ギバーが得する理論

2024年5月27日

マインド

eyecatch ギブアンドテイク? もしかして、それが対等だと考えてるんですか? だとすると、あなたは今現在、何かしらの人間関係に悩んでいるのではないですか? そうなんです、相手に対して、自分と同等と考えるのは普通ですが、 対等が普通と考えると、相手のミスが気になったり、自分が与えたモノや事と同等の事を相手に求める、承認欲求が発生します。 自分と相手が何かのモノや情報をやり取りする時に、Give(与える)とTake(もらう)の関係性が生まれます。 ギブアンドテイクは、これが同等が望ましいと考えがちですが、自分の与える比率を大きくすることで、相手からの信頼を大きく得られるというコミュテクを習得してみませんか?

ギブアンドテイクの思考

お店で何か自分が欲しいものを適正価格で購入する時の事を考えてみましょう。 お金の対価として、商品をもらうという買い物の行為をする時に、 買った後で、別のお店で同じ商品が自分が買ったよりも安く売られていたら、損をした気持ちになりますよね。 でも、逆に高く売られていたら、得をした気になります。 そういう風に自分の価値観に対して損得勘定を抱くってホント無駄なんですよ。 たまに損をしたと思ったら、自分が購入したお店に文句を言って、安くしてもらうように交渉する人もいるようですが、こういうの普通に考えて、カスタマーモンスターですよね。(気をつけましょう) ギブアンドテイクで物事を考えていると、それが釣り合っていないと、なんだか損をした気になってしまうというのは、人間の物事を平均化して考えがちな心理の根底を考えると普通なことです。 でも時にはギブアンドテイク思考を180度変えてみると、人生うまく行くことが多いかもしれませんよ。

ギバーとテイカー

Give(与える)する人をGiver(ギバー) Take(もらう)する人をTaker(テイカー) 何か、お金やモノや情報をやり取りする時に、相手と自分を、ギバーなのか、テイカーなのかを意識してみましょう。 そんなに難しいことではないので、どっちが与えている側で、どっちがもらっている側かは簡単にわかりますよね。 この時に、自分が与えたことを1カウント、相手からもらったことを1カウント、みたいに考えて、相手よりも自分のカウントが多い時に、心のなかでモヤモヤとした理不尽さを感じてしまう人は、 自分のことをテイカーよりだと考えても良いかもです。 ギバーの人というのは、自分カウントがどれだけたくさんの数字になって、相手が0カウントでも、何も心にモヤモヤが発生しません。 でもそんなお釈迦様のような気持ちってなかなかなれないですよね。 でも、このギバー心理ができる人って、周囲から身たら非常に器が大きく見えるし、他人からの信頼を得やすく、人から好かれる人物に多いんですよ。 とにかく世の中はギバーになったほうが圧倒的に得をするのが、おもしろい風桶理論なのかもしれませんね。

与えない人はどれだけ損をするのか?

ギバーの人が得をする一方で、テイカーの人がどれだけ損をするかを考えてみましょう。 基本的に、何かを物乞いするようにクレクレというタイプの人がテイカーです。

質問サイトでのクレクレ君

インターネットの質問サイトでよく見かける「教えて(クレクレ)君」もこれにあたりますね。 自分が困っている(分からない)から、質問をするサイトで普通に質問をするのが何が悪いのかと言うと、 他人が聞いて分かりにくい質問をギブだと考えているのだとしたら大間違いで、 自分の困っている状況を事細かく説明して、ちゃんと見返りをもらわないといけないというギブ思考が圧倒的に皆無なのです。

承認欲求によるホメテ君

自分が何かちょっと良いことをした時に、他人から必要以上にそれを褒めてもらいたいという、三歳児レベルの要求をする人もいます。 あまり大したことが無い人が、人前に出て、偉そうに話をしている人をみると、どれだけ褒めて欲しいのかがわかり、そうした人の周辺に取り巻きなんかがいると、ドッキリ番組じゃないかと周囲を見回してしまうぐらい笑いがこみ上げてきてしまいます。

返報性の法則を期待する法則

返報性の法則は、良いことも悪いことも、回り回って自分に返ってくるという因果応報の法則です。 ギバー体質の人は、こうした事を期待せず、当たり前にペイフォワードができているんですが、テイカーの人は、過度な期待を持ってしまうという特性があります。 それにより、ギバーになりきれず、クレクレ君に切り替わってしまう可能性もあるので、ヘタな下心を持たないようにしなければいけませんね。

言った言わないによるこじれ

仕事のやりとりでありがちな、「それ、言ったじゃん!」というやりとり、相手に伝わっていなければ、ちゃんと情報を与えていない自分が悪いという思考が欠けています。 もちろん、ちゃんと伝えていても相手が忘れることもあるので、ギバーの人はリマインドという、忘れていないか確認するという、用意周到な情報提供を怠りません。 これもテイカーの人の特徴なので、「イッタジャン」を言いがちな人は、クレクレ君の可能性が高いかもしれませんね。

あとがき

誰にでも何でも与える、ボランティア精神満載の人がギバーっぽく感じるかもしれませんが、 ギバーの人も相手を選んで与えるというのは全然悪いことではありません。 少なくても、ギバーになりえる人(友達や仕事仲間の知人)が周囲にいることで、人生が豊かに進んでいくでしょう。 誰にもギブできないでいる人は、もしかしたら自分がテイカーでクレクレ君になっているのではないかと立ち止まって考えてみてもいいかもですね。 どうしても良く分からない人は、あなたの周りにいるギバーの人を見つけて観察をしてみるといいと思います。 損得勘定抜きで、ギバーになれた先に、きっといい未来が待ち受けているはずです。 ・・・知らんけど・・・

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