
ホームページを作る時に、ほとんとの人が、「検索されてたくさんの人に読んでもらいたい」と思っているはずです。
でも、実際は、ホームページが完成して後悔しても、
毎日一桁ぐらいのアクセスしかない(ほぼ0の日もある)状態が続きます。
会社などであれば、ホームページを通じて売り上げをアップさせたいと考えますよね。
ホームページに閑古鳥が鳴いている状態って、ホントにもったいないんですよ。
そして、多くの人が次の手として考えるのが、「SEO対策」です。
もちろん、ほとんどの人が、SEOって何をどうすればいいか分からないので、ネットで検索して、SEO業者などに連絡をしてみると、
「⚪︎十万円から、⚪︎百万円ぐらいかかります」
などと言われて、意気消沈してしまって、そのままホームページ放置になってしまうことが多いようですね。
でも、実際にSEOって、そんな業者に頼まなくても自分たちでできてしまう事もかず多くあります。
もちろん、100点の正解なんてないんですが、
できる限りお金をかけずに行えることがこれだけあるという事を、今回のブログに書き残しておきたいと思います。
1. 検索キーワードを知る
ホームページを立ち上げて、一体
どういう検索キーワードで訪問されているかを知るのは、SEOの第一歩です。
ほとんどの人は、GAも見なければ、検索キーワードも知らない状態だと思います。
これが最初の一歩だと考えてもいいでしょう。
自分の会社・サービスで検索してほしいキーワードを考える
お店のホームページであれば、どういう販売商品のジャンルなのか、地域やその店舗の特徴などがキーワードになりがちですが、
意外と、違ったキーワードで検索されているケースもあります。
すでに公開されているページであれば、検索キーワードを拡張させていくのもいいですが、
できれば想定したキーワードで検索してもらいたいと思うので、それを計画するというのは重要です。
お客さんが実際に検索しそうな言葉を考える
検索キーワードは、検索するときのユーザーの状況や環境を意識してみると、いいでしょう。
例えば、お店の場合であれば、「地名 + 商品カテゴリ + 安い店」みたいな感じでググる人が多いでしょう。
これをそのまま検索キーワードとして考えるのがいいのですが、1つではなく、たくさんのキーワードを考えておくことも重要です。
Googleで実際に検索してみる
自分たちの考えた、検索キーワードが、実際にどういうホームページでヒットしているのかを見つけると、世の中の現状を知ることができます。
きっと、同じキーワードでの検索上位をみると、ホームページも整っていて、検索から売り上げを上げているだろう感じがすると思います。
そうしたホームページの真似をして二番煎じに準じるというもの悪くはありませんが、
もっと別のキーワードにして、できる限りレッドオーシャンを避けて、ブルーオーシャンを狙いにいくというのも作戦の一つです。
(両方やるのも悪くないでしょう)
Google Search Consoleで実際に検索されているキーワードを見る
検索キーワードは、
Google Search Consoleで確認することができるので、
ドメイン認識をして、管理画面にアクセスして、現状把握をするようにしましょう。
「自分が思っているキーワード」と「お客さんが検索しているキーワード」の違いを確認する
「メタ認知」が重要なのは、ホームページでも同じです。
自分たちの会社(組織)のホームページが、実際にどういうキーワードで検索されているかを知ると、世の中における組織の立ち位置が見えてきます。
それを良しとするか、悪いとして改善するかという、前向きな思考にもつながりますし、
それらを自分たちでコントロールできるようにするのも、SEO対策の活動内容になります。
具体的な悩み・質問をキーワードにする
世の中で検索をする人のほとんどは、次のようなカテゴリに当てはまります。
・何かを探している
・困っていて答えが知りたい
・知らないことを知りたい
自分たちの会社で持っている知見というのが非常に生きてくる領域で、
失敗を乗り越えた経験や、こんな症状が起きた時に、このように対応するというページや記事を掲載すると、
それがそのままキーワードになるし、探している人とのマッチがされやすくなります。
2. ホームページを改善する
「自分たちは何を売っているのか」ではなく、
「お客さんが何を知りたくてサイトに来るのか」というのが重要な視点なんです。
実際にWordpressで構築されているサイトであれば、ある程度のホームページ制作の知識を身につけて、以下のような対策をすることができます。
これらは、ホームページの初期制作にも役立つ内容なので、これからホームページを作ろうと考えている人にも見てもらいたいですね。
トップページに「何の会社なのか」を明確に書く
もちろん、ダラダラと「代表の言葉」などを書くのではなく、短く簡潔に(できれば一言で)キャッチフレーズ的に書かれているのが望ましいです。
どんなサービスを提供しているのかを書く
閲覧者が、一目で何をしている会社なのかがわかるというのは重要です。
たまに、これ一体、何の会社のホームページ???みたいなものを見ますが、あれば、ユーザーからすると、
読む気もなければ、記憶にも残らないホームページを公開しているだけなんですよね。
誰向けのサービスなのかを書く
制作会社などでは、ペルソナという言葉で言いますが、
見にきた人が、自分が対象なのか、そうじゃないのかを、パッと見てわかるのは非常に重要です。
若者向けなのか、シニア向けなのか?
