ハラスメントの相談を受けて考えた事

2024年5月26日

日記

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eyecatch 最近仕事で話をしている時に、色々な組織内でのハラスメントについての相談を受けることが増えてきた。 パワハラ、モラハラ、セクハラ・・・いろんなハラスメントがありますが、どれも共通しているのは、ハラスメントを受けている人達に常習化して行為が行われているという事で、 心の傷が深くなり、中には涙ながらに訴えてくる人もいるぐらいです。 もはや、縦社会と言って、上司が部下の命令を利くと言う事自体がハラスメントと捉えかねないぐらい、ゆるゆるのハラスメントから、 犯罪ではないのか?というレベルのハラスメントまで、組織の中では日常茶飯事に行われている実態に、聞いていてこちらも身が震える思いです。 そんなリアルなハラスメントに対して自分の考えたことや、求められたアドバイスにどのように応えたのかをブログに書いてみたいと思います。

事例1 とあるIT企業の開発員からの相談

以前からよくお仕事を依頼されて請け負わせていただいているIT系のサービス会社で、その社内開発の責任者から採用に関する相談を受けていた時に、 正社員ではなく、業務委託でお願いしたいと言われた時に、ふと疑問に思った話です。 通常の会社であれば、正社員を登用して、社内教育を施して、人材育成して社内の技術レベルを上げていきたいと考えるのだが、 その会社では何故か正社員を採用したがっていないようです。 理由を聞くと、「正社員として採用をしても、すぐに辞めてしまうから」と言っていました。 ハテ? 中途採用者や新入社員が辞めてしまう原因があるのではないか?と考えて突っ込んで聞いてみると・・・ 売上予算を持ったいわゆるプロフィット部門が、開発やコンテンツ制作などの部門に対しての圧力が強く、 開発作業員の作業負担が非常に大きい状態になっていて、仕事のやり甲斐を感じるよりも、社内の理不尽さなどがしんどくなってくるのだそうです。 加えてそのプロフィット部門の部門長が、仕事に関してのプライドが高いそうで、色々な場面で部下や関係者に対して厳しい言葉を浴びせるのだそうです。

事例2 とある教育機関からの相談

いわゆる学校期間なのですが、その学校の先生がものすごい威圧感があり、かなりの自分本意なスタイルらしく、生徒も含めて学校内の周囲の従業員に対して厳しい扱いを行っていると相談を受けました。 学生に関しては、ヘタすると退学してしまうのではないかというレベルに心理的に追い込まれている人もいて、何とも崩壊寸前なのだそうです。 相談をしてくれた人は、学校の事務や先生のお手伝いをする役割の人で、先生と生徒の間に挟まれて御本人も心が疲弊して、なんとも意気消沈している様子でした。 コレワヤバイ・・・ とにかく学校内とはいえ話を聞いた限り理不尽なのはその先生という事はよく理解できた。 相談をしてくれた人が、自分が至らないから生徒にも申し訳ないと、とても責任感の強い人だったのだが、少し自分で抱え込んでしまう正確もある、ほんの少し不器用な面もあるという事を自覚していたので、 マルチタスクで脳ミソが爆発しそうな時にラクに考えられるコツのような自分なりの方法をお伝えさせていただきました。

ハラスメントを行う人の思考

相談を受けた時にいつも思う事があり、ハラスメントを行う人というのは、どういう思考なのか?自分にハラスメントを行っているという自覚はあるのか?という点です。 もちろん、この場合の加害者にあたると思われる、ハラスメントを行っている側の思考は様々なケースがありますが、基本的には2つのタイプで考えるとケース分類しやすいと思います。

ワザとハラスメントをしているケース

いわゆる確信犯ですね。 自分でハラスメントを行っていると自覚して行為が発生するのであれば、相手の反応を楽しんでいる可能性もあるし、 他人の気持ちが汲み取れない自分が可愛い心理の持ち主の可能性が高いです。 このタイプは、組織のポジションが高くなればなるほど、度を超えたハラスメントを行いがちです。 そして「自分がやっていることは、正義の教育」という誤った認識で日々過ごすため、他人とのコミュニケーションが円滑に進まなくなる傾向があります。

