ毎日を過ごそうと考える傾向があるようですね。
休息などのために、非日常を求めても良いのですが、継続できる人はそんな非日常でも日課としてのマイルストーンを欠かさない思考を持っているので、外的要因にはあまり左右されないハズなんですよね。
10. 時間管理の違い
継続できる人は時間管理が上手で、効率的にタスクを進める。
継続できない人は時間の使い方が曖昧で、後回しにしがち。
時間管理というと、何かのアプリやツールを上手に使って自分自身を管理するようなイメージを持ちがちえですが、
継続上手な人は、
作業が早いため、時間管理が楽に行えているという方がわかりやすいと思います。
作業が遅い人は時間管理が苦手なのもわかりやすいですよね?
たくさんの事を毎日こなそうとする場合の目標
やりたいことがたくさんあって、毎日それらをこなすのが難しいと考えた時に、いくつか方法と対策があります。
毎日を、日替わり継続で行う事で、複数の継続を同時進行させると、なるべく偏りのない形で、目標に向かって行くことができます。
どれかの作業を優先した時点で、非優先の目標は継続がストップしてしまう可能性が高いですからね。
また、1つの継続作業の割合をもっと少なくして、同時に継続する事を止めないという手もあります。
ただ、割合を少なくすることで、それぞれの継続の区切りがつきにくくなってしまう可能性もあるので、継続のタスク管理と内容についてしっかりと管理する必要はあります。
最後の方法は、圧倒的に効率的にして、1つの継続作業をできるだけ時間を掛けずに行えるようにすることです。
もはやこれができるようになると、継続のプロと言ってもいいかもしれません。
あとがき
継続をするために、今回のブログを書きながら自分の思考をまとめるいい機会になりました。
ちなみに、上記で書ききれなかった内容として、「継続するには想像力が必要だった?!」というのがあります。
これは、人はモノを集めて揃えることに魅力を感じる傾向があります。
コレクション思考と言うと聞こえは良いですが、収集癖という言い方をする場合もあります。
でも、継続をする場合にこの収集癖がとても重要になってくるというのが、最近になってわかってきました。
自分の継続していることを、コレクションアイテムのように感じるようになると、
自分が継続すればするほど、コレクションが増えていくので、なんだか楽しくもなってくるし自信もどんどん湧いてきます。
自己満足でも構わないのでこのコレクションをどういう風に成長させるのがいいかと考え始めることで、自分にとってより良い継続ができていくという実感もあります。
また、「些細な違いをみつけて楽しめる能力」の話もあって、自分自身の成長を変化として楽しんでいくマインドで、めちゃくちゃモチベーションアップにつながります。
今回は継続ができない人に向けてブログを書いてみましたが、これらは理解できても継続できないという人は一体何が自分に足りないのかという事を思考する力が圧倒的に足りていない
自分情弱の状態なんだと思います。
それをポジティブに考えると、「継続ができない事が継続できている状態」なのではないですかね?
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