
とあるIT系の会社さんからご相談をいただいたき、
開発部門から、会社経営のコンサルティングについての意見を求められた時の話です。
その会社さんは、従業員が50名強ぐらいで、部門が5つほど存在していました。
社長自ら「新規事業」を行う部門から、主力事業、手堅いB2Bビジネス事業などなど、
売上の柱をいくつか保持しているので、安定している会社さんだと、外から見ていた時には思っていました。
でも、内部をみさせていただいて、この会社の本当の問題点に気がつきました。
他の会社にも当てはまることが多かったので、ブログに残しておこうと思います。
経営方針がコロコロ変わる
社長や経営者が、毎日のように会食という名目で、別会社の人たちと飲み歩いている会社は。
「あの会社から聞いた話・・・」
というのを社内の従業員に、さも新しい情報のように伝えることがあります。
これ自体は悪くはないんですが、別の会社が良いと言っていた方針をすぐに採用しがちな経営者は、かなり危険です。
経営方針をコロコロ変えることで、従業員が目的のために働いていることを、根底から切り替えるケースも少なくありません。
まるで、経営者のビジネスゲームのサポートをしているような気分になってしまった従業員が考えてしまうことって大体想像できますよね。
部署移動が頻繁
従業員が会社に対して不満に思うときに、会社に対して退職の思考があることを伝えたとします。
ダメな会社は、その人を別の部署に異動させて、取り繕おうとしてしまいます。
また、この手の会社に多いのは、従業員が鬱病をはじめとする精神疾患を患ってしまう可能性が、異常に高いんですね。
従業員の気持ちを聞いてみると、以下のどれかを必ず言っている事に気がつきました。
「会社に行くのがストレス」
「仕事が楽しくない」
「気の合う人は何人かいるが、合わない人が1人以上いる」
こうしたことを察した経営者が、その人の気分を入れ替えようとして、部署移動や組織変更をするワケですが、
これが、臭い物に蓋をするだけの行為だと気がつかない経営者は、自分の会社に悪臭が蔓延している事に気がついていない証拠だとも思えます。
会議が異常に多い
現場ではなく、会議室での議論で全てが決まり、上司が現場を知らないという、一体誰がお金を稼いでいるのか社内で理解されていない会社は、
毎日のように会議が多いのが特徴です。
従業員が自分のカレンダー(予定表)を開いた時に、以下のようなスケジュールが見えたら要注意です。
・毎日何かしらの定例会議
・(仮)の会議が異常に多い
・全ての日の全ての営業時間に予定が書き込まれている
こうしたカレンダー状態を見たときに、上司が「言った言ってない」という話をしがちな会議をして、
ホウレンソウ=会議 という仕組みを独自に作っていて、従業員の報告にかける手間を工数として見込めていない上司の多い会社という認識を持つことができます。
もちろん会議が悪いわけではないですが、無駄が多い事に気がついていない経営者がいるというのが分かるわけですね。
責任の所在が曖昧
プロジェクトが立ち上がり、何人ものメンバーが携わっている場合、
誰が何をするかは明確になっているけど、「成功した時の話」はするけど、
「失敗をした時の話」をしないケースが多いのも、ダメな会社の特徴と言えます。
そして、よくあるのが、「成功したら上司の手柄」「失敗したら部下の責任」になっている会社は最悪です。
失敗したときに上司が部下に頭を下げるというのは、詭弁でも演技でもなく、人の心の現れだと思うので、上司の本質を見抜けるのは、プロジェクトが失敗した時かもしれませんね。
とにかく、責任の所在が明確かどうかは、こういう所で判断できますね。
問題が起きるたびにルールだけが増える運用
トラブルが発生した時に、従業員に始末書を書かせるというのは、よくある話ですが、
次にその失敗をしないように会社としてルールをどんどん増やす場合があります。
気が付けば、「このルールなんで存在するの?」と意味のわからないルールがてんこ盛りの大盛り漫画メシ状態になっている組織もあるでしょう。
ルールを追加することがダメなのではなく、ルールを定期的に見直しているかどうかというので、会社の組織にあったルール運用が意識されているかの判定ができます。
また、ルールを口伝えの昔話みたいなっているケースもあり、ちゃんとドキュメントとして明文化しているかどうかも、おとぎ話会社かどうかを判断できるので、組織の見極めの時に聞いたりしますね。
改善提案が歓迎されない
思考が鎖国の人たちが集まる会社組織は、江戸時代の日本のようです。
おそらく、会社内の知識が昨今の当たり前からかなりかけ離れているケースも多く。
こうした組織は、決まって同じ口癖を言うのが特徴です。
「昔からこうだから」と「余計なことをするな」
この2つです。
作業員が何も考えずに、自分が教わったことをそのまま疑問も持たずに、仕事として黙々とやっているのは、
従順な従業員ではなく、効率化や組織の発展に興味がない作業員とも考えられます。
それに気がつかない経営者もポンコツですが、その組織には何の創造性も感じられないため、会社としてオワコンと言ってもいいかもしれませんね。
残業する人ほど評価される
朝早く出社して、夜遅くまで仕事をしている人は、頑張り屋さんでしょうか?
もしかして、作業能力の低い人なのかもしれません。
中には、早く変えると、社員同士で、早く帰宅する人の悪口大会が始まるのを楽しみにしているとか、そのターゲットになるのが怖いから早く帰ればいという思考の人もいるかもしれません。
同僚や経営者の話で盛り上がるのはいいですが、こうした悪口大会が開催される会社って、未来が無いと言ってもいいかもですね。
人手不足と言ってる会社
右を見ても左を見ても「人手不足」という声が聞こえてきます。
でも、「人員過剰」とか、「人手が足りすぎている」って聞いたことがないですね。
世の中の会社って、人手不足が当たり前で会社とは、そういう状態が健全なのかもしれません。
これを、人手不足だから、経営が傾いていると言う会社は、効率を考えきれてないし、会社の魅力を世の中に発信しきれていないケースも多いでしょう。
本当に人手不足で、従業員の作業が激務になっているとした場合、経営者が毎晩のように会食をしているという、まるで現場をしらない経営者は、きっと会社の中で複数の組織分断を作ってしまっている状態なんでしょうね。
あと、人手不足と言っている会社って、人員の入れ替わりが激しすぎるという特徴もあるので、入退社の多い会社とも見て取れます。
あとがき
従業員は会社を選択する自由があります。
でも、経営者は一度採用した従業員を退社させることは極めて難しいのが、今現代の日本の法律です。
労働者を守る世界的にも恵まれている国かもしれませんが、
一方で、モンスター労働者を増やす施策にもなっている面もあります。
毎月、会社にさえ行っていれば、契約した最低限の給料が振り込まれるし、
有給休暇を使えば、休んでいてもお金が振り込まれます。
これを甘んじて自己利益のみを優先しようと考える従業員が会社にいると、とたんに調和が見出されてしまうんですね。
個人的には
組織のガンだと言っているんですが、会社組織って、経営者のポンコツと従業員のポンコツ、このどっちかがあってもダメと言うことが、他の会社のダメ組織をみているとよくわかりますね。
面白い点としては、ポンコツが好きな人も中に入ると言うことです。
一体どういう思考をしているのかは、今後分析してみたいのですが、全く理解できませんねwww
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