学生時代に学校に遅刻をしたことが何度かありました。
朝早いアルバイトで起きれなかった事が何度かありました。
社会人になって、会社に遅刻をしたことが何度かありました。
でも、年をとるに連れて、遅刻をしなくなってきました。
どうやら、睡眠して起きられないのは若さの特権かもしれませんね。
遅刻するということは、時間にルーズと思われてしまう人になってしまうので、遅刻しないための
タイムマウントという、言葉について考えてみましょう。
あ、このタイムマウントって、ググッてもどこにも説明は書かれてませんよ。
だって、さっき自分で考えた言葉なんで・・・
タイムマウントについて
時間に正確な人ほど、他人からの信頼を得られやすく、心理的マウントを取りやすくなる。
これまでの社会人経験などを踏まえて改めて考えてみたら、遅刻をする人って、人からの信頼が低くなりがちなんですよね。
どんなに仕事ができても、遅刻をしてしまうと、その人の人間的評価が下がってしまうんですが、このブログを読んでいる人の周囲にも遅刻常習犯はいるんじゃないですか?
もし、それが自分だと思ったら、タイムマウントを理解すると、周囲からの信頼がアップするかもしれません。
タイムマウントの本質
会話で、自分を上位な立場にするために、相手の意見を無視してまくしたてるような事を、
マウントを取るという風に言われますが、
タイムマウントはその時間版で、時間の使い方を上手にすると、相手よりも立場が上回って、見えないマウントを取ることができるという心理的上級テクニックです。
待ち合わせにおけるタイムマウント
友達と遊ぶ時やデートなどでの待ち合わせで、遅刻をしていくと、決まって、その後のご飯を奢る羽目になりがちです。
または、別の何かでの埋め合わせをした経験ある人、多いんじゃないでしょうか?
遅刻した人は、ご飯やら何かしらのプレゼントをすることで、遅刻をしたことの埋め合わせができて、それでイーブンになる心理が働くでしょう。
ということは、遅刻をした人の方が、立場が低くなっているという縦社会が生まれているワケです。
会議におけるタイムマウント
ある会社で、15時から定例で会議をする予定になっている時に、15時にゾロゾロと会議室に会議メンバーが入ってくる姿を見た時に、
この会社の時間間隔は会議スタートでその会議の準備が始まるのがデフォルトなので、色々なところでの論理思考が行き届いていないと気が付きました。
案の定、その会社の使っているシステムは、ハチャメチャで整理されておらず、社内の問題も呆れるぐらいの人事問題だらけで、その会議内の一番ポジションが高い人が部下に対して暴言を吐きまくっている昭和な体質の会社でした。
時間の使い方を見ると大体その人(会社)がどういう思考レベルなのかが手に取るように分かります。
上手なタイムマウントの取り方
個人的な時間の使い方で気を使っているのは次のようなポイントです。
1. 朝、早起きをする
2. 人との待ち合わせは、必ず5分早く行く
3. どんな作業をする時でも、人よりも早く終わるようにする
朝、早起きをする
言わずもがなですが、意識の高い人や、会社経営者などはみんな朝早起きをして、朝活をしています。
何故か朝早く起きるとその日一日が長く感じませんか?
逆に夜どんなに遅く起きていても、同じ一日の時間が短いと感じるという事ですよね。
恐らく人は、一日を、朝昼晩夜と言うふうに、太陽の動きで追っているので、4セグメント存在する時に、朝をすっ飛ばしてしまうと、昼晩夜という3セグメントしか感じないので、朝が抜けた分短いと感じてしまうんでしょうね。
そう、朝昼晩と夜は、だいたい同じ時間だと考えると、夜自体で3セグメントを持っているワケです。
せっかく四季を味わえる日本に住んでいるのであれば、すべてのセブメントを味合わないと損したと思いますよね。
人との待ち合わせは、必ず5分早く行く
個人的に、どんな場合でも待ち合わせ場所に相手よりも早く行くようにしています。
時間ぴったりに来ればいいと考えて言う人は、人間関係におけるタイムマウントを取られてしまっているでしょう。
遅刻しなければ良いのではなく、早く来たものが立場的に優位に働くという心理が人には備わっています。
どんな組織でもリーダーは、一番前を歩きます。
先頭は決まって、団体のトップ。
そんな錯覚を時間という見えない概念で抱いてしまいます。
どんな作業をする時でも、人よりも早く終わるようにする
仕事で同じ作業をする時に、容量のいい人は誰よりも早く作業を終えます。
同じ作業をして、早く終る人と遅く終わる人を、周囲の人は序列を付けて見る傾向があります。
早く終われば、仕事がデキる人、作業が遅い人は仕事がデキない人。
もちろん、丁寧でゆっくり作業をして、クオリティが高いというケースはありますが、同じクオリティで比較をすると、より時間が早いほうが人としてのクオリティが高く見られます。
タイムマウントの椅子取りゲーム
オクラホマ・ミクサーでおなじみの椅子照りゲームは誰もが知っているゲームでしょう。
ゲーム参加者よりも少ない数の椅子に座る、マウント取り合いゲームの元祖でしょう。
仕事などでの予定を組む時に、いつも頭の中にオクラホマ・ミクサーが流れてきて、
自分の予定がきれいに埋まっていけば気持ちがいいのですが、たまに予定が同じ時間でかち合ってしまう時に、どちらの予定を優先させるかという、時間の椅子取りゲームが始まります。
より自分にとって有利な方が最終的にその勝負に勝ちますが、負けてしまった予定には、必ず相手がいて、その相手に時間変更のお断りをしなければいけません。
「緊急の優先事項が入って・・・」という文句で言いますが、実際は、「あなたの予定の方が優先順位が低かったです」という内容でしょう。
タイムマウントは時間を操る魔法のようなモノ
そろそろ、タイムマウントについて理解できてきたと思いますが、何でも時間を早くすればいいというだけではなく、
効率よくというのがタイムマウントのコツです。
雑に早く物事をこなすのは、むしろマイナスに働いてしまいます。
そんな、
スピードとクオリティは、トレンドオフだと考えてしまうのは、まだまだ、タイムマウントの魔法が使えるレベルではない段階です。
クオリティを高くしたければ、日々の鍛錬が必要だし、時間を早く勧めたければ、高いクオリティでの行動を何度も繰り返して行う必要があります。
その先に、人よりも高いクオリティで作業が早かったり、気がつけばその場所に自分より早くいる人という、魔法使いのような人物になることができます。
ハリーポッターのような魔法使いではなく、実際は、手品師のような感じの魔法ですね。
そして、その魔法使いレベルになると、他人からの信頼を得られやすいというまさに魔法の効果が現れるようになりますよ。
あとがき
長く眠れるのは若い特権といって、ゴロゴロダラダラト休日を過ごす人いるんじゃないでしょうか?
気がついた人だけが取得できる、タイムマウントという魔法を取得してみたいと思ったら、まずは自分の睡眠時間をコントロールする魔法を覚える必要がありますね。
そうすると、次第に、他人の時間もコントロールできるようになりますよ。
ギリシャ神話にでてくる、時間を司る、クロノスとカイロスいう神がいます。
時の流れを司る
クロノスと、時間の活かし方を司る
カイロス。
タイムマウントを習得したい人は、どちらの神も参考にした方がいいでしょうね。
興味がある人は、ギリシャ神話調べてみましょう。
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