ハラスメントを自覚していないケース

実際に何故相手が苦痛を受けているのか理解できないタイプです。 このタイプは自分の思考がかなり固まっている論理思考型が多く、自分の思考に当てはまらない相手に対して無意識に攻撃をしてしまうというタイプなのです。 学校の先生などでこのタイプの場合は、なかなか厄介な扱いになりかねないので、このケースの人と対峙する場合はよほど自分をしっかり持たなければ行けない可能性も高いですね。

ハラスメントを受ける側の被害者意識

当たり前ですが、ひどい仕打ちを受けた側というのは、一生その傷を忘れません。 一方、ハラスメントを行った加害者側というのは、比較的覚えていないという事が多いようです。 なんとも都合の良い様に思えるかもしれませんが、子供の頃に友達からいじめられた人の事はよく覚えているけど、自分がいじめた相手というのは比較的記憶に残っていない人も多いと思います。 同窓会で、「あの時いじめられたよね」と言われても思い出せないという人も多いんじゃないでしょうか? 人って自分の都合の良いこと、辛かった事の方が、長期記憶として残りやすいのが原因なんですよね。 子供の頃でも社会人になってからでも、この脳の構造は何も変わらないので、ハラスメントを受けた人は、行った人の事を一生恨み続けてしまうことになります。 加害者側から、ちゃんとした謝罪が行われて、円満な関係性が築くことができればいいのですが、こんな解決をすることはまず99.9%ぐらい無いでしょう。 実際には、社会問題になって裁判ざたになったり、第三者が入って示談金などのお金で解決することの方が多いし、一番多いのは、被害者がその環境を離脱することで、何事もなかったかのようになるという事ですね。 被害者が我慢するという程度で住んでいるケースは世の中に数多くはびこっているというのも容易に想像できますね。

被害者の意識変革ポイント

ここで、泣き寝入りするアドバイスをするつもりは一切なかったので、これらのハラスメントを相談する人達に対して、一つ大きく気がついた事は、「自分では解決できない」と思い込んでいる点です。 別にそれが悪いというワケではありませんが、他人を変える事は不可能というのは、ハラスメント以外でのコミュニケーション術で言われているため、自意識を変えるという事を意識したほうがいいのは明確。 でも、その思考にたどり着けないため、他人に相談しているワケですね。 自分を変えるのもなかなか大変ですが、他人を変えることが100%不可能と考えると、まだ見込みがあることをした方がいいに決まっていますからね。 でも、自意識を変えるって一体どういうことかと言うと、 今回紹介したケースでは、疑問に思ったことを相手に対してちゃんと質問できていないという事があったので、まず自分に対してひどいことを言われた時に、「何故、それを自分に言うのか?」という少しでも疑問に思ったことを質問してみることで、相手の心理を明確にすることができます。 故意か、無意識かもその質問ができれば、関係性をクリアにすることも可能になることもあります。 もちろん、自分よりも目上の人に対して、少し突っかかるような質問をする事にもなるので、相手が逆上する可能性もありますが、ハラスメントを受けにくい人というのは、この方法で自己防衛ができているタイプの人でもありますからね。 そんな事ができないから悩んでいるというのも良くわかりますが、相談をしてもらって話をして、受けたハラスメントに対して、自分なりに分析をしていくと、相談してくれた人が、「そういうことか」とか「そうすればよかったんですね」と言って、少し気が紛れてくれる事があったので、 それが意識が切り替わったポイントでもあると気が付きましたね。

あとがき

なんとも現代社会(昔からあるけど)の、カオスなイジメにも似た状況です。 もちろん、こうした相談を受けた場合、加害者にも話を聞いて適切なアドバイスをしたいと考えるのですが、なかなかそれもできない現状もあり、 相談者が相手に話をしたことを黙っていて欲しいという条件をつけられることも多いからですね。 それでもまあ、相談をしてくれた人に誠心誠意応えてあげようと思って、自分の思考もまとめてみようとブログを書いてみました。 ハラスメントというと、今どきっぽいですが、 いじめている側、いじめられてる側という、単純な見方をして、複雑に見える内容を非常に簡単な内容であるように解釈すると解決の糸口が見えてくる場合もあるので、 こちらの想像を膨らませて応えてあげるようにしています。 本当は組織の問題なので、部外者は口を挟むべきではないかもしれないですが、 被害者は常に追い込まれているという事を、実際に相談をされるとよく理解できます。 でも、まあ、なかなか、無くならないよな〜、こういう人間関係って・・・

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