会話の事前準備についての話

2024/02/18

コミュニケーション

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eyecatch ビジネスマッチングアプリで知り合った人とZoomで会話をするのが日課になっているユゲタです。 毎回色々な興味深い人たちと話せるのが面白いですが、話が続かないタイプの人もいたり、 この人苦手だな〜と感じてしまう人もいます。 人見知りとか、人と話すのが苦手だという事を自分から冒頭に言われる方もいますが、 会話をしていて面白いかどうかは、そういう点ではない事に気が付きました。 初めて合った他人と楽しく会話できるポイントを自分なりにまとめてみました。 (あくまで自分流の会話術です。)

話をしていて苦手と感じるタイプ

意識高い系学生さん

先日マッチングした学生さんと話した時に、年齢が3倍近く離れていて、自分の子供と同世代ということで温かい目でみていたのですが、 その学生さんは、定時制高校に通いながら、Web系のデザイナーをしてすでにお仕事を始めていて、高校を卒業したらすぐに自分の会社を起業したいという野望を持っている方でした。 ここまで聞いただけだと、意識高い系の若い人という印象ですが、Zoomで話している時に、カメラは恐らくzoomが起動しているノートパソコンについていると思われるんですが、 常に右上を大きく見ながら話をしていて、一生懸命左脳を探索している思考が仕草から伺えました。 そのオーバーリアクションもそうですが、話す内容が事前に何も考えていなかったのか、これまで考えたことが無かったのか、他愛もない質問に対しても答えるまでのシンキングタイムが将棋を指しているかのように長考する傾向があり、会話をしているのがしんどい印象を持ってしまいました。

人の話を聞かない起業したての方

次に話した(マッチングした)のが、結婚して子供が出来たので、自宅でできる仕事をやるために、個人事業でSNSコンサルティングを始めたという女性の方でした。 半年前に起業届を出して、マッチングアプリで営業活動をしているのだそうです。 この時点で、ユゲタのプロフィールに、「営業、勧誘お断り」という文言を見ていなかったというのが分かり、申し訳ないですが、会話を始めた冒頭から、「いつzoomを切ろうか・・・」という事だけを考えていました。 いつもマッチングして初めてお話をする時に、お互いに自己紹介をして話を進めるのですが、冒頭からその方の自己紹介から営業話で一向にボールがこちらに回ってこなかったので、会話のキャッチボールが意識できていない人だという印象を受けました。 そして、ようやくやってきたこちらの自己紹介の時に、遠回しに過去に出会った営業や勧誘のゴリ押しの人に困った話をしたら、その人は自分のことを言われているとは感じなかったのか、最後までずっと営業活動に勤しんでいました。

セミナー勧誘活動の方

自分が高額なセミナーに参加して、そのセミナーがどれだけ素晴らしいかを伝えている宣教師さながらの人もいます。 これはほぼマルチ商法だと思っているんですが、そのセミナーがどんなに優れていても、通常の金額からかけ離れている事を意識できていなくて、すごくいいセミナーなので、「一度来て見て欲しい」の一点張りで、まるで魅力が伝わってこなかったので、 宣教できていない残念な人だったのですが、話してわからない宣伝活動であれば、マッチングアプリでの宣教活動はまるでマッチしていないということは、本人にはかわいそうすぎて伝えないであげました。

何故話がうまく回らないのか?

人と会話が苦手な人は、自分の頭の中で自分との会話ができていない人ではないかと思います。 人が思考する時というのは、自然と自分の頭の中にいる自分の思考と脳の中で会話をするように、文章を組み立てていく感覚があります。(自分だけなのかな?) その時に、「その言い回しはなんか違うな・・・」とか「この言い方を聞いたら相手はどう思うか・・・」なんてことをシミュレーションすることができるんですが、 こういう体験をしたことがない人なのではないかと感じてしまいます。 誰にも知られずにそうしたシミュレーションができれば、実際に人と会話をする時に、その頭の中の文章をそのまま読み上げればいいだけなんですけど、 それが出来ない人はぶっつけ本番で、相手と会話を始めて、その場で考えてライブ感満載ですが、話の筋道も組み立てられなければ、話のオチもなく、相手にどう感じてほしいかという着地がまるで見えていない話になってしまいます。 難しく聞こえる人もいるかもしれませんが、話が上手い人は結構これをやっていると言う話を聞きますね。

面白いと感じる会話術

ChatGPTって、どんな無理難題な質問を投げかけても即座に返事が返ってくるじゃないですか。 その即レスが、人ができれば心理的におもしろいと感じるようです。 例えば、AIじゃなく普通の人に自分が本当に知りたい情報を質問して、その人がその返答を即レスしてくれると、その会話リズムが気持ちよく感じると思います。 これは会話のテンポを理解できている人のテクニックなのですが、事前にその情報の事を知っていればその情報をそのまま伝え返しているのですが、 その情報を知らない時という場合もあります。 そんな時にどうやって即レスしているのかというと、パターンが2つあり、
1. 知っている方法を組み合わせて自分の思考として組み立て直してあくまで推測するパターン 2. まるで知らない情報なので、想像して自分ならこう考えるという創作パターン
どちらも、想像をして返答をしているワケですが、慣れてくるとどんな質問でもこの方式で自分の意見を返すことができます。 さらに上級テクニックとして、どうしても返答が思い浮かばない時は、逆に相手にヒントとなる質問をリターンするという方法もあります。 話を逸らすわけではなく、周辺情報などを深掘りして聞くことでその場で自分の思考を広めるという方法です。 これらは、テンポよく返答することで会話自体が楽しくなり、相手も一緒に考え始めるという面白い関連性が生まれることが多いです。

口下手、人見知り、会話が苦手はメリット無し

心理的な病気などに関しては、ユゲタは専門ではないのでここでは考えないことにします。 でも、人前で話をするのが苦手という人や、人見知りなので会話自体が苦手という風に相手に伝えることには何の意味もありません。 相手はあなたと話をして、面白かったかどうかという記憶だけが残ります。 または、少し腰を低く相手と接すると、情弱を食い物にする人達からすると格好の餌に感じる場合もあるので、あまり自分を卑下しないほうがいいんじゃないかと思います。 苦手は克服するために神様が与えてくれた人生の課題だと考えると、なんとなくそのミッションをクリアする意欲が湧いてきませんか?

あとがき

話ができない人がまるで駄目な人という印象を与えてしまっていたら申し訳ないのですが、そういう人たちをダメ出ししているわけではなく、個人的に会話を楽しくしたいな〜という本音の話でした。 楽しい会話ができる相手と話していると、心の底まで幸せな気分に感じるはずです。 人がコミュニケーションを取るのは、本能で言語が同じであれば誰でもできると考えている人も多いと思いますが、 会話にも色々な事前準備が必要だし、人のスキルはそうした会話スキルでの序列があるという事をこのブログから読み取ってもらえると、このブログを書いた意義がありますからね。

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