ごちそう・・・それは、ありあまる脳内麻薬を分泌させて、気分が向上して、テンションがバク上がりして、幸せな気分にさせてくれる食べ物。
辞書では次のように書かれています。
1 「馳走」を、それをする人や、する相手を敬っていう。また、「馳走」の美化語。心を込めてもてなすこと。特に、食事などをふるまうこと。また、そのもてなし。
「—になる」「鮨 (すし) を—する」「冬は火が何よりの—だ」
2 ぜいたくな料理。豪華な食事。「生まれてはじめての—だ」
参考: goo辞書
今回紹介するごちそうは、食べ物ではなく、「達成感」という感情のごちそうになります。
人は日々、ストレスと戦いながら生きていかないといけません。
そんなストレスを払拭するための対抗馬が、
幸福感です。
そして、そんな幸福感を味わうために、
達成感が必要だということに気が付きました。
何かの物事を達成することで、幸福感を感じることができるんですね。
もちろん、おいしい食べ物を食べて幸福を感じることも用意ですが、今回紹介する達成感は、持続力がハンパなく長いというメリットもあるので、普段達成感を感じにくい人は是非ブログを読んでみてください。
達成感の種類
達成感を料理に例えると、前菜(オードブル)から、メイン、デザートまでフルコースでは10品以上の構成が出てきますが、達成感においても多種多様が存在します。
継続の達成感
最も簡単だけど、なかなか人が感じにくい達成感が「継続」です。
毎日コツコツと何かちょっとした事を継続していく事で、100日後には、100回の継続が達成できます。
ブログや日記、スポーツ、ダイエット、掃除、何かしらの決まり事(ルール)・・・
毎年1月1日に、今年は毎日何かを継続する目標を立てる人も多いと思いますが、おそらく1ヶ月もしないうちに、継続を忘れてしまっている人が多いようです。
なので、継続の達成感を感じることができたら、その後半永久的に継続を持続し続けて達成感を感じ続けていけるという魔法にも似た効果が味わえます。
モノ作りの達成感
何かを作るという行為には、
完成という達成感が待ち受けています。
もちろん、完成しない事もあるので、その時は、挫折感という感情を味わってしまいますが、諦めずに完成させたら、必ず達成感を味わうことができます。
完成しても「もっとよく作れるのではないか?」とか「他の人よりもクオリティを高くしたい」というさらなるレベルアップ感を持つことで、同じものを作っても何度も達成感を味わう事も可能です。
比較の達成感
何かしらのコンテストで、1位を取得したり、コンテストで優勝するという、他人よりも優れていることが認められると、凄まじい達成感を味わうことができます。
特にコンテストなどでなくても、他の人よりも、自分の方がレベルが高いと明確な比較で上回っている場合でも、優越感という達成感を感じることもあります。
できれば、他人に認められる達成感を感じるほうが幸福感につながるので、オススメですね。
社会的な達成感
ボランティアや、何かしらの社会貢献というのは、強い達成感を感じる場合があります。
他人を助けるという思考は、相手からの見返りを求めない思考が強く、自分の脳内麻薬が分泌しやすくなるようです。
この達成感を感じることが出来る人は、普通の人よりも幸福感を高く味わうことができるという傾向があるみたいですね。
チヤホヤされる達成感
他人からもてはやされることで感じる幸福感がありますが、人の容姿や地位、何かしらの特権を持っている人が味わうことができる達成感です。
この達成感は諸刃の剣になる可能性が高く、本人の実力に関係なく達成感を感じてしまうので、その後にそれを超える達成感を味わいにくくなってしまいます。
一発屋と言われる人や、その後精神を壊してしまう人も少なくないみたいですね。
チームの達成感
スポーツなどを想像するとわかりやすいですが、自分を含めた数名で、何か一つの物事に打ち込んだ先に味わうことができる達成感です。
一人で他人に認められるよりも、複数人で認められると、その達成感の量が爆発的に大きくなる傾向があります。
達成感を独り占めせずに、仲間を集めて大きな達成ができる組織は強くなるという事がわかりますね。
知的な達成感
勉強をするという行為に対して、達成感を感じることができるようになれば、何かを学習する事に対して抵抗がまるで無くなります。
世の中の知識に対して貪欲に知りたいという欲求が生まれます。
そして、何か知らないことを知ることができたという小さな学習に対して達成感を感じることができるようになるでしょう。
成長の達成感
学生の頃、自分の身長が伸びただけで達成感を感じたことがあります。
でも、20歳を過ぎて、年齢が増すことに対して達成感を感じづらいとおいう一面もあります。
でも、学習や知識だけでなく、達成感を感じると自分の成長を感じることができ、成長を感じることで味わうことができる達成感というのがあるんではないかと思います。
良い達成感と、駄目な達成感
達成感と一言で言っても、良いも悪いもあります。
良い達成感
自己成長につながる達成感で、同時に他人に影響を与えたり、その後の達成感につながる継続的な達成感を味わうのは、非常に良い達成感です。
もちろん、何かのコンテストなどで一等賞をとるという達成感は、瞬間的な達成感ですが、自己肯定感を大きく向上させることができるます。
悪い達成感
たまに、物事を達成していないのに、達成感を感じてしまう勘違いがあります。
例えば、何かの作業をしているときに、あともう少しで完了だけど、「もうここまででいいや!」と最後までやらずに、テキトウなところで終わらせてしまい、本人は完了したつもりでいる状態の時です。
この時に、本人は中途半端だけど、とりあえず終わらせたという達成感を味わってしまいます。
諦めたわけではなく、100%じゃなくて、70%でも完了と自分で決めたゴールの達成感ですね。
もちろん、その後にその状態でも他人から認められるぐらいのクオリティであれば、さほど問題がないんですが、他人は認めることができないクオリティの場合、残念な達成感と言わざるを得ません。
達成感の味わい方
達成感って、他人から認められると簡単に感じることができますが、そう簡単に他人から何かを認めてもらうことって難しいでしょう。
自分の容姿やスキル、制作した作品やコンテンツなどを、見てくれて、それに対して感銘を受けてくれた人のみが、認めてくれるので、そもそもアウトプットしていない人は、他人から認められにくいという事です。
インプットばかりして、自己達成感を味わってばかりいる人は、是非アウトプットから味わうことができる達成感をオススメしたいですし。
日々感じている小さな達成感を、できればたまには大きな達成感を感じる仕組み作りをするという事は、自分の色々な面でのスキルアップにつながるでしょう。
達成感と幸福感
達成感を味わえば味わうほど、人は幸福感を感じることができます。
幸福感を感じない人は、人生がつまらないと感じ、幸福感を感たいけど感じられない人は、達成感が足りていない可能性が高いです。
人間の赤ちゃんは、両親からたくさん幸福感をもらうことができます。
・寝返りした
・喋った
・歩いた
・絵が上手
・何かが良く出来た
これらは、誰もが大人になっても認められたい内容でもあります。
手軽に味わうことができる達成感は、身近な幸福感に繋がりやすいので、毎日あまりおもりそくないと感じている人は、自分の味わいやすい達成感を見つけてみませんか?
あとがき
達成感をごちそうに見立ててブログを書いてみましたが、書いていて自分でも気がついていなかった達成感や幸福感があったことに気が付きました。
達成感の蓄積って、目に見えないけど自分で機にするといくつも存在するな〜って考えて、
なんだか他人の達成感についていろいろと聞いてみたくなってきました。
でも自慢げに話をする成功者の話は聞きたくないと思ったのは何でだろう?
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