どんなジャンルで、どのレベルの人に向けているのか・・・
これも長々とした説明ではなく、短文や画像で説明するのが望ましいでしょう。
対応地域を書く
オフラインの店舗などの場合は、必ず地域性が重要なので、その地域の情報などは載せるのがいいでしょう。
地域の人だけが知る情報を載せる場合でも、地域外から訪問してくる人を想定しておくと、インバウンドや旅行者などがみるページとして、ヒットする可能性もあります。
料金を書く
会社でサービスの紹介ばかり書いて、「料金はお問い合わせしてください」というホームページがありますが、あれは、完全に
ユーザーはドン引きしています。
スーパーで、金額の書いていない商品をカゴに入れる人がいないのと同じです。
細かなお見積りが必要な場合は、大体いくらぐらいからの料金なのかがわかるだけでもいいので、ホームページを使った価値観のすり合わせをする意味で料金表示は必須です。
これはSEOでも有効で、他者との比較で有効であれば、ユーザー側からお問い合わせが来るようにもなるでしょう。
実績を書く
会社の実績は、サービス提供のクオリティの担保になります。
ウソや、拡大解釈のような誤解を招くような内容はNGですが、これまでの実績や、ホームページ制作会社であれば、事例公開、デザイナーであれば、ポートフォリオなどは、
ユーザー自身が色々な判断をしてくれる上、SEOのキーワードでも重要なポイントになるでしょう。
お客様の声を掲載する
実績と合わせて、提供したお客様がどのくらい喜んでくれたのか、助けになったのかを記載すると、
類似の状況の人はお問い合わせをしてくれやすくなります。
SEOにおいては、どういう対応をしたという文章がそのままキーワード検索に結び空くので、他の会社などに無い内容などが書かれていると、上位掲載に繋がりやすくなります。
よくある質問を書く
お問い合わせフォームでよく来る内容は、ホームページ掲載することで、ストップさせることができます。
これは同時に、その問い合わせが来るということは、ホームページが見られているけど、必要な内容が書かれていないという意味にもなります。
なのでSEO向上のためにも、FAQ的な内容は、ホームページでどんどん公開するべきですね。
会社情報を充実させる
会社の採用情報などを公開している会社でも、会社の内情が全然分からなければ、誰も応募すらしてくれないでしょう。
現代では、オープンな会社であればあるほど、求職者から人気が出る傾向があるし、SEOは、そういう情報は大好物なので、
「他の会社とこんなに違う」という内容をどんどん公開していきましょう。
問い合わせ方法を分かりやすくする
お問い合わせフォームが、ホームページ迷路で、特殊なパターンでしか辿り着けない、迷宮問い合わせページになっているサイトをよく見かけます。
ユーザーは分からなければすぐに質問ができる状態になっているのが望ましいです。
最近では、チャット質問ができるサービスを導入しているページをよく見かけますが、
固定質問以外の回答は、定型文で返すような、決め打ちチャットのサイトは、逆にマイナスなので、
できるだけAIを使って、担当者にすぐに繋がる仕組みを採用することをお勧めします。
3. コンテンツを作る
ページタイトル・見出しを見直す
悪い例
株式会社○○|ホームページ
良い例
東京都のホームページ制作会社|中小企業向けWeb制作|株式会社○○
このように、
・何のサービスなのか
・どこで提供しているのか
・誰向けなのか
などを分かりやすくしましょう。
ブログ・コラムを書く
ブログは、文章センスなどが必要で、まるで小説を書かないといけないと思い込んでしまう人が多いようですが、
次のような内容や効果を見込んで書くとそれなりに書けるはずです。
・お客様からよく聞かれる質問を書く
・商品・サービスについて説明する
・初心者向けの記事を書く
・よくあるトラブルを書く
・商品・サービスの比較を書く
・失敗事例を書く
・成功事例を書く
・導入事例を書く
・お客様の悩みを記事にする
・地域に関する情報を書く
