
人気でヒット書籍の第二弾を手に取ってみました。
一言で説明すると、この本は、「コミュニケーション上達のための参考本」です。
会社を退職する人の9割が、「人間関係」を原因としていることを考えると、人との関係性をお座なりにしておいてはいけないですね。
ということで、これは、人類のテーマと言っても過言ではないから、ベストセラーになっているんだと思います。
レビュー
★★★★☆
コミュニケーションの達人と言い切ってもいい、著者の
永松茂久さんですが、
彼も昔は人とのコミュニケーションでの失敗や、お悩みは多くあったそうです。
人は失敗して成長する生き物であると考えるとすると、失敗したから、こういう本が書けたと言ってもいいですね。
本の内容としては、読みやすいし、納得できる内容が多いため、スイスイとモチベーション高く読み進めることができました。
人生において読んでおいて損はない一冊ですね。
この本から学べるポイント
「話し上手」と「会話上手」は全くの別物
話しは一方的に相手に伝える技術。
会話は、相手とのコミュニケーション技術。
なぜ、話すのが苦手な人が多いのか?
話すのが上手になるためには、
「相手とうまく会話できなければいけない」とか、
「自分がいい人でなければ、相手に受け入れてもらえない」
という、べき論を思い込んでいる人が多いようです。
実は、人と話すのが上手になりたい時に、
「苦手な人とうまく会話ができなければならない」
なんて考えなくていいんです。
自分が話しやすい人と、自然と楽しく話ができる、それが自分の話のスタンスだというところに気がついていないだけのだそうです。
3つの否定タイプ
次のようなタイプの人とは、付き合わない方がいい。
1. 言葉の否定タイプ
・高圧的に物を言う
・嫌味を言う
・相手のせいにする
・言葉を選ばずにものを言う
2. 態度の否定タイプ
・難しい顔をする
・ノーリアクション
・腕組みをする
・会話中に携帯や時計を見る
3. 集団の否定タイプ
・集団になって相手を攻撃する
・仲間はずれにする
・悪口を言いふらす
人生の三大苦は「お金」「健康」「人間関係」である
自分の合わない人とは、「会わない」「話さない」というのが一番いい。
職場の同僚や上司などが、合わないと思ったら、転職すればいいんです。
チームや組織が嫌なら、そこから抜け出せばいいんです。
自分の気の合う人がいる場所で自分の幸せのみを考えることは、決して悪いことではないですからね。
もちろん、自分が相手から嫌がられる存在になっていれば話は別ですが・・・
世間の常識や、〇〇するべきを置いといて、自分の幸せを最優先に考える。
これが、会話や、人間関係において、一番うまくいく方法なのだそうです。
会話だけでなく、全てがうまくいく黄金の法則
不思議なくらい、人から好かれ、人間関係がうまくいっている人が周囲にいますか?
口数は少ないけど、誰もがその人と会話をすると、必ず好きになってしまうような人っているんですよね。
こういう人たちに共通している事は、
「相手に喜んでもらう事が大好きな気配り屋さん」
だそうです。
気配り屋さんには、人が集まり、自己中さんからは、人が離れていくんですね。
肯定話法
会話をしていると、相手が
「いや・・・」から始まる、「イヤ・オブ・ザ・イヤー」の人か、
「そうそう・・・」から始まる「キング・オブ・肯定」の人かを判別できる時があります。
この話し方の癖は、人の本質を見抜くこともできて、非常に便利なのですが、
自分ごととして考えると、肯定話法である
「そうそう」「そうなんだよ」「そうでしたが」
というように、
そうから始まる言葉を使うと、相手は気分良く話をしてくれるようになりますよ。
話し方だけで人生が変わる
自分に自信がない人なら特にですが、相手と会話をするときに、あることを意識付けておくと、
相手との会話が弾むだけでなく、その後の自分の人生も好転する事があります。
それは、
「どうすれば、相手の心が軽くなるか、相手が喜んでくれるか、そう考えながら会話をすればいい」
とのことです。
この気配りが思考にあるかどうかで、相手からの自分の評価が180度変わってきます。
なんなら、相手からの評価が良くなれば、今度は、相手が自分に気を配ってくれる、返報性の法則が働く場合もあります。
こんな風に、人は、気配り合う関係を心地よく考える生き物なんですね。
拡張話法
好かれる人が会話でやっている事。
「感嘆→称賛→反復→共感→質問」
これを繰り返すことで、相手からは好意を持ってもらいやすくなり、会話もいい感じに進んでいきます。
感嘆
「わあ」とか「すごい」という、感情を表す言葉です。
要するにリアクションですね。
適切なタイミングで、発すると、相手に「話を聞いてくれて受け入れてくれた」と思ってもらえます。
称賛
「いいですね」「すごいですね」は、リアクションとセットでいうことで、非常に会話のアクセントになりますl。
これを言われて悪い気がする人がいないぐらい、口癖のように言ってもいいぐらいの呪文です。
反復
相手の言葉を繰り返すだけで、相手が自分の話を聞いてくれていると思ってくれる魔法の話法です。
ただ、自然な反復と不自然な反復があるので、会話するときに、口説くない、不自然じゃない反復ができるように練習する必要があるかもですね。
とにかく意識したいのは、「ノー」ではなく、常に「イエス」と言っている気持ちが重要です。
共感
誰でも、自分と同じ考えの人、同じ感覚の人には、シンパシーを感じるものです。
会話で、「同じです」とか「自分もです」というだけでも、相手から、共通の同類で仲間意識が高まります。
質問
相手が言いたいであろうことを先回りして、質問すると、相手はどんどん話を進めてくれるようになります。
例えば、「犬を飼っている」と聞いたら、「どんな種類の犬を飼ってるの?」とか「どのくらいの期間飼ってるの?」とか「なんて名前?」
みたいな事を聞くと、相手から話を盛り上げてくれるでしょう。
「ふーん」で終わらせるのはもったいないですよね。
あとがき
「話し方が9割」は、ベストセラーで、本をよく読む人なら知らない人はいないと思いますが、その本の続編にあたる本書でした。
この作者が、実は、昔話べただったという話が読んでいてとても面白く、人は成長する生き物という事がよく理解できた内容でした。
例え、今嫌われている人でも、自分がそれに気がつき、努力したら、そのうち人から好かれる自分に変われるという勇気すら与えてくれるかもしれませんね。
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