最近ではもう電車に乗る時に、SUICAなんかのICタッチを使うため、切符を買わなくなりました。
一昔前は切符を買ってそれを到着駅まで後生大事に手に持っていたんだけど、何故かどこのポケットに入れたか忘れて出口でアタフタした経験ある人も多いんじゃないでしょうか?
それを恐れていつも手に切符を握っていた時に、切符の下に書いてある4つの数字を使って10を作るという遊びをすることで、その切符を使い倒した感と、現地までの乗車時間を有効活用した感で、なんとなく満足してしまっていました。
これを周囲の友達に話すと、「そんなつまらん遊びをすな!」と何故か怒られてしまったんですが、今でも4つの数字を見つけると、頭の中でその遊びをやってしまいます。
スマホも使わずに、脳トレにもなると勝手に思い込んでいるので、同じ感覚の人またはこの遊びを知らない人との情報共有のために、ブログに書いておきたいと思います。
この遊びに名称があった?!
ネットで調べたところ、
テンパズルまたは、
メイクテンっていう名前があるようでした。
なんかどっちもかっこいい名前ですね。
これまでずっと、「4つの数字を10にするやつ」って言ってました。
これからは「テンパズル」って言うようにします。
ローカルルールについて
そして、このテンパズル、いろいろなゲームルールの違いがあるようなので、個人的に気になったのでまとめてみました。
四則演算のみパターン
四則演算とは、「+−✕÷」などの算数や数学の時に学校で教えてもらった記号です。
プログラミングやってる人は、単語にも使い方にも抵抗ないかもしれませんが、学生時代に数学が苦手だった人は、この単語と意味を極端に嫌う傾向があります。
きっとそういう人が、エクセルに理由わからない式を詰め込みまくって、仕事を非効率にしてしまうんだろうな・・・と勝手に想像してしまいました。
とにかく、その四則演算と()カッコのみを使って、4つの数字の計算結果を10にするというルールです。
例:
1, 2, 3, 4
> 1 + 2 + 3 + 4
> 1 × ( 2 × 3 ) + 4
この時に、4つの数字の順番は自由に変えても構わないという、救いのルールもあり、10にできない場合をかなり軽減してくれるようです。
累乗アリパターン
上記の四則演算パターンに加えて、累乗という「乗算も使ってもいいよ」というルールもあります。
例えば、「2, 2, 2, 2」という4つの数字の場合に、
単純に、「2 × 2 × 2 + 2」とやってもいいですが、
「2² × 2 + 2」という風にもできるというルールです。
ちょっと2ばかりで分かりにくいかもしれませんが、数字を累乗として使っても良いので、ノーマルパターンよりもさらにできない確率を減らすことができます。
桁つなぎパターン
数字を2つ繋げて、桁数を変えてしまうというルールも存在します。
「2, 4, 6, 8」という数字がある場合に、「24 - 6 - 8」のように、2つの数字を2桁の数字にすることができるルールです。
上記ルール全てにこのルールを加えることで、4つの数字はほぼどれでも計算結果を10にすることができるようになります。
小数点パターン
2ケタにできるルールと似ていますが、2つの通じをドットで繋げて、小数値を作ることもOKなパターンです。
でも、このルールをやるタイミングにこれまで出会ったことがないので、Float(少数値)にすることで10にできる明確な方法があればいいんですが、
もしかしたら、マイナスの累乗を使うといいのかな?
どちらにせよ、かなりの上級テクニックです。
Wikipediaあった
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%BA%E3%83%AB
一般ルールと特殊ルールとその他にパターン分けしてくれていて、まあまあわかりやすく書かれています。
テンパズルで解けない4桁にであると、何故かワクワクするのは、謎解き要素の感覚になっているような気がする。
この面白みが分かる人と分からない人とで、何か決定的な違いが存在するような気がする。
別に、分からなくても悪いと言っているわけではないけど、論理思考があるかないか的なそんなザックリとした感覚です。
テンパズル発動サンプル
電車の切符以外にも、テンパズルが手軽にできるタイミングは、生活の中に溢れています。
スマホなんかなくても、頭の体操を山程できるという事を、思い知ってください。
車のナンバー
テンパズルに慣れてくると、秒で作れてしまうようになります。(たまに時間かかりますが)
車に乗っている時に(運転しているときはやめて)、対向車のナンバープレートの4桁数字をテンパズルすることができます。
デジタル時計
10時、11時、12時のタイミングで、4桁数字が時計に現れます。
毎分値が変わるので、分単位で問題が発生して、なかなかの問題放出に、「もうやめて」と言いたくなる場合もあるでしょう。
カレンダー
カレンダーの10月から年末にかけても、テンパズルチャンスですね。
一年の締めくくりの最後の3ヶ月は、毎日朝起きて、目覚めのテンパズルをするという誰にも共感されにくい寝起きをしているのは、ここだけの秘密です。
クレカなどのカードについている数字
クレジットカードは、4桁の数字が4つ並んでいるものが多いので、手元の財布の中にテンパズルがたくさん存在します。
自分の手持ちのクレカの4桁数字は、全部10結果にしておきたいと考えはじめたら、立派なテンパズラーですね。
電話帳
もはや、テンパズルの山と言ってもいいぐらい、4桁数字が山のように掲載されています。
市外局番と、下4桁番号まで、4つの数字がてんこ盛りです。
これでよだれがでるようになれば、上級テンパズラーと自分で言ってもいいかもですね。
(人に見られないようにしましょう)
あとがき
こんなアナログなゲームですが、スマホなどなくてもできてしまう数字ゲームで、
最初は時間がかかっていたテンパズルゲームも、何度もやると凄く早くできるようになります。
そして、ほぼどんな数字でも結果を10にすることができるようになると、何だか数学が楽しくなる感覚が芽生えてきます。
これからプログラミングを始めたいと考えているけど、「数学苦手なんだよな〜」とほざいているひとは、
テンパズルで脳トレして事前に頭を柔らかくしてみてもいいかもですね。
そもそも、プログラミングを組んで、4つの数字をランダムで表示するだけでもいいかもしれませんね。
そう考えたら、そういう簡単なプログラミングを組むのも面白いかもしれません。(でも意外と難しいですよ)
気が向いたら、プログラム作ってブログで紹介しますね。
あ、ちなみに、アイキャッチの回答は・・・
問題: 3 3 8 8
> 8 + 8 - 3 - 3
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