ホームページの初期制作のタイミングで、こうした内容を全て詰め込むよりも、
毎週、毎月という定期のタイミングで、中の人が実際に自分たちの声として、
こういう内容を追加していくホームページの方が、1年ぐらい経つと、SEOに強いホームページになる傾向があります。
4. サイトを更新する
全く更新されないホームページというのは、廃墟ホテルと同じ印象を持たれてしまいます。
サイトの更新をするということは、オフィスの中を掃除するのと同じぐらい大事な作業でもあります。
・古い情報を修正する
・営業時間を最新にする
・料金を最新にする
・商品情報を更新する
・実績を追加する
・新しいサービスを追加する
・お知らせを掲載する
・古いブログ記事を更新する
実際に、SEOも、最終更新タイミングとか、どのくらいの頻度で更新(内容変更)が行われているかを見ています。
更新頻度が高いサイトはSEOへの影響もかなり良くなるので、運用費用を支払ってでも更新作業を滞りなくやっている会社も少なくありません。
5. Google・SNS・外部サイトを活用する
クライアント向けSEOでは、かなり重要なポイントです。
そもそも、SEOというのは、Google検索エンジン一強なので、Googleサービスに依存するということは何も悪いことではありません。
むしろ、「Googleが提供しているツールを使いこなしてナンボ」という領域でもあるので、下記のサービスは是非とも使いこなしましょう。
Google Search Console
Google ビジネス プロフィール
Googleマップ
Google Analytics
特に店舗型ビジネスなら、
GoogleビジネスプロフィールはSEOとは少し領域が違いますが、
検索から集客するという意味では非常に重要です
6. SEOの効果を確認する
次の確認事項を、定期的に行いましょう。
・検索順位を見る
・Search Consoleを見る
・クリック数を見る
・表示回数を見る
・どんな検索キーワードでアクセスされているか見る
・問い合わせ数を見る
・電話・予約・購入につながったかを見る
確認したら、その次に改善内容や、サイトの修正内容を考えて、実際にそれらを実行しましょう。
これがいわゆる更新作業になるのですが、定期的に行うことで、サイトアクセスが「減った」「増えた」という実感も湧いてくるでしょう。
逆にやらなくていいこと
上記に書いておいてなんですが、実際は、すべてやらなければいけないということでもありません。
手抜きという考え方ではなく、やっても意味がない場合も数多くあるからです。
ホームページマーケティングのコンサルティングを仕事で行うときに、よく次のような質問を受けます。
「SEO対策には毎日ブログが必要」は本当?
「キーワードを100個入れれば順位が上がる」は本当?
「被リンクを買えば順位が上がる」は本当?
「SEO対策をしないとGoogleに表示されない」は本当?
「ホームページを作っただけではダメ」はなぜ?
「アクセス数が増えれば売上も増える」は本当?
「SEO業者に月10万円払えば順位が上がる」は本当?
「検索順位1位なら必ず売上が増える」は本当?
「ブログを大量にAI生成すればSEOに強くなる」は本当?
これらに対して、個人的な感覚も踏まえて、簡潔に答えてみたいと思います。
「SEO対策には毎日ブログが必要」は本当?
毎日更新すること自体が、SEOの目的ではありません。
大切なのは、
ユーザーが知りたい情報をきちんと提供すること。
月1回でも、役に立つ記事を継続的に追加・更新する方が重要です。
確かに頻度が高いことが有効な場合も多いのですが、現実的に不可能な場合も多いので、ガチガチに考えなくても大丈夫でしょう。
「キーワードを100個入れれば順位が上がる」は本当?
キーワードを大量に入れても、順位が上がるわけではありません。
むしろ不自然にキーワードを詰め込むと、読みにくいページになります。
「そのページで何について説明しているのか」を明確にすることが重要です。
「被リンクを買えば順位が上がる」は本当?
