クリエーターの戯言「感謝の一言でモチベーションアップ」

2024年5月13日

日記

eyecatch 人間って高度な科学の発展をする生き物だけど、「ありがとう」の一言ですぐにうれしくなる単純な生き物です。 うれしくなると、何かしらのモチベーションが上がります。 モチベーションがあがると、ありがとうを言ってくれた人の為に何かをしてあげたくなります。 これは、やる気向上のいいサイクルの例ですが、 逆に仕事を依頼されたり、何かを作ってほしいと言われたりした時に、こちらが時間をかけて作った後で、感謝の言葉を一言も言われなかったら、どんなに良いものを作ってもとてもさみしい気持ちになります。 あまり理解してもらいずらいクリエーターの思考を、現在クリエーターの本音も込めてブログに書いてみたいと思います。

感謝の無いクライアントの話

ウチの会社では、ホームページ作って欲しいと言われたり、何かしらのシステム構築を依頼されることが多いのですが、作業の後で、感謝を言ってくれたか言ってくれなかったかを全て明確に覚えています。

レスポンスが異常に遅い会社さんの話

プログラミングスピードが異常に早い事が特徴のウチの会社では、いつも納品スピードが早くて驚かれていますが、先日怒られたワケではないんですが、「早すぎます」と言われた事がありました。 その会社さんは、素材を送ってもらうのも、何かしらの質問に対しての返答が異常に遅く、1回のリターンが2週間程度掛かるのが特徴的でした。 この会社に限らないのですが、レスポンスが遅い会社さんというのは、こだわりのポイントが少し他とは違っていて、納品後にズルズルと、あれやこれやの追加作業が発生する傾向があるように思います。(個人感覚です) そして、この会社さんは残念ながら、納品に対しての感謝の言葉はありませんでした。

知り合いの知り合いの会社の話

知り合いの知り合いは、友達の友達と同じく、赤の他人です。 数年前ですが、以前の会社で一緒だった友達からITの相談を受けて、手伝って欲しいと言われました。 でもその友達の作業を手伝うのではなく、その会社の別の担当者の案件を手伝った時の話です。 その担当者は、別のクライアントのとあるイベントサイトを作成していて、集客で重要なLPの作成で時間が間に合わないので、スピード感を持って手伝って欲しいとの事でした。 納期よりも遥かに高速に納品したんですが、時間が早かったので、聞いていなかった機能を追加して欲しいと頼み込まれました。 それはクライアントが「できたらやってほしい、でも時間優先だから間に合わなかったらやらなくてもいい」というモノだったらしく、こちらとしては完全に追加機能でした。 でも、見積もり金額にも入っていない上、「追加機能分の金額は支払えない」との事で、無理強いされて結果的に早く納品したことが仇となってしまった案件です。 そしてもちろん、その担当者から、納品後に労いの言葉すら無く、メールで「無事に納品完了できました」という報告だけでした。

とにかく安さを求めるクライアントの話

ITの知識が全く無く、最近会社を立ち上げた人というのは、必ず「お金がない」を主語に持ってくる人種です。 状況を考えても、まだ収入が無い事もわかっているし、まだ立ち上げたばかりの会社の安定稼働などが見えていないので金銭的に厳しい事は凄く理解できます。 でも、今どきの会社なので、ホームページは作っておきたい。でもITの知識がないので、自分の会社では作ることができない。 こういう人達のホームページを作ると、こちらがこだわった機能やデザインを施しても、それらが理解できない上、「とにかく早く、安く作ってほしい」という一択で作業を依頼されるので、 結果的にホームページの目的などが不明確になり、Webを活用した集客や、会社の主張などを提示することがまるでできくなります。 そして、もちろん、こうした会社は返答も遅い上、感謝のやりとりという文化すら皆無の状態です。

感謝は求めるものではなくコミュニケーションの能力を表す指標

頼まれて作ったあとでの一番の報酬はお金ではなく、「ありがとう」の一言の方が大きいというのは、クリエーターの誰もが持っている感覚です。 ありがとうの他にも「助かりました」とか「素敵です」なんて言ってくれる人もいて、そういう人達にはお金など度外視で、困ったことを相談してもらったら、常に仕事をほったらかしにしてでもご奉仕するようにしています。 個人的な感覚としては、従業員の多い会社になればなるほど、このコミュニケーション能力が低くなっていると感じています。 会社の規模だけじゃなく、人としての基本のコミュニケーション能力に、相手を敬うレベル感があります。 極端に言ってしまえば、「自分がよければ他人はどうでもいい」を無意識に思っている人は、他人に対して感謝の言葉が出ない傾向があります。 逆に「自分に甘くて他人に厳しい」という、要するに何かしらのモンスターになる可能性の高い(既にモンスターになっている場合もあります)人なので、山奥で遭遇する熊やイノシシの様に近づかないほうが良い存在です。 できれば、コミュ力の高い人たちと一緒に仕事をしていきたいと考えるのが普通の人間の思考なので、コミュ力の低い人とは、二度と仕事をしたくなくなるわけです。

あとがき

今回のこうした話しは、コミュ力の高い人には、直接お話しするのですが、コミュ力の低い人には、こんな話しはせずに疎遠になるようにしています。 もちろん、コミュ力が低いなんて言われて、喜ぶ人なんているわけもなく、自分の低いスキルに気がついていないレベル感なので、言っても無駄というのが本音です。 今現在、何度もホームページを作ったりしているお付き合いのある会社さんは、いつも感謝を言い合える良好な関係性が築けているので、気持ちよく楽しく仕事ができていますね。(全ての会社さんではありませんが・・・) 以前にポッドキャストでも配信した、ポイントアンドクリックゲームの開発で、ポッドキャストでも一緒にたくさんお話をした、影織ちゃんとのゲーム開発は本当にたくさん褒めてもらって楽しい開発をすることができました。 彼女の素材作成などの作業の方が大変なのに、ユゲタの作ったプログラムを毎回いい感じに褒めてくれて、人としての器の大きさをとても感じた開発でしたね。 こういう楽しい開発を1回でもやることができたら、プログラミングも、辛い作業ではなく、楽しい作業としてインプットされるんだろうな・・・と気がつく開発になりました。 これまでの人生で、あといくつかこうした楽しい開発経験があったことを思い出したので、そのうちブログで紹介してみたいと思います。 とにかく、誰かに何かを作業してもらいたかったら、その相手を徹底的に褒め尽くしてあげると、相手からの信頼も増すばかりか、出来上がりのクオリティも格段にアップするはずですよ。

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