
「熱意を持て!」
仕事でも、勉強でも、スポーツでも、ホントよく聞く言葉ですよね。
でも、あるとき、この言葉を聞いてふと疑問に思ったんですよ。
熱意って、一体何度くらいなんだろう?
100℃くらいなのか?
それとも1000℃を超えるような灼熱なのか?
もしかして「熱意」というものを、ずっと勘違いしているのかもしれない・・・
熱すぎるものは、長く持てない
当たり前ですが、お湯を100℃まで熱すると、勢いよく沸騰します。
でも、その状態を維持するには、ずっと火を当て続けなければならない。
人も同じだと思うんです。
「よし!今日から毎日5時間勉強する!」
「毎朝4時に起きるぞ!」
何かしらのモチベーションで、最初はものすごい熱量で始めるコト多いですよね。
ところが数日後には、
「今日はちょっとだけ休んでもいいかも・・・」
となる。
熱すぎるものは、エネルギーを消費しすぎるのが原因かもですね。
だから冷めるのも早いんです。
一番強いのは「ぬるい熱」
意外かもしれないが、鉄を加工するときも、ずっと最高温度にしているわけではない。
目的に応じて温度を調整するモノです。
人間も同じなんですよ。
毎日コツコツ続ける人は、一見すると熱意が無いように見えてしまいます。
SNSで「絶対成功する!」と叫ぶこともなければ、誰かにに宣言もしません。
でも10年後に振り返ると、その人だけがとんでもない場所まで進んでいるんです。
それは、熱意を燃やしているのではなく、
保温しているからだと思うんですよね。
熱意は直火炊きではなく、炊飯器だった話
熱意というと、
焚き火みたい炎的なモノをイメージしません?
勢いよく燃え上がる炎はカッコよかったりもします。
でも、
本当に役に立つ熱は違うんですよね。
個人的に思ったのは、炊飯器の「保温機能」のほうが近い気がするんです。
派手ではないし、温度も高くない。
だけど、一日中、ずっと同じ温度を保ってくれています。
この
地味さが、実はすごいんですよ。
勉強も、仕事も、筋トレも、ブログも。
これらで成果を出している人ほど、毎日を「保温モード」で過ごしているように思えません?
熱意は「何度あるか」ではなく「何日続くか」
熱意が1000℃ある人より、
60℃を1000日続けられる人のほうが強いんです。
なぜなら、人生は短距離走ではなく、ほとんどが持久戦だからですね。
瞬間最大風速は、人を驚かせるけど、積み重ねた風は、地形すら変えることもありますからね。
もちろん、闇雲に全力疾走するよりも、適度な速度で周りを見渡しながら、確実に進んでいく方が、何事も成功しやすいはずですから。
あとがき
昔の自分は、「もっと熱くならないとダメだ」と思っていたこともありました。
モチベーションが高い日こそ正義で、
やる気が出ない日は負けだと思っていたんです。
でも今はそれがまるで逆だったことに気がついたんですよ。
やる気がある日も、ない日も、とりあえず少しだけ進める。
そうやって毎日
同じ温度を保つほうが、結果として遠くまで行けることに気づいちゃったんですよね。
だから最近は、自分にこう問いかけるようにしています。
「今日は何度まで熱くなれた?」ではなく、
「今日はちゃんと温度を保てたか?」
毎日最低限こなすルーティンだけ守っていれば、着実に物事に対して進んでいる感覚が持てるからですね。
熱意とは、燃え上がる炎ではない事にきがついたら、
静かに、確実に、自分を前へ動かし続ける"適温"だという事にも、気がつくタイミングかもしれませんね。
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