被リンクの購入は、基本的に
やめた方がいいです。
お金を払って大量のリンクを増やせばいい、というものではありません。
SEO目的の不自然なリンクは、検索エンジンから問題視される可能性があります。
他のサイトから自然に紹介されるような情報やサービスを作る方が健全です。
「SEO対策をしないとGoogleに表示されない」は本当?
SEO対策をしていなくても、Googleにページが登録されることはあります。
GoogleはWeb上のページを自動的に発見して登録します。
ただし、「登録されること」と「検索結果で上位に表示されること」は別の話です。
Googleにおける検索ロジックをざっくりとでも知ると、これは簡単に理解できます。
「ホームページを作っただけではダメ」はなぜ?
ホームページを作っただけでは、お客さんに見つけてもらえるとは限らないからです。
・Googleに存在を認識してもらう(クローリングしてもらう)
・検索される情報を掲載する
・ユーザーが知りたい情報を充実させる
・他のページから紹介してもらう
・定期的に情報を更新する
など、「作った後」の活動が必要になります。
運用作業として、認識できていてちゃんと活動できるようにしておくのがいいでしょう。
「アクセス数が増えれば売上も増える」は本当?
必ずしもそうではありません。
例えば、
1,000人の「なんとなく見に来た人」
100人の「商品を買いたい人」
なら、後者の方が売上につながる可能性があります。
アクセス数よりも、「どんな人が訪れているか」が重要です。
ホームページにアクセスしてきて、それが売上に通じるためには、
そのホームページ上で商品販売をしている場合は、少なくても次のようなページ遷移が発生すると思います。
トップページ→商品ページ→商品カート→お申込もフォーム→購入完了
購入完了のことを「コンバージョン」と言い、大体ページを訪れる人の10%ぐらいのサイトが多いようです。
(サイトによって率はマチマチですが・・・)
「SEO業者に月10万円払えば順位が上がる」は本当?
これは、全く保証されないということをまずは知りましょう。
SEOに対して「お金を払えば必ず○位になる」という仕組みはないんですよ。
(そういうセールストークを言われた場合は、詐欺だと思ってください)
競合サイトや検索キーワードによって難易度も大きく変わります。
SEO業者に依頼する場合も、何をしてくれるのか、何を成果とするのかを確認することが重要です。
多くの会社が、SEOに対しての知識がないが故に、無駄に高い金額を費やしている傾向があるのも事実ですね。
「検索順位1位なら必ず売上が増える」は本当?
特許を取得しても、誰も商品を買わなければ、一円にもならないというのと同じ理屈です。
・どんなキーワードで1位になるか
・そのキーワードを誰が検索するか
・検索した人が何を求めているか
・サイトに来た後、問い合わせや購入につながるか
こうした、ユーザービヘイビアのストーリーを考えておくことも重要です。
「1位になること」ではなく「売上につながる検索で見つけてもらうこと」が目的だと考えましょう。
「ブログを大量にAI生成すればSEOに強くなる」は本当?
最近特に多い質問です。
AIで記事を大量に作ること自体にSEO効果があるわけではありません。
AIを使っていても、内容が薄く、他のサイトと似た記事ばかりなら価値はありません。
AIを文章作成の補助として使い、自社の経験・事例・専門知識を加える方が有効です。
又は、定期ブログなどであれば、アイデアや、文章の骨子を作ってもらう程度にAIを使うのがいいでしょう。
ちゃんと校正などは、人の手で行い、間違った情報がないかというチェックは特に念入りに行った方がいいでしょう。
あとがき
SEO対策って、めっちゃくちゃ難しい内容で、プロが行うべき作業だと思っていた人は、
今回のこの記事を見て、「な〜んだ、自分でもできそうじゃん」と思った人も多いと思います。
一昔前は、バックリンクを大金をはたいて購入するというSEO対策が存在していましたが、
Googleは、そういう固定的なロジックを嫌うため、あっさりと対策自体が潰されてしまいました。
おかげでSEO会社は、売り上げが上がらなくなったかもしれませんが、
詐欺まがいの行為ができなくなったという面で言えば、Googleが世直ししてくれているようにも思えますね。
とにかく、自分の会社のWebサイトは、人に任せっきりにしているのではなく、自分たちでちゃんとメンテナンスするという意識がある会社は、
SEO対策自体も自社でできるでしょう。
行き詰まったり、もっと困った場合に、ちゃんとお金の話ではなく、相談に乗ってもらえる会社や知人に相談するというのも悪くはないかもですね。
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