WEBサービスのビジネスマネタイズを考える時のコツ

2022年5月9日

ビジネス

eyecatch よく人からアイデアを求められる、ユゲタです。 アイデアは無限大ですが、自分で生み出すのは難しいと考えている人が多いのではないでしょうか? これから企業をしようとする人が、ビジネスを立ち上げる時に、ビジネスコンサルティングの人からいろいろな助言をしてもらっても、アイデアをもらえる事はほぼありません。 また、自分でビジネスを立ち上げるという時に、画期的なアイデアを易々と提案してくれる人も限りなく少ないでしょう。 それでも、もらえるアイデアというのは、どこかで聴いた事があるアイデアをちょこっと変える程度だったり、何かをおもしろおかしく茶化したようななんちゃって系、または夢物語のような空想アイデアというケースもあります。 そんな感じで、なんとか自分のビジネスとして立ち上げようと一生懸命考えると思いますが、その先にマネタイズという収益確保のためにどういう仕組みにするかというポイントで悩むという大きな壁があるのですが、 ここで行き詰まっている人が、ユゲタの周辺で多いという事に気がついたので、 これまで幾多のシステム構築、運用をしてきて、かつ自分がアイデアマンとしても知り合いを応援してきた経験を活かして、ユゲタ流の今時のWEBサービスマネタイズポイントをまとめて、ブログに書いておきたいと思います。

WEBサービスのビジネスマネタイズで失敗するケース

プログラマーが考えるビジネスアイデアと、営業などのコミュニケーションを仕事で行なっている人のアイデアは、根本的に違っている場合が多く、どちらがいいというわけではないですが、 一つ言える事は、WEBサービスを考える上で、システム、ペルソナ、社会情勢、などどれかの領域が不足しがちなアイデアが多い場合があります。 どういう事かと言えば、以前いた会社で、「新規ビジネスを社内でアイデアを出し合って立ち上げよう!」ということで、 いわゆる経営者がアイデアを出す能力が無いので、従業員にアイデアを出させて、それを構築させて、さらに運用して、利益を経営者が割合よく持っていこうという、よくあるWEBベンチャーの搾取活動の片棒を担いだ時に(言い方悪いですね・・・) たくさんのビジネスアイデアが提出されました。 女性従業員の人からは、アパレル業界で今ではよく見かけるようになった、スマホを使ったフィッティングサービスでEC活性化を行うというアイデアだったり、 IT化していない、ラーメン屋を、券売機だけじゃなく、予約システムや広告連動でアイドルタイムの活用化を徹底的にIT化にしてしまおうというアイデアだったり、 若い女の子が、おじさんをターゲットにして、1ヶ月に1個服をコーディネートして送ってくれるというサブスクリプションサービスだったり・・・ 結局その会社では、どれも実現かすることなく、アイデアをゴミのように扱われて終わりましたが、企画書を書いた人は本気度が高ければ、会社を辞めて自分で立ち上げてもいいのにな〜とその時は考えていましたが、 どれもマネタイズに関しては、何も考えられておらず、まずはシステムを作るという事を先に進めたいと言う事で、きっとそのまま進めていたら大火事になっていたに違いないと今でも思っています。 成功するWEBサービスって、一体どんなアイデアから進んでいったのでしょう? これを考えると、成功例は山のようにあります。 GAFAなどのような大企業でも、スタートは本当に小ぶりなところから発信していて、適切な市場判断で会社を爆発的に大きくしていった事がわかりますが、 どれも大規模と言えるようになるには、数年はかかっているので、WEBサービスを立ち上げて数ヶ月程度で黒字経営ができるという思考そのものが、理解できていない思考なのかもしれません。

Good ビジネスマネタイズ

大規模すぎるWEBサービスを考えても、あまり参考にならないので、ユゲタの経験で言うと、 EFOというインターネットブラウザの入力フォームをサポートするだけのサービスを立ち上げた時に、会社全体が黒字化できたのは3年を有しました。 この時は、営業部門がテレアポをして、まったくインバウンドマーケティングを行なっていない状態だったので、SEOなどを活用したマーケティングができていれば、 もっと早く黒字化したに違いなかったと思われます。 Facebookのザッカーバーグが以前言っていた言葉で、「人の生活を変える事ができるとビジネスを成功する事ができる」というのを、とても印象的に覚えているのですが、 確かに、スマートフォンは携帯電話よりもさらに人の生活を変更したし、今では無い事があり得ないというレベルになっています。 エンターテイメント系って、無くても生きていけるので、人の生活に影響を与えないと言われることもありますが、好き嫌いやルーティンなどに活用されることも多く、コンテンツビジネスはエンターテイメントの王道と言ってもいいかもしれませんね。

ユゲタ流マネタイズの時に必ず思考したいポイント

いろいろなビジネスアイデアを考えるだけでも、個人的に楽しくてワクワクしてしまうんですが、 ユゲタが一番推奨したいポイントは、「手離れがいい」ということです。 「こんなサービスがあったら絶対使う」という事がビジネスを立ち上げる前から評判がいいサービスというのは、誰かが先にやれば、確実に売上は確保できるでしょう。 でも、そうしたサービスが、現状をITに置き換えてしまうサービスのため、現状と違うと言うクレームが発生したり、こんなはずではなかったと言う無理難題の問い合わせが増えて、運用管理が大変になると言うケースが多いようです。 手離れをよくすると言うのは、こういうクレームが少ないと言う点と、運用をしていく上で、極力人手を有しないというこの2点が限りなく有効なサービスが実現できているポイントだと考えています。 放ったらかしというと聞こえは悪いですが、ITを活用すると言う事は、そういう事で、できる限り機械が人間の代わりに機能するシステムが、当たり前ですが、利益率も高いし、 なにより少人数で遂行できる素敵なシステムであると考えられます。 人数が多ければいいという評価もありますが、利益がでると人数は可能な限り増やせるし、効率がいいシステムを運用していると、他のシステムも立ち上げて副次的にビジネスをおこなっていくことも可能です。 むしろ複数ビジネスが立ち上がると、それらを組み合わせてさらに上位のサービス提供も可能になる可能性も増えるし、良い事尽くめです。 WEBサービスだけど、裏では人が手作業をしているというようなサービスって、あまり個人的にはやりたくないし、オススメできませんが、意外と結果的にそうなってしまっている企業も少なく無いというのも現実です。 「ビジネスってそんなに簡単なものではない」と言う経営者もいると思いますが、システム対応をするって、簡単にしていくことだと言う事を理解できていない可能性が高いので、 どこまで自動化できるかというシステムを考えるエンジニアの力量も重要ですが、アイデアという根本の思考はもっと重要という事を理解することも大事です。 でもでも、アイデアを考えるといいのは、誰にも迷惑をかけずに、自分で楽しめるので、ユゲタは、毎日何かしらのビジネスアイデアをメモっているのですが、そういう趣味を持ってみるのもいかがでしょうか? さて、今日はどんな業界をIT化してみようかな???

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